デンジタイガー&ダイデンジン
EVOLUTION・TOY
2022年10月発売 定価50380円(税込)

ロボと大型母艦が1BOXになったスーパーDXセット!
戦隊45周年記念として、実に42年ぶりの新設計合金玩具でダイデンジンとデンジタイガーがEVOLUTION・TOYから発売!
通常ならば別々に発売されていてもおかしくないボリュームが1BOXになった夢のセット。
このセットで一気にデンジマンの世界を堪能可能です。
オリジナルのデンジマンでもリリースされなかった母艦&ロボのボックス仕様。

 

オリジナルのDX超合金レビューはこちら↓

DX超合金 ダイデンジン (Daidenzin) レビュー

 

パッケージ裏
EVOLUTION・TOYでは様々なシリーズ名のロボ玩具が発売されていますが、今回は特にシリーズ名はないようです。
直球でデンジタイガー&ダイデンジンとなっています。

 

収納図1

 

収納図2

 

付属品トレーとデンジタイガー用のミサイル!
ミサイルはビニールに包まれトレーの下にテープで留められています。
※ミサイルの形状が説明書と違っています

 

説明書
ほぼ白黒なので細かい部分が読みにくいです…

今回はボリュームがあるので「ダイデンジン編」「デンジタイガー編」の2つの分割レビューとなってます。

まずはダイデンジンから

 

デンジファイター(Denzi Fighter)
母艦デンジタイガー内に格納されている巨大SF戦闘機。
独特な薄い形状が再現されています。
各所にダイキャストが使用されていて重量があります。
関節の1部を除き、カラーリングは全て塗装仕様。

 

デンジファイターアンダービュー
後部噴射口も再現され、造形・塗装ともにかなり映像に近い状態となっているのですが、機首底部のスリット&頭部カバーが無いのと前部着陸脚の形状が全く違うのが惜しいところ!

 

サイドビュー
着陸脚はダイキャスト製です。
残念ながらコロ走行・収納は不可。

 

コクピットウインドウは試作と違いクリアパーツで玩具的見栄えが向上!
劇中でもモデルによってはコクピット部分がクリアパーツで発光しているようなものがありましたね。

 

トップビュー
天部のモールド等もかなり映像にかなり忠実に立体化されています。

 

デンジファイター出動!!

 

「ファイターチェンジ、ダイデンジン!」

 

 

変形1
機首を後ろへ回し、着陸脚を1度外へ展開。頭部を出します。
着陸脚を胴体内へ収納します。

 

 

変形2
閉じていた角を開きます。
ここは今回のEVOTOY版オリジナル変形箇所ですが、熱い部分ですよね。
ただし細いので付け根をしっかりもって変形、推奨です。

固着してる場合もあるので固いときは無理せずドライヤー等で温めると良いと思います。
個人的にはシリコンスプレー吹いてもいいかもと思ってます。

 

 

変形3
胴体アーマーを中央へ上げます。
上げる際に肩が干渉するのでしっかりと肩を下げます。
無理するとゴリゴリ塗装を削ります。

 

胴体アーマーと脚部は固定ピンで接続されています!
接続がやや硬めですが、その分でデンジファイター時の形状保持は安定。

 

胴体アーマーがピッチリ閉じない時は、首の支柱の位置を調整すると良くなります。
※それでも完全にピッチリはくっつきませんが…

 

 

変形4
脚部を下げます、下げるときに接続ピンを内部へ倒します。

 

 

変形5
主翼を倒し、足首を曲げます。

 

変形6
ふともも後ろの尾翼を下げて変形完了!
ここもEVOTOYオリジナル変形箇所。

 

「ゴォォォォォ!!」
変形完了したダイデンジンが逆噴射して降りてくる場面は、デンジマンの中でも最高にカッコイイ場面の1つ!

 

 

ダイデンジン(Daidenzin)
基本的な変形パターンはポピーのDX超合金を踏襲しつつ、少しだけ追加箇所があります。
デザイナー村上克司先生によって設計された最高の変形ギミックは健在!
プロポーションは頭部が大きめで着ぐるみと玩具の良いとこどりになっています。

塗装に関しては、最近のEVOTOYらしいやや厚みのあるものです。
発色が良くダイデンジンらしいトリコロールカラーを楽しめます。
ネジ穴カバーは装着済みでした。

 

フロントビュー
大きさは約15.5㎝とコンパクトで当時のDX超合金とほぼ同サイズ。
ダイキャスト仕様率は高いので、コンパクトながら重量は約250gありDX超合金や超合金魂と同程度の重さです。
持った時にガッシリと確かな手ごたえを感じます。

