GC-29 DX超合金
ダイレオン バンダイ
1985年発売 定価4500円

 

宇宙刑事ギャバンから続くメタルヒーロー第4弾「巨獣特捜ジャスピオン 1985~1986年放送・全46話」に登場する母艦。
パッケージには前期版と後期版が存在。
こちらはダイレオンの文字が箔押し、箱のサイズが大きめに変更された後期版になります。
パッケージ写真のダイレオンは試作のようで微妙に仕様が違います。

 

ダイレオン 付属品
予備のパンチ、ミニチュアのアイアンウルフ、ガービン

 

ダイレオン 付属シール(貼済み)
貼り付け指示はシールに表示されています。

 

超惑星戦闘母艦ダイレオン (Daileon)
ジャスピオンとアンリが搭乗する巨大母艦。惑星エジンに住む科学者で予言者のエジンが製造。
後部にある2基の巨大なスラスターを使いワープ航法による恒星間飛行も可能。
主武装は「ダイレオンレーザー」。
目を引く美しいシルバーの部分は成型色にも見えますが、おそらく通常の工程よりも手間をかけた塗装仕様と思われます。
これまでのメタルヒーローに登場する母艦とはまた全然違うデザインラインでいわゆる平べったい船型ではなく縦型なのが新鮮。
大きな翼をもたないのも特徴的ですね。メタルヒーローの母艦としても好きですが、純粋なSFメカとしてこのデザインは大好きです。
先端から後部までのラインが非常に美しくデザイナブルだと思います。

 

劇中に登場するものにかなり近い造形ですが、先端部だけは玩具オリジナルでスリットが設けられ内部に目のようなシールが添付。
先端上部のコクピットウィンドウもなくなっています。
逆に目があるようなデザインに変更されたため先端部の動物、怪獣の鼻のような意匠と目が相まって無機質なSF戦艦からまた生き物の顔っぽい何かという別の個性が追加されていてるとも言えます。(開発順序としては逆だと思いますが……)

 

ダイレオン 飛行形態
残念ながら全部の着陸脚は変形ギミックと連動しているため、収納することができず完全な再現はできません。

 

 

 

ダイレオン詳細

 

 

 

 

ギミック
先端の鼻のような部分が展開。
付属のガービン、アイアンウルフを収納・発射できます。
先端部、動物の顔のような場所の額に当たる部分が発射スイッチになっています。
発射するためにスイッチを押すと目をつむったようになり、劇中に登場する形状になるのがとてもユニーク。

 

 

やや窮屈ですが2台収納が可能。
ちょっとした基地遊び的なギミックです。

 

説明書にはない本来の遊びではありませんが、底部をあけるとスロープのようになり、より基地玩具的な遊びができます。

 

ミニチュアが付属することでスケール感を楽しむことができます。

 

 

「戦闘巨人ダイレオン!」

ジャスピオンの掛け声とスイッチでロボ形態へ変形!

 

 

 

劇中とほぼ同じ変形をこなして人型へ
スネの横にある丸いメッキパーツは足のロックを解除するボタンです。

 

 

GC-29 DX超合金 超惑星戦闘巨人ダイレオン (DX Chogokin Daileon)
少ない肯定で見事にロボ形態へ完全変形。戦闘母艦形態からサイズも大きくなっています。
また変形も動かす楽しみのある工程というのが素晴らしいです。
アルミのような金属的な美しいシルバーカラーはここでも映えています。
当時のハイエンドTOYでもここまで渋く質感高い製品はなかったんじゃないでしょうか。
それぐらい高級感と大人っぽさ、実在感を感じます。
劇中ではパンチキックの派手な格闘戦を展開。
※背中の赤いシールは余ったシールを張り付けただけなので意味はありません…。

 

 

ちょっとだけアングルとポーズを弄ってもう1度。
デザインとカラーリング、そしてそれを立体化したときの質感、すべてが本当に秀逸だと思います。
デザイナーの村上克司氏は実際にアルミを削り出したようなリアルな質感を目指したそうですが見事に成功していますね。

 

ダイレオン フロントビュー
メタルヒーローに登場する巨大ロボの中では最も純粋にシンプルな人型プロポーション。
肩、腕、足、胴体の角が削られ斜めの面を構成しつつも四角く、二の腕やモモは円柱なのも凄くユニークです。
素立ちでも飽きの来ない形状だと思います。

 

ダイレオン バストアップ

 

 

ダイレオン頭部造形
滑らかな面とビシっとした角、複雑で暖急ある構成。
非常に精密でカッコいい造形の頭部。
目が別パーツになっているのもポイント高いです。

 

ダイレオンパンチ!
黒いボタンでパンチを発射できます。
パンチのボタンも黒でなるべく目立たないようになっています。
脚部の推進力を使ってホバー移動からのパンチ攻撃「コズミッククラッシュ」も繰り出します。

 

 

 

ダイレオン アクション
当時の超合金なら他にも足や腕、肘を曲げられるものはありますがダイレオンは更に、首の上下、左右、腕と足がロール。
破格の可動範囲をもちます。
そしてそれらの関節軸があまり目立たないように玩具として違和感なくデザインされているのも凄いですね。
まさに工業デザインや機能美といった意識を感じます。

 

 

ダイレオンパンチやダイレオンキックの他、頭部から放つ熱線「ダイレオンビーム」、胸のから放つ「ダイレオンフラッシュ」などの光線技も持ちます。

 

 

 

ローアングル1
超合金らしい斜め下からの光景もキマります。

 

 

 

ローアングル2
劇中の着ぐるみとはプロポーションが違いますが、まさしく巨人という出で立ち。

 

村上克司氏のデザイン画っぽい感じで撮影してみました。
デザイン画の再現ができるというのもなかなか凄いことです。

 

圧倒的な完成度のDX超合金!
機能美を感じるデザインと可動、シンプルにして大胆な変形、塗装と成形色の高い質感。
現在でもDX超合金ダイレオンは別格だと思います。
劇中再現というよりはこのDX超合金をブラッシュアップしたものを見てみたいですね。
バンダイGC-29 DX超合金 ダイレオンでした。

 

 

original post from funtotoy2015/07/09
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