1/55 アーマードバルキリー
GBP-1S 装甲システム
タカトクトイス 1983年発売
1982年放送のアニメ「超時空要塞マクロス 全36話」に登場する可変戦闘機バルキリーのプロテクターウェポンシステム。
こちらの単品版の他、VF-1Sロイフォッカー機と同梱のセット版も発売されました。
パッケージは他マクロスシリーズと同じくシボ加工のウィンドウタイプ。
美しいグラデーションのロゴが目を惹きます。
タカトクトイスと復刻版を含むバンダイ製の1/55バルキリー全てに装着可能。
残念ながら2020年現在でも復刻はされておりません。
アーマード装甲システム箱 天面と底面
アーマード装甲システム箱 右側
アーマード装甲システム 箱 左側
アーマード装甲システム 説明書
他にディテールアップステッカーが付属しますが台紙欠品です…。
アーマードパーツ
バトロイド形態に装着!
発売済のロボ玩具に追加装甲をつけて遊べるというこの斬新さ。
バルキリー本体を包むように装甲を装着します。
肩と腕、足にも走行を装着していきます。
バックパックにも装着。
アーマードバルキリー J型 (Armored Valkyrie)
バトロイド形態のバルキリーをスッポリと包み込む重装甲。劇中と違い腕に角があるのが特徴です。
アメフト選手の様なゴツイ姿と重量感がたまりません。
とりつけには補助パーツなども使用せずにバルキリーにガッチリと装着できます。
装着中も装着後も遊びやすさとカッコ良さが崩れず、高い完成度を誇ります。
アーマードバルキリー 正面
腰の裏サイド部分にガンポッドのミサイルを収納可能。
ギミック1
肩パーツのハッチを開いてミサイル発射形態にできます。
ギミック2
胸部のパネルを開きミサイル発射を再現できます。
ミサイルを一斉発射!!
これだけカッコイイ装備ですが、大きな活躍はテレビ版と劇場版でそれぞれたったの1度だったと思います。
重量バランスは変わってしまいますが、基本的な可動部分は通常のバトロイドと同じです。
ノーマルのバルキリー(J型マックス機)と並べてみました!
横からみると凄いボリューム!
肩や背中のブースターが大きいので全高が高くなった錯覚をします。
アーマードガウォーク形態!
設定の姿と全然違うのであくまで風です。
本編等には登場しませんでした。
S型に装着!
セット版でお馴染みのS型との組み合わせです。
こちらのアーマードパーツはステッカー貼り済みのものです。
プラは変色している部分があります…。
ステッカーを貼り情報量を増やすとホビーらしい魅力も倍増!
ただしステッカーは印刷に合わせてカットされていない為、綺麗に貼り付けるには高い技術が必要だったりします。
※写真は前のオーナーさんが綺麗に貼り付けたものです。
特にタカトクトイスが想定していたであろう、メインの購買層である子供にはかなり扱いの難しいステッカーだったと思います。
情報のない時代でしたので当時なら中高生でも難しいかも。
セクシーなノーズアートのステッカー
こういう部分もタカトクトイスのマクロス玩具はチャレンジしてますね!
J型とS型のアーマードバルキリーを並べてみました!
間違った見解かも知れませんが、遊んでいる感触はクロス玩具の元祖という感じです。
パチパチと装着しやすくとにかく遊びやすいというのが凄いですね。
そしてこの外見の変化、お手軽にバルキリーを強化できる凄いシステムです。
変形でも合体でも合身でもない新しい遊びだったと思います。
A型一般機に装着!
量産型だけに違和感がありませんね。
アーマード VF-1A 量産型 正面
A型一条機(復刻版)に装着してみました!
場合によっては劇場版でも登場していたかも知れない姿ですね。
VF-1A 一条機 劇場版 正面
アーマードバルキリーあれこれ並べてみました!
どれも3段変形可能なバルキリーにアーマードパーツを装着した状態です。
それぞれアーマード状態でボリュームの解釈が違うのがわかります。
アーマードバルキリーズ!
左から
YAMATO完全変形1/48(2006)、タカトク1/55(1983)、YAMATO完全変形1/60(2009)、バンダイHI-METAL R 1/100(2015)。
1/48と1/55はサイズも大きさいですが、凄くマッシブです。
1/60と1/100は劇中に近いバランスですね。
アーマードバルキリーズ 後ろ姿!
どの背中もモリモリしていて素敵です。
タカトクトイス GBP-1S アーマード装甲システムでした。
original post from funtotoy2016/02/04
update2017-11-15
update2020-06-11