DX超合金 5連合体ターボロボ バンダイ
1989年発売 定価5800円
戦隊ロボ第11弾、今回は全て同じ車モチーフで統一!
ロボは前作ライブマン・ライブロボの3機合体からマスクマン・グレートファイブと同じ5機合体へ戻りました。
ライブマンと同じく各メカの名称は玩具オリジナルのものとなっています。
ターボレンジャーのマスクデザインはすべてメカのフロントデザインの意匠が入っています。
またターボロボはパンチを含め本体や武器にも一切のミサイル発射をもたない戦隊1号ロボとなっています。
パッケージ左右
ハンドルつき。
パッケージ 天面・底面
ターボロボ 内ブタ
シンプルな内ブタデザイン。
ターボロボ付属品
ターボシールド、土台パーツ、高速剣
他、付属品
シール台紙とおもちゃ券のチラシ。
直接玩具とは関係ありませんがおもちゃ券は懐かしいので掲載してみました。
合体指令書
豪華フルカラー写真の説明書です。
ターボGT / レッドターボマシン (Turbo GT / Red Turbo Machine)
レッドターボが運転するレースカー型メカ。※劇中名称はターボGT
ターボロボの頭部と胸部を構成。劇中では飛行形態にも変形。
後部にはメッキの大型スラスターが造形されています。
武装はヘッドライト付近から発生するGTレーザー。
ターボGT サイドビュー
リアタイヤがフェンダーに隠れているのがカッコイイですね。
タイヤはゴム製でなめらかなコロ走行ができます。
リアウイングを収納すると劇中に登場した姿っぽくなります。
ターボGT飛行形態
劇中ではリアウイングがせり出し、4輪のタイヤを平行に変形させていました。
残念ながら玩具では再現できず。
レッドターボのマスクデザインの意匠にもなってるフロント部分
ターボトラック / ブラックターボマシン (Turbo Truck / Black Turbo Machine)
ブラックターボが運転するトラック。※劇中名称はターボトラック
ターボロボの胴体を構成。
側面についているパイプはターボカノンに、後部のウイングはターボシールドになります。
大きなタイヤは全てゴム製でコロ走行はなめらか。
ターボトラック サイドビュー
流れるラインの装飾が戦隊メカらしいですね。
トラックカノン!
劇中同様に煙突部分をたおしてトラックカノン射撃状態にできます。
パイプ、グリル、バンパー、ライト全てシルバーメッキで車玩具としても豪華な仕様です。
ブラックターボのマスクデザインの意匠にもなってるフロント部分
ターボジープ / ブルーターボマシン (Turbo Jeep / Blue Turbo Machine)
ブルーターボが運転するジープ。※劇中名称はターボジープ。
ターボロボの左足首を構成。
造形はコンパクトでシンプル。
劇中では内蔵されているパワーウインチを使い坂道を登ったり、暴魔の戦車ガーゾックをひきづるパワフルな戦闘も展開しました。
一見普通の車に見えますが、ターボマシンなため劇中では超巨大です。
ターボジープ サイドビュー
ブルーターボのマスクデザインの意匠にもなってるフロント部分
ターボバギー / イエローターボマシン (Turbo Buggy / Yellow Turbo Machine)
イエローターボが運転するオフロードバギー。※劇中名称はターボバギー。
ターボロボの右足首を構成。おそらく当時大流行だったオフロードミニ四駆にインスパイアされたデザイン。
武装は本体から発射されるバギーバルカン。
ターボバギー サイドビュー
劇中ではバギーカーらしく飛んだり跳ねたりする描写が多かったです。
こうして躍動感のある写真にするとミニ4駆のパッケージみたいですね。
イエローターボのマスクデザインの意匠にもなってるフロント部分
ターボワゴン / ピンクターボマシン (Turbo Wagon / Pink Turbo Machine)
ピンクターボが運転するワゴン車型マシン。※劇中名称はターボワゴン。
ターボロボの脚部を構成。
カラーリング的には救急車を思わせます。
ターボワゴン サイドビュー
劇中では天部から垂直に発射する巨大なワゴンミサイルを発射。
残念ながら玩具では再現されていません。
ピンクターボのマスクデザインの意匠にもなってるフロント部分
「ターボマシン、発進!!」
全て車モチーフなだけに並べた時の統一感は素晴らしいです。
「合体シフト、ターボロボ!」
ターボトラックの変形1
シールドとカノンを取り外します。
ちなみにターボトラックが変形の7割くらいをしめます。
ターボトラックの変形2
フロントサイド部分を引き出します。
ターボトラックの変形3
引き出したサイド部分をさらに下へ伸ばし腕にします。
ターボトラックの変形4
後部ブロックを曲げます。
ターボトラックの変形5
タイヤユニットを90度回転させ本体に密着させます。
回転軸はクリック構造になっていて複雑な構造ながら気持ちよく変形させられます。
劇中の変形シークエンス!
