DX大型基地 マックスマグマ
1990年発売 定価16800円

前年のターボビルダーに続くスーパー戦隊超巨大基地ロボ、その名もマックスマグマ!
前作ターボレンジャーに引き続きビッグスケール母艦に続く巨大基地ロボが登場。
価格はさらに上がり16800円に上昇、しばらくは戦隊ロボ歴代1番の高額アイテムでした。
マックスマグマっていう名前もカッコイイですよね。
商品にはファイブブラックとファイブイエローが紹介する合体説明ビデオも付属しました。
箱のサイズは縦約33㎝、横約42㎝、高さ約48㎝、ターボビルダーとほぼ同じサイズ。
実際、とても大きく大人でも持ち運ぶのは困難なレベルです。
大人でも大変なので、子供から見たら小さな山のように感じたでしょうね。

 

パッケージ 裏
スーパーファイブロボとの連携が表記されています。
ちなみにこのマックスマグマとファイブロボ、スターファイブ(スーパーファイブロボ)がセットになったトリプルコンビネーションという限定ボックスが存在するそうですが、まだ一度も見たことはありません。
セット内容から単純計算した推測定価は28800円、パッケージサイズも重量もとんでもない事になると思います。

 

 

パッケージ 左右
一方は基地形態ディスプレイ、一方はロボが勢ぞろい。
パッケージのマックスマグマは何故か肩のアンテナがなく砲台のシールも未貼状態。
何かしらの裏話がありそうでちょっと期待してしまいます。

 

 

パッケージ 天面・底面
マックスマグマのロゴがカッコイイですね。
ただ「DX大型基地」というロゴは前年のターボビルダーについた「戦闘巨神」と比較すると少しパワー不足な気がします。
なのでマックスマグマにも「戦闘大型要塞」とか「マックスコンビネーション」とか、それっぽいロゴが欲しくなりますね。

 

ボックス収納状態
ターボビルダー同様、発泡スチロールで胴体はガッチリ固定されています。
付属品はスキマに封入されています。

 

マックスマグマ付属品
頭部アンテナ、肩砲台、胸砲台、腕アンテナ。
他にも足の砲台×8も付属しますが、本体に取り付け済みです。
さらに説明書、シール台紙もありますが、欠品してます。
前述済ですが、合体説明ビデオも付属していました。

 

ファイブロボと比較!
ターボビルダーでもやりましたが、腕だけでこのサイズ感です。
ファイブロボは約25㎝です。

 

 

マグマベース (Magma Base)
ファイブマンの両親、星川博士が開発したビルの様な超大型の基地。
銀帝軍ゾーンの襲撃により惑星シドンから地球へ移動する際には宇宙間航行もしました。
普段はファイブマシンの格納はもちろん居住スペースも完備。
劇中、食堂での食事シーンも多く描写されました。
ファイブマンはここから学校へ出勤。

 

マグマベース フロントビュー
ヒーローが住む基地ではありますが、6門の巨大な砲台を装備し火器は万全。
銀帝軍に襲撃された際は床穴トラップや防護柵なども発動、守りも万全。
サイズは横約49㎝、奥行き約32㎝、高さ約37㎝。

 

マグマベース リアビュー
後部には大きくスペースが設けられています。
ファイブマンのメカはもちろん、他の玩具やメカたちを並べても楽しいですよ。

 

マグマベース サイドビュー

 

マグマベース 正面
大型の砲台も目立ちますが、上部にあるアンテナつきの艦橋も素晴らしいアクセント。

 

マグマベース アンダービュー
中央の大型ブロックはどことなくサンバルカンロボのブルバルカンを想起します。
他でも書きましたが、ファイブマンのメカはどことなく過去の戦隊メカをオマージュしているような気がします。

 

マグマベース詳細

 

 

 

 

マグマベース マックスストーム!
正面にある砲台を起こして完成。
一斉射撃で苦戦するスーパーファイブロボをサポートしたことも。

 

500mlのペットボトルを置くとこんな感じです。

 

惑星間航行 状態
このまま宇宙を移動というのも凄いですね。

 

劇中では底部の巨大なスラスターで飛び上がりました。

 

マグマベース展開状態!
正面パネルがそれぞれオープン。

 

マグマベース ファイブマシンを配置!
4機すべてのファイブマシンを配置。

 

背部にはスターキャリアを配置!
劇中ではアームでスターキャリアは固定されていました。

 

サイドビュー

 

別アングル1
いかにも発進基地!という感じがたまりません。

 

別アングル2
実際のスペースシャトルの様に垂直に配置されているスターキャリアがカッコイイですね。
1つの基地で様々な発進遊びができます。

 

別アングル3

 

別アングル4

 


ファイブマシンが発進!!

