GA-05 超合金
グレートマジンガー ポピー
1975年発売 定価1300円

マジンガーZの続編、アニメ「グレートマジンガー 1974~1975年 全56話放送」に登場するスーパーロボット。
前作マジンガーZの超ヒット受け登場したマジンガーZ最終回に登場した次世代ロボ。
パッケージ写真はジャンボマシンダーを元にした特別なモデルだと思いますがめちゃくちゃカッコいいです!
撮影に使った本体は現存していないのでしょうか、気になります…。

 

パッケージ裏側
裏面は商品ラインアップ紹介になっています。
他にも保護者に向けて超合金についての説明も表記。
今なら超合金と聞けば、どんなに玩具を知らない人でも、なんとなくキャラクターと商品仕様は想像できるのではないでしょうか。
むしろそっちの方が凄いことですよね。

 

 

パッケージ 左右
劇中の「マジンガーブレード」がパッケージでは「グレートブレード」に「スクランブルダッシュ」が「スクランダーダッシュ」になってます。
単純な誤字なのか、それとも玩具開発時とアニメ放送時で時差でしょうか。
あれこれ想像してみるのも一興ですね。

 

パッケージ 天面・底面
天面、底面どちらも同じデザインです。
シンプルかつ目を惹く優れたロゴですね。

 

GA-05 超合金グレートマジンガー 付属品
アトミックパンチ、マジンガーブレード、スクランブルダッシュ。

 

梱包
マジンガーZもそうですが、初期超合金は発砲スチロールではなくスポンジ梱包のものがありました。
スポンジって経年で加水分解しそうなイメージがあるのですが、問題なく使えています。
具体的にどれかは忘れてしまいましたが、最初はスポンジで後期版からはスチロール箱になったものもあったような…。

 

 

GA-05 超合金 グレートマジンガー (Chogokin Great Mazinger)
グレートマジンガーのパイロット、剣鉄也が操縦するマジンガーZの後継ロボ。
新たなる敵ミケーネ帝国に負けボロボロになったマジンガーZを救うために初登場しました。

GA01のマジンガーと比べるとプロポーションは分厚く変化しています。
ちなみにグレートマジンガーは4期までバリエーションが存在していて、こちらは2期版になります。
1期版と比べると顔の造形、ロケットパンチの発射スイッチ位置、放熱版の形状が異なります。
3期、4期版は背中のシールにそれぞれ生産国の表記が追加。

 

グレートマジンガー フロントビュー
放熱版は胴体に固定されているので残念ながらグレートブーメランの再現はできません。

 

頭部アップ1
頭部の兜や耳の角など非常にシャープな造形です。
ブレーンコンドルや顔も細かく塗装されています。
残念ながらブレーンコンドルを頭部に合体させるファイヤーオンギミックは搭載されていません。
このサイズですと色々な面でまだまだ難しかったと思います。
(ジャンボマシンダーでは可能でした)

 

頭部アップ2
二の腕のボタンを押せば、アトミックパンチ(ロケットパンチ)を発射!

 

パンチは1度取り外して角度を変更できます。

 

胸の放熱版
2期以降は胸の放熱版の取り付け部分の形状が違います。

 

 

グレートマジンガー アクション
可動部は肩。足と膝はわずかに動きます。
初期 超合金のスタンダードな可動です。

 

グレートマジンガー アンダービュー
数回にわたって改修されたマジンガーZと比べると、造形的にはかなり安定している感じですね。
早くも超合金の超合金たるスタンダードなプロポーションを確立している気がします。

 

グレートマジンガー アンダービュー2
正面からのアオリも力強くて好きなアングルです。

 

 

スクランブルダッシュ装着!!
マジンガーZでは2期から付属した背中の大型ウイングがグレートでは1期から付属。
背中に差し込むかたちでスクランブルダッシュを装着します。
3期版以降のスクランブルダッシュは赤の成型色1色に変更されました。

 

スクランブルダッシュが大きくて力強いデザインな為、シルエットが大きく変化!
また違う魅力が出てきます。

 

 

飛行ポーズ!!
足裏の安定翼が造形されています。

 

付属武器マジンガーブレードを装備!

