復活変形 DX ガンマジン (Gunmazin) レビュー

復活変形 DX ガンマジンバンダイ
1995年発売　定価5500円

オーレンジャーロボシリーズ6体目の最終DX玩具！
玩具の種類としては、前作カクレンジャー・ニンジャマンやタックルボーイの流れを汲む1発自動変形玩具。
劇中では追加戦士でもなく追加メカでもない、敵でも味方でもない1体だけの第三勢力として登場。

パッケージ裏面
1部タックルボーイのパッケージ裏と同じになっています。
写真に写るガンマジンは試作のようで、変形機構がないように見えます。

パッケージ左右
オーレンジャーシリーズ共通の玩具のものと思われるカッコいい図面が描かれています。

パッケージ天面・底面

ガンマジン収納図

ガンマジン　付属品
説明書、シール、マジンサーベルと魔人の鍵。

ガンマジン　神面像モード (Gumazin GodFaceMode)
6億年前にはすでに存在し、現代まで眠りについていた謎の魔神。
その素性は一切不明。
オーレンジャーの友達、サトル少年が偶然に公園の池で出会い復活。

神面像　正面
古代ローマ戦士のような造形。
大きさは高さ23㎝あり、劇中に登場するプロップモデルに近いサイズとなっています。
子供だったらなりきり玩具としても通用するレベル。

神面像　アンダービュー

魔人の鍵
所有者はガンマジンの主となり、願いごとを聞いてもらうことのできる伝説の鍵。
後部にはオーレンジャーを象徴する超古代のレリーフが造形されています。
鍵の素材はダイキャスト製で重厚感がたっぷり。
ちなみに願いごとをお願い中でも、鍵の所有者が変わると前者の願いはキャンセルされてしまいます。

「ガンマーガンマードンドコガンマー」
6億年前のものながら、現代にも通じるコミカルな呪文。
この呪文を唱えながら鍵を差し込み回転させると…。

ガンマジン　魔神モード (Gunmazin MajinMode)
鍵を差し込み回転させると、全身のロックが解除されアーマーが開き、足が伸び、頭部が飛び出し1発変形完了。
サイズが大きいので「ガシャッ」とダイナミックに動きます。
とにかく出所不明で、伝説の英雄キングレンジャーのリキの解説によるとロボットなのか、そうでないのかもわからないそう。
身長は等身大から巨大ロボレベルに自由に変化可能。
魔神形態になれば、ほぼ無敵で誰にも止めることができないほど強力な力を振るい暴れます。
背中のマントは非常に硬く、キングピラミッダーの光線攻撃すら弾きました。

ガンマジン　正面
ガンマジンの声は数々のヒーローを演じた声優の神谷明さん。
神谷さんの重厚な声とコミカルな演技で自分のことを「拙者」、語尾に「・・・ござる」とサムライ口調で明るく話します。
しかし口調の明るさに反して依頼の願い事を叶えるために一切の躊躇せず、強力な力を行使する姿は怖さすら感じます。

ガンマジン　バストアップ
ほぼ青い成形色の彫刻のような神面モードに比べて胴体がゴールド&シルバーのメッキでとても豪華。

ガンマジン　頭部
頭部はとても精密に造形されています、瞳はオーレンジャーらしくやや細くキツイ感じ。
有名な話ですが、金型の違いで頭部造形には、こちらよりも瞳がやや大きく、唇が薄い造形のバリエーションも存在します。
外箱からはどちらのタイプが入っているかは判別できないようです。(もしかしたらロットナンバーみたいなものはあるかもしれません）

ガンマジン　アクション！
肩の回転、肘、手首が回転。
サイズは28㎝。

ガンマジン　アンダービュー

マジンサーベル
ガンマジンが使う、大型のサーベル。

マジンサーベルを装備！
劇中では「マジン一刀流」という剣技を「一の太刀から、八の太刀」まで使い、圧倒的な強さを見せつけます。

一の太刀　剣先から電撃のような光線を出し、オーブルーを気絶させる。
二の太刀　刀身が発光、衝撃波(たぶん)を出し天井を破壊。
三の太刀　剣先からビーム弾、または火炎放射を発生させる。
四の太刀　剣先から重力ビームを出し、キングピラミッダーを逆さまにひとひねり。
五の太刀　剣先から拘束ビームを出し、敵マシン獣の自由を奪う。
六の太刀　剣を縦に振るい炎の残像をだし、敵マシン獣を一刀両断。
七の太刀　剣先から光線を放ち、特殊金属の分厚い壁を切断、オーブロッカーとレッドパンチャーを開放。

オーブロッカーと並べてみました！
ややオーブロッカーより小さいものの、DX玩具としては良い大きさ。

オーブロッカーと対決シーン！
初登場時は鍵の所有者、サトル少年の「オーブロッカーにのってみたい！」という無邪気な願いを叶えるため、オーブルーを拉致監禁して乗せるように迫ったり、敵ブルドントの泣き落としを信用し「オーブロッカーにのりたい」と言われれば、キングピラミッダーを逆さ拘束し「金色のデカブツを木っ端微塵にするぞ」と脅迫するなどかなり恐ろしい手を使いました。
といいつつ、バラノイア幹部ボンバー・ザ・グレートの「地球を征服をしたい」という願いに対しては「楽しくない」という理由であっさりと却下。
最終的にはオーレンジャーの頼もしい助っ人ポジションに落ち着きます。
ちなみにオーピンク・モモから「最強の戦士」を紹介して欲しいという願いに対しては「強くていい男」として自分を推薦。
モモとタッグを組んで「あつあつホットスパーク」という剣技を披露。