スカイアルファーの発進!
スカイアルファは上部の発進スペースに配置。

 

 

劇中ではスカイアルファーとの干渉を避けるため、アンテナと艦橋が移動するアクションがありますが、玩具では残念ながら再現できず。
さらにアーサーG6が甲板にたち発進誘導する姿も描写されました。

 

 

 

「スカイアルファー発進!」

 

 

 

キャリアベータの発進!
中央パネルの底部が横へスライド!

 

 

さらにマグマベースの正面パネルが大きく倒れキャリアベータが登場!

 

 

別アングルから
パネルを前に倒すとフックで固定されたキャリアベータが出てきます。
このギミックは基地玩具の発進遊びの中でも上位に入るカッコ良さ!
このサイズのメカがこういうギミックで遊べる迫力というか楽しさというか、マックスマグマのサイズだからこそできる遊びです。

 

「キャリアベータ発進!」

 

 

ランドガンマの発進
フロントパネルが大きく開きます。

 

「ランドガンマ発進!」

 

ファイブマシン発進!

 

スターキャリアの発進 「発進5秒前!4、3、2、1、…」
ファイブマンの発進要請を受けたアーサーG6がカウントダウン。

 

「GO!」

 

 

 

スターキャリア発進!

 

 

4機のファイブマシンが発進!!

 

そしてマグマベースとスーパーファイブロボが大ピンチの時に見せたスーパーコンビネーション!

 

「合体!マックスクロス!!」
スーパーファイブロボを格納する形でマグマベースが最終形態に変形!!

 

変形1
左右のブロックを分離させ、中央の甲板を開きます。

 

変形2
後部スターキャリアのスタンドを収納します。

 

変形3
分離させた左右ブロックから砲台を取り外し、内部から腕を取り出します。

 

変形4
取り出した腕から拳を出し、砲台を装着。

 

変形5
腕をつけた左右ブロックを合体させ胴体が完成。

 

 

変形6
取り外した艦橋(頭部)を胴体に装着。

 

肩にパーツ(アンテナ?)を装着
※装着したままでも変形できますが、万が一の破損のために取り外してありました。

 

スーパーファイブロボの変形
足をのばし、アームを一部合体モードにします。

 

変形7
スーパーファイブロボを収納。

 

背中のアームは干渉しないように整えます。

 

スーパーファイブロボがマグマベースに合体!

 

変形8
上半身を上から搭載します。

 

 

 

 

変形9
艦橋を起こし頭部が完成!

 

完成!マックスマグマ!

 

 

マックスマグマ (Max Magma)
大型基地マグマベースとスーパーファイブロボが合体したマグマベースの最終形態。
ターボビルダーよりもしっかり分離変形合体をして人型にも近くなりロボット感が増しました。
また余剰パーツもほとんどなく、合体の最後には頭部パーツを上げる演出も燃えます!
サイズは高さ約52㎝、横約46㎝、奥行き29㎝。

 

マックスマグマ フロントビュー
スーパーファイブロボを収納しなくても単体で合体状態を作ることも可能。

 

マックスマグマ バストアップ

 

マックスマグマ バストアップ2

 

 

マックスマグマ 頭部造形
サイズも大きい為、造形や塗装の精度も高く非常に整った顔をしています。

 

中央のクリア窓からはスーパーファイブロボを視認!
胸にはスーパーファイブロボが見えます。
ターボビルダーは内部が見えにくかったので嬉しい配慮。

 

 

マックスマグマ アクション!
腕が動くだけですが、縦にも横にも大きいので迫力があります。
主な攻撃はマグマベースと同じ「肩砲台から砲撃するマックスストーム」。

 

ちょっとサイズ比較
500mlのペットボトルと趣向を変えてスーパーミニプラのジェットイカロスを置いてみました。
スーパーミニプラと絡めても楽しく遊べます。

 

マックスマグマ アンダービュー

 

マックスマグマ アンダービュー2
ターボビルダーは劇中でも移動しませんでしたが、マックスマグマはホバーのように陸上から少し浮いて移動しました。

 

「ダイアモンドマックス!」

 

「全門一斉射撃、ダイアモンドマックス!」
腕、胸、腹部、モモ、膝、スネから一斉にビームを発射するファイブマン最強の砲撃。

 

ファイブロボ、スターファイブと並べてみました!
それぞれのマシンが格納できる基地がロボにもなるというのは究極のような気もします。

 

スーパーファイブロボと並べてみました!
スーパーファイブロボでも約36㎝あるのにこのサイズ差です。

 

最後はターボビルダーと!
横幅はターボビルダー、背の高さはマックスマグマに軍配が上がります。
いずれにしても2大超巨大基地ロボ玩具が2年連続で駆け抜けるようにリリースされました。

 

超大型DX基地ロボ第2弾、燃える発進シークエンスと燃える変形合体でさらに進化!!
地球戦隊ファイブマン DX大型基地マックスマグマでした。

 

 

original post from funtotoy 2013/07/20
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「NEXT ファイブメカへGO!」

DXアースカノン (Earth Cannon)