超光戦士シャンゼリオン SEGA
1996年発売　定価1680円

テレビ東京系列、東映特撮作品「超光戦士シャンゼリオン 1996年放送 全39話」
SAIDOCの戦士シャンゼリオンと闇次元の「ダークザイド」との戦いを描く物語。

見た目はメタルヒーローに近い姿ですが、どのシリーズにも属さない異色の単独特撮作品です。
透明素材を活かした斬新なスタイルのスーツはもちろん、コメディチックで軽妙なキャラクターも印象的でした。
特にシャンゼリオンの変身する涼村暁(すずむらあきら)の性格設定は、過去のヒーローに類を見ないほどお気楽なのもポイント。
その反面、ダークザイドの存在はシリアスで深い設定でした。
のちに大ヒットする平成仮面ライダーシリーズのプロトタイプとも言われています。

玩具の発売は、ゲームメーカーで有名なSEGA。
SEGAといえば「赤い光弾ジリオン」の玩具も印象にありましたね。
また1995年エヴァンゲリオンをスポンサードし玩具をいち早く発売していたのもSEGAでした。

 

シャンゼリオン玩具シリーズの核となるシャンゼリオンのフィギュア！
特にシリーズ名はなくリアルモデルというキャッチコピーになっています。
他にもライト＆サウンドの大型タイプのDXシャンゼリオンも発売されました。

 

パッケージ裏

 

パッケージ側面1

 

パッケージ側面2

 

パッケージ 天面・底面

 

付属品
武器はすべてランナーパーツになっています。
特に説明書は付属しない様です。

 

　

超光戦士 シャンゼリオン (Changerion)
SAIDOCを設立した科学者 宗方猛が開発した、クリスタルパワーを増幅させるスーツ。
本来は、シャンゼリオンになるべくトレーニングしていた熱血感、速水克彦が変身する予定が、偶然巻き込まれた私立探偵 涼村暁が変身。
「シャンバイザー」というバイザーを頭部に装着して「燦然(さんぜん)」とコールし変身完了します。
劇中ではコールが「シャンゼン」に聴こえる時もありましたね。

 

シャンゼリオン　フロントビュー
クリアと2色のメッキパーツをふんだんに使用し、新しいデザインのヒーロー、シャンゼリオンを再現。
プロポーションも肉厚で劇中のマッシブな姿が反映されています。
サイズは約15cm。
※足と二の腕のメッキは、本来もう少し濃い紫だったようですが、経年で退色した可能性があります。

 

バストアップ
胸部はメッキパーツの上にクリアパーツの外装を装着。
胸のディスク部分は内部にプリズムシールが使用されている様です。
パールっぽいキラキラした感じが再現されていますね。
劇中では胸にシャンディスク(8cmCD)を収納。
シャンディスクはレッド・イエロー・グリーンの3種があり、状況に応じて胸から取り出し武器に装填します。

 

頭部アップ
頭部も胸部と同じく、メッキパーツの上にクリア外装パーツでシャンゼリオンらしさを再現しています。
バイザー部分も濃いめのクリアーパーツです。
実際のスーツは中にうっすらと瞳のようなものがありましたが、玩具では造形されていません。

 

 

「燦然(さんぜん)！」
第10話では、暁が変身アイテム・シャンバイザーを落としてしまい、外国人に拾ってくれとお願いするも、サバを渡たされるボケで返され「サバじゃねぇ！」と叫びました。
主人公を演じた荻野崇さんの軽妙な声が余計に面白かったですね。
※ちなみにボケた外人さんはセイン・カミュさんでした。

 

　

 

 

　

シャンゼリオン　アクション！

可動範囲は
首：左右に少し回転。
腰：少しだけ回転。
腕：前後横スイング、肘ロール、手首ロール。
足：前後横スイング、膝2重関節

足首の接地性が良くないので、ポーズをつけると倒れやすく他社のスタンドを使用して撮影しています。

 

アンダービュー

 

シャンゼリオンの武装！

ガンレイザー！
コール後に胸から出現するシャンゼリオンの光線銃。
胸からシャンディスク(レッドディスク)を取り出しガンレイザーに装填。

 

ガンレイザー！

 

シャイニングクロー！
コール後に胸から出現するシャンゼリオンの大型ガントレッド。
シャンディスクは装填する時としない時がありました。

 

シャイニングクロー！
するどい爪で攻撃する「クローパンチ」、シャンディスク(イエロー)を装填し砲口から光弾を放つ「クローバースト」2種類の攻撃がありました。

 

シャイニングブレード！
コール後に胸から現れる大型の剣。
手に持つと柄が展開しブレードが伸びます。
さらに劇中では「ガンレイザー」と組み合わせ「スクラムブレイザー」という合体銃も使用。
残念ながら玩具では再現できません。

 

シャイニングブレード！
必殺斬りの名前は特にありませんが、キメ言葉は「一振り(ひとふり)！」。
ヒーローにこだわりもつ、ダークザイド「ゴハット」にレクチャーされた際は、「ファイナルフラッシュ」というカッコいい名称もつけました。

他にもゴハットからは「シャンゼリオン爆弾パンチ」、「シャンゼリオン爆裂投げ」、「シャンゼリオンきりもみシュート」、「シャンゼリオンフライングタックル」などもレクチャーされました。

あと33話でシャイニングブレードを落とした際、もう1度「サバじゃねえ！」をやります。

 

 

シャイニングアタック！
コールと同時に胸から輝く分身を発生させ、モンスターを貫く必殺技。

 

シャイニングアタック！
技の出始めは拳を突き出たポーズでその後、流線型の弾丸のような形状に変化します。
最終的にはモンスターのお腹を突き破り貫通するけっこう残虐な技。

 

「俺って超ラッキィィ？」

 

「退屈な人生ともおさらばだぜ～」

 

「俺ってキマり過ぎだぜ～」

シャンゼリオンはこの軽い口調がクセになりますね。

 

SEGA 超光戦士シャンゼリオンでした。

 

 

 

 

original post from funtotoy2013/01/30
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