DX HICOMPACT MODEL
(DX ハイコンパクトモデル)
パティーグ・ガラット
バンダイ
1984年発売 定価不明

1984年放送のアニメ「超力ロボ ガラット」全25話に登場するロボット。
メッキやダイキャストを使用したDXハイコンパクトモデルというブランドで発売。
他にもDXのつかないハイコンパクトモデルではディフォルメのマクロスバルキリーが発売されましたが、残念ながらDXハイコンパクトモデルの後続商品は展開されなかった様です。
完成品プラモデルがコンセプトのハイコンプリートモデル(HCM)と名前が似ていますが、別シリーズです。

 

パッケージ裏
パティーグと操縦者パティ・パンプキンの紹介が掲載。
キャラクターの設定紹介は玩具のパッケージでは珍しいと思います。

 

パティーグ箱  側面・左右

 

パティーグ箱  天面・底面

 

パティーグ付属品
取説とパティーグスライサー、やったねトンカチ。

 

 

パティーグ・クルット ギャグタイプ (Patyge Kututt)
主人公マイケルのガールフレンド、パティ・パンプキンの乗るAI搭載の自立思考型ロボット。
普段は約120㎝程度の大きさでパティを背中に乗せて行動を共にしてます。(ちなみに座り方はジャンブーとは違い女の子らしい横のり)。
非常時には約5mの中間形態パティーグ・クルットに巨大化(クルット・チェンジ)、内部コクピットにパティが搭乗。
巨大化時の掛け声は「ほとばしりますわ~」などのコミカルな台詞、言葉も強気になります。

 

パティーグ・クルット フロントビュー

 

パティーグ・クルット 頭部アップ
ジャンブーではシール仕様だった瞳は塗装になっています。
デフォルトで困った目つきになっているのが可愛いですね。
劇中では普通の表情もあります。

 

 

パティーグ・クルット アクション!
可動部分は肩、肘、足、膝。

 

パティーグ・クルット アンダービュー

 

付属武器 やったねトンカチ。

 

やったねトンカチを持たせられます。

 

 


 

「チェンジング・ガラット!」の掛け声でクルッとシリアスタイプにガラット変形!!
ちなみに劇中のパティーはクルット状態になることも「ガラットする」という言い方もしてました。

 


 

パティーグの変形1
背中のウイングを閉じ、腕を上に向け、関節を縮め、頭部カバーを下ろします。

 

パティーグの変形2
ギャグタイプの拳を収納し足首を起こします。(収納した拳はスネのボタンを押すと飛び出ます。)

 

 

パティーグの変形3
上下を逆転させて肩を回転させます。腕のボタンを押すと拳が飛び出ます。

 

パティーグの変形4
最後に胸中央のボタンを押すと頭部が飛び出ます。

 

 

パティーグ・ガラット シリアスタイプ (Patyge Galatt)
パティーグが変形した9mのロボ。
シンプルな変形工程でギャグからシリアスにガラッとイメージが変わります。
ジャンブーと同じく頭部造形やディテールなど玩具過ぎずプラモ的過ぎず、かなりの完成度。
またピンク、赤、白というカラーリングも綺麗で女性ロボらしい雰囲気も良くでています。
更に関節にもクリックやラチェット構造が多くカチカチと楽しめます。
ダイキャストは足の付け根に使用。大きさは約20cm。

 

パティーグ・ガラット フロントビュー
1984年、当時の玩具事情を考えると女性型ロボの立体化は非常に珍しいと思います。

 

パティーグ バストアップ
ガラット同様にサイズ、造形のよい頭部。

 

パティーグ バストアップ2

 

 

パティーグ・ガラット アクション!
肩、腕、肘、足、膝、足首が可動。
肘、膝、肩と足の付け根はクリックとラチェット構造。
ジャンブーと違い足が前に動くのが大きな違いです。

 

パティーグ・ガラット アンダービュー

 

付属武器 パティーグスライサー
ジャンブー同様に劇中は刃がビームになっているビーム剣です。

 

パティーグスライサーを持たせることができます。

 

パティーグ・スライサーでアクション!
他にもパティーグ・ショットという手持ち銃とパティーグ・ボウガンというクロスボウに変形しました。

 

バンダイ DX HI COMPACT MODEL パティーグ・ガラットでした。

 

 

original post from funtotoy2016/10/03
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