DX超合金 グレートインボックス ファイブロボ バンダイ
1990年発売 定価5800円

戦隊ロボ第12弾、3体合体に回帰するもメカ同士で合体するファイブトレーラー搭載!
時代は1990年代に突入。
3機合体ライブロボから5機合体ターボロボに戻るも再びロボ3機合体へ回帰しました。
ロボはもちろん、メカ同士で合体するファイブトレーラー形態が大きくアピールされたパッケージデザイン。
GREAT IN BOXの表記もまぶしいですね。
全体的に感じる硬質的な雰囲気が90年代バンダイらしい感じがします。
どことなくこれまでの戦隊ロボのオマージュを感じるシステムとデザイン。

 

 

パッケージ左右
ハンドルつき

 

パッケージ 天面・底面
グレートインボックスの表記が大きく出ています。

 

DX超合金 ファイブロボ 内ブタ
それぞれのメカが連動する図が描かれています。
しかしながら説明は全て英語表記というのがユニークなポイント。
英語の方が大人っぽく、よりスマートかつ専門的なイメージになりますね。

 

ファイブロボ 付属品
ハンドソード、ソードガン、ツインカノン、ダブルショットガン、パワーアブソーバー。

 

説明書
合体指令書はフルカラー写真。
白黒の補足説明が付属。

 

 

スカイアルファー (Sky Alpha)
ファイブレッドが操縦する小型戦闘機。
ファイブロボの頭部、胴体の半分を構成。
主武装は本体背部から発射される5連レーザー、「アルファーレーザー砲」。
※細かいんですが、呼び名は「スカイアルファー」と「スカイアルファ」2種類の表記があります、劇中の呼び方は「スカイアルファー」っぽいです…

 

スカイアルファー 飛行形態

 

スカイアルファー サイドビュー
劇中では着陸脚が機首と胴体についていましたが、玩具では再現されず。

 

スカイアルファー トップビュー
シールではありますが、様々なディテールが入っていて華やかな機体ですね。

 

 


 

 

キャリアベータ (Carrier Beta)
ファイブブラックとファイブイエローが操縦する大型トレーラー。
ファイブロボの脚部と胴体の半分を構成。
ダイキャストの使用が集中しているために重量があります。
主武装は上部のパネルが展開させて砲撃する「ベータランチャー」。

 

キャリアベータ アンダービュー
左右で10輪のタイヤを使ってガチャガチャとコロ走行できます。

 

 


 

 

ランドガンマ (Land Gamma)
ファイブブルーとファイブピンクが操縦する多目的装甲車。
ファイブロボの両腕を構成。
主武装は背部のガンマカノン砲。

 

 

ランドガンマ アンダービュー
劇中では軽快な走りで飛んだり跳ねたり派手なアクションを得意としていました。

 

ランドガンマ サイドビュー
ホイールは銀メッキ、タイヤはゴム製でなめらかなコロ走行ができます。

 

ギミック
ガンマカノン砲は向きを変えることができます。
ちなみにガンマカノン砲はロボ状態ではツインカノンに名称が変わります。

 

ギミック2
付属の劇中未登場武器ダブルショットガンに換装することもできます。
ちなみに形状はキャリアベータに内蔵されている武器「ベータランチャー」に似ています。
もしかしたらキャリアベータに装着する予定があったのかも知れませんね。

 

 


 

ファイブトレーラーに合体だ!
※劇中では特にコールはなかったと思います…

 

 

スカイアルファーの変形1
機首を上下に開き先端部を収納します。

 

  

スカイアルファーの変形2
後部セクションの左右それぞれ2枚の翼を内側へ収納します。
パタパタと楽しいところ。

 

 

スカイアルファーの変形3
機首と後部セクションを折り曲げます。
※変形ミスで機首部分の収納が最後まで完了していません、すみません・・・

 

 

スカイアルファーの変形4
内部に収納されていたタイヤを外側へ出して完成。
※変形ミスで機首部分の収納が最後まで完了していません、すみません・・・

 

 

キャリアベータの変形
後部パネルを展開、タイヤユニットも反転させます。

 

ちょっと見にくいですが、内部にはモールドがびっしりと彫られています。

 

ランドガンマをキャリアベータに乗せます。

 

スカイアルファー、キャリアベータを連結させます。

 

 

 

ファイブトレーラー (Five Trailer)
ファイブマシンがメカ状態で連結合体!
スカイアルファーは外見が大きく変化し電車の先頭車両のような姿になっているのが面白いです。
主武装は先頭のスカイアルファーから発するレーザー攻撃。

 

ファイブトレーラー フロントビュー
かつてのダイナロボで見せたメカ同士の連携がさらにパワーアップ!
ロボ同士の合体はもちろんですが、合体前のメカ同士の連携もプレイバリューを感じて楽しいですね。

 

ファイブトレーラー リアビュー
荷台に車がのっているだけでワクワクします。

 

ファイブトレーラー サイドビュー
横に流れる3機のラインも見事に連動しています。
こういう部分もたまりません。

 

ファイブトレーラー アクション!
連結部分が可動するので、このようにトレーラーらしい動きが可能。
サイズも大きいので14輪を使ったコロ走行も楽しいものになっております。
この状態で基地マグマベースから発進した回もありました。

 

 

ランドガンマ 乗降ギミック
さらにキャリアベータからスロープが展開、ランドガンマを自然に乗降させることができます。
ランドガンマがゴムタイヤなのも相まって感触もよく、とても楽しく遊べます。

 

 

 

「ファイブマシン発進!」

 

