ジャンボマシンダー 1号 マジンガーZ  ポピー
1973年発売 定価2850円~3350円

マジンガーZの玩具として超合金よりも先にセンセーショナルな登場をしたのがジャンボマシンダーでした。
なんといっても1番の特徴は、約60センチという規格外な大きさ。
超合金同様に大人気かつ発売時期が長かった為、バリエーションは多数存在しているそうです。
さらに海外でもショーグンウォリアー (Shogun Warrior)として発売されました。

こちらは箱なし状態なので、後述する実質的な復刻版ジャンボマシーンとニコイチにしている部分があります。

 

 

ジャンボマシンダー1号 マジンガーZ (Jumbo Machinder No.1 Mazineger Z)
マジンガーZの大きさと強さをプロポーションに変換して表現。
無敵の王者というキャッチコピーは伊達じゃありません。

 

ジャンボマシンダーマジンガーZ アンダービュー
60㎝もあると下から見たときの迫力も凄いものがあります。

 

 

頭部アップ
個人的には目鼻立ちがクッキリしていて味のある造形。凄く好みです。
超合金のパッケージ写真でも馴染みのある顔ですね。

 

 

力強くパンチを押し出したポーズ!
ただ腕を前に出しただけですが、ジャンボマシンダーの魅力を存分に感じることのできるポーズだと思います。
やや大きくオーバーに造形された拳が素敵。

 

 

ジャンボマシンダーマジンガーZ 腕の内部モールド
パンチを外すと内部にはドリルミサイルの様なモールドが造形されています。
腕には別売のXX武器やZZ武器を装着可能。

 

 

ジャンボマシンダー マジンガーZ アクション!
可動部は首、肩、腕、足。
基本的にはソフビ怪獣と同様の可動範囲です。
足は曲げるとバランスを崩しやすくなるので動くといっても気持ちだけですが…。

 

足底のタイヤ
足底にはタイヤがついておりコロ走行をさせて遊ぶこともできます。

 

付属のミサイル
外見は同じですが、内部構造が変更されていて復刻版は発射ギミックで遊べない形状になっています。
マジンガー本体にストックだけなら問題ありません。

 

 

肩と足に14本装着可能!

 

全ミサイル装着!
玩具オリジナル武装でミサイルを肩とスネに装着。
特に発射できるわけでもなく装着しただけなのですが、外見がカッコよくなっています、これ重要です。
このミサイルこそがジャンボマシンダーって感じですね。

 

 

付属のホバーパイルダー
材質は本体と同様です。
とても簡素なものではありますが、「パイルダーオン!」ギミックで遊べるのは大きなメリット。
発売時期によってはジェットパイルダーバージョンも確認されています。

 

パイルダーを取り外した状態
頭部のロッドにパイルダーを突き刺すような感じで固定します。
パイルダーが経年で固くなっている可能性があるので遊ぶときは、ドライヤー等で軽く暖めた方がいいですね。

 

 

ジャンボマシンダーと超合金たちのサイズ比較です!
左はGA-01超合金マジンガーZ、横がGX-70超合金魂マジンガーZ D.C.、SR超合金マジンガーZ(ジャンボマシンダーカラー)です。
GX-70は約17センチ、超合金魂のだいたいスタンダードなサイズでありアクションフィギュアの平均的なサイズかなと思います。
そしてこのサイズ差!
一番左には500㎜ペットボトルと比較してください、ペットボトルの高さでもスネまでです。かなり大きいことがわかると思います。
当時の対象年齢であるお子様の身長なら脇に抱えて運ぶ大きさです。
これはかなりの衝撃だったのではと思います。

 

スーパーロボット超合金 マジンガーZ ジャンボマシンダーカラー
原作者の永井豪先生 記念館4周年 兼 ジャンボマシンダー40周年記念アイテムとして2013年発売。
左の通常版カラーと比べるとまさにジャンボマシンダーをイメージしたカラーリングに仕上がっています。
お腹の「マジンガーZ」のロゴもいいですね。こういうの大好きです。

 

ジャンボマシーン(復刻版)と比較

ジャンボマシーン マジンガーZ パッケージ
U5計画(ユニ・ファイブ)の表記がいいですね。

 

パッケージ左右
ジャンボマシンダーXX武器ならぬU5ひみつ新兵器が紹介されています。
記憶が確かなら6連ミサイルとロケットパンチが発売されたと記憶しています。(違ったらごめんなさい…)

 

ジャンボマシーン マジンガーZ パッケージ
ユニファイブからの発売なのでジャンボマシンダーではなく、ジャンボマシーンとなっているのは何かしらの商標の関係がありそうですね。

 

ジャンボマシーン マジンガーZ (Jumbo Machine Mazineger Z)

 

 

可動部やカラーリングなど基本的な部分はオリジナルとほぼ一緒。

 

ジャンボマシーン マジンガーZ 頭部アップ
復刻版は耳と目が金色になり全体的に顏が少し横長に造形されています。

 

ジャンボマシンダー、ジャンボマシーンで並べてみました。
若干、ジャンボマシーンの方が身長が低くなりますが、パッと見では頭部の色違い以外は同じ感じです。
ミサイル装着数も同じです。

 

微妙にパンチの大きさと造形が違います。

 

ジャンボマシンダー、ジャンボマシーン腕の内部造形 比較
左側がジャンボマシンダーです。
内部の造形も同じくドリルミサイルの造形がありますが、パンチをロックする部分が微妙に違います。
そのためマシーン版にマシンダーのXX武器をしっかり装着することは難しくなっています。

 

 

足のタイヤの造形違い
タイヤが細く丸い方がジャンボマシンダー。
タイヤが太くギザギザしているのがジャンボマシーン。
ジャンボマシーン版の方がタイヤが大きいのでややコロ走行が安定しています。

 

 

 

ポピー ジャンボマシンダー マジンガーZでした。

 

 

original post from funtotoy2012/08/12
update2018/06/11
update2020-04-01