ちなみにダイキャストは、胴体カバー、肩、腕部、腰、足首、他にも内部フレームや関節にも使われています。

 

バストアップ
頭部は瞳と可動する角部分は別パーツ、他は全て塗装によって色分けされています。
複雑な彩色のバックルもおそらくタンポ印刷で綺麗に再現されています。

 

ダイデンジンで使用できるオプションパーツ

 

足カバーパーツ!
足の内側に被せると、隙間を隠し脚部の保持力がアップ。
実際の着ぐるみも空洞の様に見せる為、わざと黒塗りになっていましたね。
劇中再現度が上がるので、お気に入りの部分です。

 

発光頭部
デンジマンが乗り込み、「アクション!」とコールするとダイデンジンの瞳が発光するシーンを再現できます。
いかにも最先端のコンピューター技術が入ってます的な演出。
大鉄人17が同様でしたね。
印象的なこの頭部がついているのも最高!

 

 

 

ダイデンジンアクション!

首:ボールジョイント
腕:ボールジョイント、横スイング、二の腕ロール、肘、手首ボールジョイント
腰:少しだけ左右
足:引き出しボールジョイント、膝、足首ボールジョイント、足首

構造上、足を大きく前に出したり、2重関節もないので派手なアクションはできませんが、個人的には十分な可動範囲。
合金の重さと着ぐるみのような可動範囲でちょっと弄ってポージングするだけでニヤニヤしてしまいます。

 

脚部関節!
膝を曲げると黒い関節が出てきます。
足カバーと合わせて着ぐるみ風のデザインになっているところが良いです!
ちなみに膝を曲げると太もも後ろにあるデンジファイターの尾翼にもろ干渉するので注意。

 

アンダービュー1
変形後に逆噴射して降りてきたあとのポーズ!
これも巨大感あってかっこいいんですよね。
あえて頭部は発光状態にしてます。
これで見栄え用のデカ拳がついてたら完璧でしたね。

 

アンダービュー2
デザイナー村上克司先生が描いたデザイン画風にしてみました。
頭部は発光状態にしています。

 

付属武器1 ダイデンジンブーメラン
Dの文字はモールドで再現、塗装も細部までしっかりされてます。

 

ダイデンジンブーメランを装備!
専用の手首に交換してガッチリホールドできます。
しかしDX超合金を意識したのかサイズが小さい!うーん。

 

付属武器2 デンジボール
グリップとボール部分はプラ製でチェーン部分は軟質製です。

 

 

デンジボールを装備!
一応両手持ちができます。
振り回したり投げつけたりと見た目にも物騒な武器。

 

付属武器3 デンジ剣
デンジレッドが「デンジ剣!」と唱えるとダイデンジンが握っている剣。
刀身には「DENZIKEN」「D」とモールドが入ってます。

 

デンジ剣を装備!
専用の持ち手を使い、グリップとガードを一度外して持たせます。
ちなみにグリップとガードの接続は細くて短いピンなので破損に注意です。
サイズは劇中でもそんなに大きくはないんですが、気持ち大きい方が良かった気がします…(グチグチとすみません)

 

 

 

「電子満月斬り!」
ダイデンジンが円を描いて放つ1撃必殺の斬り技!
可動をつかって近いポーズをとらせることができます。

 

発光頭部にデンジ剣をもたせて劇中アイキャッチ風
実物がきたら再現してみようと楽しみにしてたポーズです。

 

最後はDX超合金ダイデンジンと並べてみました!
サイズはほぼ同じです。

 

デンジファイターで並べてみました!
今回のEVOTOY版ダイデンジンはサイズが大きな魅力じゃないかなと思ってます。
DX超合金と並べたいし、デンジファイターの造形からしても大きめよりもコンパクトなサイズの方が似合ってる感じがしますね。

 

デンジ剣をかまえてアクション!
再来月(2022/12)にはやはり同サイズのSMP版のダイデンジンも発売されます。
ここにきていきなりのダイデンジンとデンジタイガーラッシュ!

 

特撮・超合金魂ロボと並べてみました!
ダイデンジンはやや小さめですが、だいたい同スケールとして並べて楽しむことができます!

 

そして最後は超合金魂バトルフィーバーロボ、EVOTOYダイデンジン、SMPサンバルカンロボで並べてみました!
3つのブランドで揃う初期戦隊ロボ達!熱いぜ昭和戦隊ロボ!

 

EVOLUTION・TOY ダイデンジンでした。
デンジタイガー編へ続く!

 

 

update2022-10-28