ターボワゴンの変形1
フロントパネルを開き、左右に分割、内部のスイッチを押して幅を広げます。(内部はスプリングギミックを内蔵)
ターボワゴンの変形2
後部から合体ジョイントを出します。
ターボトラックとターボワゴンが合体!!
さらにターボバギーとターボジープが合体!!
ターボバギーはウイングを畳みます、ターボジープはそのまま合体。
さらにターボGTが上空で合体!
ターボGTの変形
フロント部分を折り曲げ、車体のスライドレールを使いながら伸ばします。
シンプルながら凝った構造で見事に車体の中から頭部が出現。
劇中のターボGT合体シークエンス!
ターボGTが分割され頭部が出現!
車モチーフだけに合体はそれぞれ走行しながらスピード感を出しているのがカッコイイです。
「チャージアップ、ターボロボ!」
超合金的合体想像図!
DX超合金 5連合体ターボロボ (Turbo Robo)
合体ギミックの複雑な部分はターボトラック1台が担当しています。
他メカは積み上げるようにシンプルにわかりやすく合体。
ターボレンジャーのモチーフ、「車」がすぐにわかりますよね。
背中に張り付いたターボGTや足の見た目そのまま車のターボジープとターボバギーは絶大なインパクトがあります。
似た様な感じだと「ポピー、ダイラガーXV」のアプローチと似ていますね。
そして個人的にはマシンロボっぽい雰囲気も感じます。
DX超合金ターボロボ フロントビュー
モチーフのシンプルさ、合体のわかりやすさ、バブル期、という時代背景が功を成し、歴代戦隊1号ロボの最高記録を未だ保持しているそうです。
サイズは約27センチと大きめ。もしかすると人気の秘訣に大きさも合ったかも知れませんね。
おもちゃ売り場にディスプレイしてあったら子供達の目を奪うのもわかる気がします。
足に直接タイヤ接地していて動いしてしまう為、専用のグリップスタンド(下駄パーツ)が付属しています。
ターボロボ頭部造形
ターボGTのボンネット模様が胸のアクセントに効いています。
頭部造形はエンジンをイメージした車モチーフらしい頭部造形。
ターボロボ 頭部詳細
ダイナロボ以来のゴーグル目の1号ロボですが、劇中では内部にある目が光っていました。
コスト的造形的に難しいとは思いますが、ゴーグルをクリアにして内部の目が造形されていれば、さらに印象も変わったと思います。
鼻と口の造形が精密で凄くリアルですね。
ターボロボ バストアップ
全回のライブロボ同様、パンチ発射ギミックはありません。
劇中ではジャンプしたり、そのまま殴る「ターボパンチ」を繰り出していました。
ターボロボ アンダービュー
胸が張り出し、頭部が奥まっているので下からみると顔が隠れてしまいますが、箱型体型なのでビルのようで迫力があります。
ターボロボ アクション!
可動は腕のみ。
疾走ターボロボ!
劇中では足のタイヤを活かしローラースケートで走るように移動していました。
付属武器ターボカノン!
ターボトラックで取り外した煙突をもたせます。
一応腰に装着することもできますが、腕や足と干渉してしまうので正位置に取り付けることは不可です。
付属武器ターボシールド
ターボトラックから取り外したウイングをもたせます。
サイズが大きく迫力満点。
高速剣
名前を呼ぶとターボロボの瞳が発光し、どこからともなく登場する剣。
次の瞬間にはターボロボは高速剣を握っています。
必殺斬りは「ターボクラッシュ!」
足のタイヤを活かして高速で移動しながら剣をふりかぶります。
高速剣&ターボシールド
前年のライブロボと並べてみました!
意外なことにターボロボの方が大きいです。
モチーフがロボ全身に溶け込んでいるライブロボと比較するとターボロボは車というのを全身でアピールしていますね。
ヒーローのモチーフとさらなるリンクで、子供の大好きなクルマを集めた戦隊ロボ!
高速戦隊ターボレンジャー バンダイ DX超合金 5連合体ターボロボでした。
original post from funtotoy 2013/07/15
update2018-12-09
update2020-10-28
「NEXT ターボマシンへGO!」