可変メカシリーズ
サスライガー バトレインC-3
タカトクトイス
1983年発売 定価3980円
アニメ「銀河疾風サスライガー1983~1984年放送 全43話」に登場する主役ロボ。
J9シリーズ(ジェイナインシリーズ)の3番目の作品です。(現時点では最終作)
これまでのJ9シリーズ玩具と違いホビー向けのパッケージデザインで番組名・ロボット名であるサスライガーは控えめな表記。
それもそのはずで、前年のマクロス玩具が大ヒットがデザインに大きく影響していると思われます。
こちらはオリジナルパッケージにステッカーが貼られた台湾版でMADE IN TAIWANと表記。
(ステッカー剥がれかけです…)
ステッカーの下には「2タイプに変形するリアルメカニズム!!」とキャッチコピーが入ってます。
どういった事情でこのような仕様になっているのかは残念ながら不明。(輸出仕様なのかな…)
箱はタカトクバルキリーでおなじみのシボ加工がされています。
他にも渋い茶色ベースのリアルタイプカラー版が発売されました。
サスライガー 箱裏
ちなみに可変メカシリーズはサスライガーだけでなく、同じく1983年放送の別アニメ「特装機兵ドルバック」の玩具も同じ可変メカシリーズで発売。
可変メカシリーズというネーミングからもリアルロボット旋風を感じますね。
サスライガー 付属品
ビームライフルとミサイル4発
サスライガー 説明書
サスライガー ステッカー
この頃に多くのロボ玩具に付属していたディテールアップステッカーです。
J9-Ⅲ号(ジェイナインスリー号)
パッケージはリアルタイプな感じに反して、中身は良い意味で玩具らしいアメリカンタイプの汽車。
カラーリングは派手ですが、細部までしっかり作り込まれ車輪はすべて回転してコロ走行ができます。
これで窓とライトにクリアパーツが使用されていたら完成度と質感はバッチリだったと思います。
J9-Ⅲ号 フロントビュー
J9-Ⅲ号 リアビュー
J9-Ⅲ号 サイドビュー
動輪ギミック
汽車玩具にあると嬉しいギミックですね。コロ走行が楽しくなります。
「テイクサスライド・オンッ!!」
変形その1
フロント部分を取り外しジョイントを収納します。
変形その2
後部車輪をたたみ裏返し、足を延ばしたらつま先を出します。
変形その3
フロントを折り曲げ、ライトを倒し黒い先端部分を回転させます。
変形その4
煙突部分を伸ばして折り曲げます。
変形その5
黒い先端部分と胴体を縮めると頭部が出現。胴体を最後まで折り曲げます。
収納されているボイラー安全弁?(黄色いピンのついた筒)はスプリングでパシャッと展開するギミックがあります。
変形その6
腕を取り付け、屋根を曲げて胸プレートにして完成。
サスライガー / バトレインC-3 (Sasuraiger / Batrain C-3)
腕の付け替えがあるものの余剰パーツなしで変形完了。
特に胴体の変形はかなり凝っていてSLから変形するロボット玩具としても完成度は高いと思います。
頭部の造形も良く再現されていますが、ゴーグル部分が張り出してしまっているのが残念な点ですね。
ここが窪んでいたらもっと頭部造形はさらに引き締まったと思います。
ダイキャストは胴体と腰を繋げるシャフト部分に使用。
主役ロボがグリーンというのは珍しいと思います。
サスライガー バストアップ
ブライガー、バクシンガーとも全く違うデザイン。
頭部造形
前述のようにバイザー部分が飛び出しているのでサングラスのように見えてしまうのが残念ポイント。
それ以外はとても良い造形です。
口回りは某白いロボに似ています…。
パンチ発射!
サスライガー アンダービュー
サスライガーアクション!
可動は肩、肘のみ。
ビームライフルにミサイルをセット!
劇中のような変形ギミックはありませんがプラモデルのように細かい部分まで作ってあります。
ミサイルがライフルの砲身になっています。
ビームライフルを装備!
リアルロボの影響か剣タイプの武器は使いませんでした。
群雄 動(2008年)と並べてみました!
非変形なので雰囲気だけですね。やはり頭部のゴーグルが凹んでいればタカトク版もかなりいい感じだったと思います。
タカトクトイスのJ9シリーズを並べてみました!
左からバクシンガー、ブライガー、サスライガー。
サスライガーだけ少し小さいです。
さらに「群雄 動」と一緒に!
同じメーカーから同じシリーズで変形するのも欲しくなりますね……。
タカトクトイス 可変メカシリーズ サスライガーでした。
original post from funtotoy2015/12/16
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