ミクロマンM101シリーズ(復刻版)  タカラ
1998年定価1500円?
オリジナル版1974年発売 定価450円

 

M101シリーズ 復刻版パッケージ
こちらは復刻に際して新規に起こされたブリスターパッケージ。
裏面にはミクロマンの世界観について表記されています。
まだこの頃はMADE IN JAPANなんですね。
というか、この復刻版でさえ24年前になります(2022年現在)。
※付属品が追加されカプセルのカラーが変更された復刻版の再販版もあります。

 

ミクロマン
爆発してしまった高度な文明をもつ星、ミクロアースの住人。
爆発の影響で小型化、生命維持カプセルの中で40億年宇宙をさまよい辿りついたのは巨人の星、地球であった…。

というのが導入部分です。
つまりミクロマンは1/1サイズということになります。
これは子供がそのまま感情移入するには最高の設定ですよね。

 

 

カプセル詳細
オールプラ製で蓋と本体2パーツで構成されています。
蓋中央部分は、凹凸のついた装飾がありミクロマンのメッキパーツがエフェクティブに見えるようになっています。

 

蓋は外すときは左右のツメを開きます。

 

カプセル内部
内部にはメカニカルなモールドが造形。
設定では水晶体に包まれた生命維持装置とされているのも納得です。
パッケージ台紙にはメカの詳細も表記されています。

 

ミクロマンM101シリーズ
初代ミクロマンと呼ばれる最初のミクロマン。
美しいクリアボディに裸足という変身サイボーグのイメージを残した人形的プロポーションスタイル。

4体の違いはボディカラーと胸についているブレストパーツ(ミクロブレスト)の形状。
サイズは約10㎝、子供が手に取りポケットに入れて持ち運ぶのに最適なサイズです。
ブレストパーツは着脱可能。

初期販売分はミクロマシンとセット販売され、「クリアーミクロマン」・「オレンジミクロマン」というカラーで識別されナンバリングや名前はありませんでした。

M101という名前は、M121シリーズの後に発売された1975年再販版からの名称。

当時物のM101シリーズは、手首・足首がM111シリーズと同じパーツに変更(素足がブーツ)。
さらに背中にも5㎜ジョイントも増設されたアップデートバージョンでした。

本体は製造期間により大きく5つにバリエーションが存在するそうです。

 

M101 ジョージ/George(クリアーミクロマン/Clear Microman)
宇宙中の化学に詳しく、色々な物質を作り出せるミクロマン。

 

 

フロント・リア

 


 

M102 ジャック/Jack (イエローミクロマン/Yellow Microman)
1番腕力が強くガッツのある熱血漢のミクロマン。

 

 

フロント・リア

 


 

M103 ジェシー/Jesse (ブルーミクロマン/Blue Microman)
超能力が1番のミクロマン、精神動力が得意。

 

 

フロント・リア

 


 

M104 ジョン/John (オレンジミクロマン/Orange Microman)
科学的頭脳の持ち主、システム科学をと得意とするミクロマン。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、全員Jから始まるイニシャルで統一されています。

 

 

フロント・リア
海外ならアンバー(Amber)とも呼ばれそうなカラー。

 

ミクロマンM101 アクション!

首:ボールジョイント
腕:前後ロール・横スイング、肘、拳ボールジョイント
腰:前後左右
足:付け根ボールジョイント、膝、足首ボールジョイント

胴体と腰は特殊なゴム(Oリング)が使用して接続しています。
ちなみにオリジナルの最初期分はバネ板だったそうです。

 

 

頭部造形
メッキなのでしっかりと造形を把握するのが難しいですが、とてもダンディーな顔つきです。
当時の流行やSF映画などの影響が伺えます。

 

SFランド1弾の変身サイボーグと並べてみました!
全く大きさが異なります、というか今考えると変身サイボーグがビッグサイズですね。
こうして並べると初期ミクロマンは変身サイボーグをダウンサイジングした感じなのがわかります。

 

もう1つの初代復刻版
こちらは仕様変更されたアミューズメント景品版です。

 

初代復刻版とアミューズメント版で並べてみました!
良く見ると全然違います。
足首、手首、腰は無可動、足の付け根も通常のミクロマンとは違う接続軸です。
肩も横スイングなし。
感じとしては廉価版という位置づけだと思います。
可動が少ないので乗り物に乗せたりするのは不可。
ちょっとミクロマンを触りたい人にはいいかも。

 

カプセルから復活のミクロマン!
透明のカプセル(生命維持装置)が収納ケースというのも最高。
10㎝の大きさで、クリアパーツとメッキ仕様のキラキラした未来感溢れる可動フィギュア!
確かにこれなら人気が出るのも納得です。

 

談笑するミクロマンの面々
ちょっと手を動かすだけで会話しているようになるのがいいですね。
ダイアクロンの時にも書きましたが、戦闘シーンよりもオフシーンが好きなRobotoydaysです。

 

ちょっとクラフトワークっぽいポーズにしてみたり…
タカラ ミクロマン 復刻版M101シリーズでした。

 

 

 

 

update2022-08-25