「合体、トリプルジョイント!」

 

スカイアルファーの変形

 

 

スカイアルファーの変形1
ファイブトレーラーと同様に機首と翼を内部に畳み、さらに機首と後部セクションを畳みます。

 

 

スカイアルファーの変形2
底部のパネルを開き、頭部を取り出し再びパネルを閉じます。

 

ランドガンマの変形

 

 

ランドガンマの変形1
左右に分割します。

 

 

ランドガンマの変形2
内部から拳を出し、中央のパネルを下げます。

 

キャリアベータの変形

 

キャリアベータの変形1
運転席ブロックを上げます。

 

キャリアベータの変形2
さらに運転席ブロックの付け根を伸ばします、ベータ後部を大きく展開させ足にします。

 

 

キャリアベータの変形3
運転席ブロックをつま先にし、背中を回転、腰パネルを移動させます。
全機合体準備完了!

 

劇中の合体シークエンス再現!

 

劇中の合体シークエンス 再現2
キャリアベータから見た視点で、合体したアルファーとガンマの胴体が迫ってくるシーンがカッコ良かったですね。

 

「完成、ファイブロボ!!」

 

玩具的 合体図!

 

 

 

DX超合金 グレートインボックス ファイブロボ (Five Robo)
シンプルな3体合体に戻ったものの、各機ほどよく変形しカチっと遊びやすい安定した合体システムを搭載。
プロポーションもDX超合金ロボ的なマッシブ体型。
造形、重量感どれも高レベルで非常に良くまとまっています。
腕にカノンを装着したデザインは戦隊ロボの中でも珍しいと思います。

 

ロボにはファイブマン5人の得意分野と担当科目を象徴する記号が入っています。
ちなみに胴体中央はレッドの「原子運動」、右腕はブルーの「運動をする人」、左腕はピンクの「数学の加減乗除」。
右足はブラックの「語学」、左足はイエローの「音符」。

 

ファイブロボ 正面
造形は完全に左右対称でまとまっています。
デザインはチェンジロボやフラッシュキングに近い感じがしますね。
大きさは約25cm。

 

ファイブロボ頭部造形
額に1つ胸に2つのVが入っています。
ファイブマンの「V」だと思いますが、のちのスーパー戦隊の総合ロゴ「V」でもありますね。

 

ファイブロボ 頭部造形2
ラグビー選手のヘッドギアを思わせる頭部デザイン。
瞳は塗装ではなく別パーツで造形されています。
個人的に大好きな青い顔のロボ!

 

ファイブロボ バストアップ
ターボロボ同様に本体や武器にミサイル発射機構を一切持っていない1号ロボでもあります。

 

付属品パワーアブソーバー装着状態!
こちらもターボロボ同様に付属していた足底の補助パーツ。
ターボロボの場合は足底がタイヤだったので用途が明確でしたが、ファイブロボの場合は該当するようなことがありません。
もしかしたら足底の塗装保護でしょうか、イマイチ用途がわかりません。
また分離時も完全に余剰パーツとなります。
「パワーアブソーバー」としっかりした名称なのが面白いですね。
ちなみに劇中に登場した着ぐるみのファイブロボの足底にもちゃんと黒いソールのようなものがあります。

 

ファイブロボ アンダービュー
四角くガチッとしたシルエットがいいですね。

 

 

ファイブロボ アクション!
可動部は腕のみ。

 

装備武器 ツインカノン
劇中では砲口は外に向いていましたが、玩具では武器を持たせるときに干渉してしまうので逆向きにしておくのが通常状態となっています。
ランドガンマではガンマカノン砲という名称でしたが、ロボ状態ではツインカノンとなります。

 

「ツインカノン!」
戦隊ロボでは珍しい腕に装着したままの武器。
銀帝軍の戦闘機を撃墜しました。

 

さらに付属のダブルショットガンに換装!
劇中未登場の武器。
ちなみに説明書でも遊び方は正確には明記されておらず。
この遊び方であっているかはわかりません。

 

ツインカノン&ダブルショットガン!
どちらの武器もジョイントが腕と拳の穴と同じ径なので自由に装備させて遊べます。

 

 

超次元ソード
ファイブマンがロボ内で特定のコマンドを打つと現れる必殺剣。
ギミックとして劇中同様にソードを分割することができます。

 

超次元ソード!
劇中特にきまった必殺斬り名称はなく、「思い知れ兄弟の絆!」や「正義の剣を受けてみろ!」等のキメ台詞を変化させていました。

 

さらに剣と剣先を分割させた超次元ソード2刀流!
剣先はハンドソード(劇中はソードナイフ)、元の剣はソードガン(劇中では名称なし)に分離。
2つの剣で必殺斬りをしたこともありました。

 

ハンドソード&ソードガン!
さらに剣先のハンドソードを敵の銀河闘士に投げつけ動きを止め、ソードガンからビームを放つフィニッシュブローも繰り出しました。
玩具でも剣先を抜いた元の剣には穴が開いていて銃口のように見えます。

 

前作ターボロボとファイブロボを並べてみました!
ターボロボの方がスレンダーであきらかに大きいですね、逆にファイブロボのマッシブな感じがよく伝わると思います。

 

シンプルでコンパクトな3機が織り成す新しいコンビネーションでDX超合金ロボの原点に回帰!
地球戦隊ファイブマン バンダイ DX超合金 グレートインボックス ファイブロボでした。

 

 

original post from funtotoy 2013/07/20
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「NEXT ファイブマシンへGO!」

スターインボックス DX スターファイブ (Star Five)