「超電子バイオマン」

戦隊シリーズ8作目「超電子バイオマン」1984年~1985年放送 全51話。
バイオ星からやってきたバイオロボに選ばれし5人の地球人の子孫が、レッドワン、グリーンツー、ブルースリー、イエローフォー、ピンクファイブとなって新帝国ギアからの侵略を阻止する物語。

モチーフ

  • モチーフは科学。(バイオとついてますが、あくまで最新技術の名称という程度で漠然とした意味での科学です)
    マスクの額部分は機械的なパターン発光をします。

バイオマンの基地&司令官

  • バイオマンの基地はバイオベース。
  • 司令官は存在せず、マスコット的立場でもあるバイオ星のロボ「ピーボ」と意思をもつ「バイオロボ」がバイオマンを導く。

変身アイテム&変身コール

  • 変身アイテムは腕に装着した「テクノブレス」。
  • 変身コールは「バイオマン」。

集団必殺技&フィニッシュブロー

  • 総称として「バイオエレクトロン」と呼ばれ、技名を叫んだあとに頭部の電子頭脳が発光し発動。
    5人でバイオソードから光線を放つ「ミラクルレーザー」、「ミラクルボンバー」や5人で敵怪人の頭部を蹴り空中へ浮かす「バイオリボルバー」他へ発展します。
  • 後半は5人で空中へ飛び、円陣を組み合体ビームを放つ「スーパーエレクトロン」に進化。

敵組織&敵総統

  • 敵組織は新帝国ギア。
  • 敵の首領は科学者ドクターマン。

敵怪人&一般兵

  • 通常の戦隊作品 各話に登場する怪人は存在せず、代わりにジューノイドと呼ばれる5体のメカ獣戦士が作戦に応じて出撃。
    バイオマンに負け撤退すると各話で違う巨大ロボ・メカジャイガンが出撃するスタイルでした。
    メカジャイガンは「ツインカンス」、「サメカンス」のように「〇〇カンス」という名称。
    中盤から登場するパワーアップしたネオメカジャイガンは「ドクロメガス」、「サタンメガス」のように「〇〇メガス」という名称でした。
  • 一般兵は黒タイツにアーマーとホッケーマスクのような独特な頭部デザインの「メカクローン」。

ワンポイント

  • 本作では「○○戦隊」から3文字の「超電子」に変更。
  • ヒーローの名前にはそれぞれ数字が入り、イエローとピンクでついに女性戦士が2人になりました。
  • イエロー(ミカ→ジュン)の交代劇。
  • 敵側にはヒーローにも迫るカッコ良さの第3勢力のバイオハンターシルバとシルバの乗る巨大ロボ・バルジオンも登場。
  • 等身大バトルには、これまでのような各話違う怪人は登場せず5人の獣戦士が戦いました。
  • 上記のような新しい要素が沢山取り入れられ全体的にリフレッシュ。これまでより大人っぽい印象になった戦隊でした。