 

マジンガーブレードを2刀流!
ブレードのサイズはかなり小さいですが、手持ちの武器があると豪華な感じがします。

 

色々なマジンガーと並べてみました!

まずは先人の超合金マジンガーZ(1期復刻)と4期。
1期だとちょっと初期造形過ぎてしまうし、4期は完全新規造形でアップデートされた姿なので、これもまた少し違います。
残念ながら所有していませんが、グレートと発売時期がともっとも近いマジンガー3期と並べるといい感じになりそうですね。

 

そして超合金グレートマジンガー、進化の歴史で並べてみました!
左から超合金、超合金魂、超合金魂R(TN2016 Anniv)、スーパーロボット超合金、DX超合金魂、超合金魂D.C.

 

別のアングルから

 

今度は各超合金を個別に並べてみました。

超合金とGX-02超合金魂(Soul of Chogokin)グレートマジンガー、右はGX-02R(TN2016Anniv)
グレートは超合金時代にGA-01マジンガーのようなリメイクがなかったので超合金魂で初のリメイクとなります。
発表された1998年当時最新のカッコ良さが追及されブラッシュアップされた造形に進化しました。

右はさらに超合金魂を改修したGX-02R(2002年発売)のリカラー魂ネイション2016限定版。
02Rは微妙に慎重が伸び、頭部造形もより精悍になりました。

TN2016 Anniv版は通常版よりもメタリック塗装が渋く太ももや二の腕はシャドーが入っています。
特にブルーメタリックが繊細な色味で重塗装の模型のような魅力があってお気に入りです。

 

スーパーロボット超合金(Super Robot Chogokin)グレートマジンガーと並べてみました。
超合金魂よりもダウンサイジングされ、低価格で可動に特化したシリーズ。
可動を含めプロポーションもまた新しい解釈になりましたが、頭部の造形はマジンガーZと同じくよりTVのイメージに近づいたと思います。(2010年発売)

 

DX超合金魂(DX Soul of Chogokin)グレートマジンガーと並べてみました!
超合金魂から超巨大化しました、大きさはなんと約32cm!
先に発売されたDX超合金魂マジンガーZ同様、大きなボディには様々な遊びがギッシリと詰まっています。
通常のギミックを再現しつつ音と光(特に音)が加わり新たな遊びが加味されました。(2015年発売)

 

さらにロボットたる魅力を最大限に発揮する装甲着脱ギミックを搭載!
マジンガーZ同様に装甲着脱ギミックを内蔵しています、もちろん内部構造はマジンガーとは違う造形です。
大きいサイズだからこそ実現できた贅沢な機構ですね。

 

GX-73超合金魂D.C.(Soul of Chogokin Dynamic Classics)とそのアニメカラーで並べてみました!
マジンガーZと同じくアニメ作画にかなり近いプロポーションを実現。(2017年)
さらにマット塗装でカラーリングまでアニメ再現に徹底追及したアニメカラーも発売。(2019年)
アニメに出てきたグレートはこれだ!と万人に思わせるために映像と設定を徹底して精査し検証されています。
個人的には超合金の究極の終着点のような気もしますが、この先一体どうなるのか、これ以上どうなるのか楽しみです。

 

メタルビルド(METAL BUILD)グレートマジンガーと並べてみました!
そして正式な続編として作られた劇場アニメ「劇場版マジンガーZ INFINITY」に登場したグレートマジンガー。
超合金を発展させたシリーズとなるメタルビルドからリリース。(2019年発売)
デザインの違いを楽しむために超合金魂D.C.も合わせて並べてみました。

 

さらに番外編でアートストーム社から発売されたEX合金(EX Gokin)とES合金(ES Gokin)と並べてみました!
EX合金は佐藤ロボ師(氏)がアレンジしたオリジナルのグレートマジンガー。
マジンガー同様におどろおどろしいアレンジがたまりません。オプションで付属するクリア成型の放熱版がカッコイイです。(2007年発売…)

ES合金はスパロボ大戦が好きな人にはたまらないSD体型のグレート。
小さくても可動部も優秀で目も発光します。(2014年発売)

 

最後は全員集合!!

 

ポピーGA-05 超合金 グレートマジンガーでした。

 

 

original post from funtotoy2015/01/09
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