ビルド基地 タカラ
1978年発売 定価4800円

ポリスキーパー期に発売されたミクロマンの超大型基地!
電動ギミック内蔵のミクロマン基地としてはもちろん、付属パーツで基地を改造(ビルド)できるプレイバリューが凄い基地。

箱のサイズはかなり大きいです。大きく表記されたBuildBaseの文字もまぶしいですね。
ミクロマンシリーズ全般ではありますが、特に色合いや写真の感じなど外国玩具らしさを感じるパッケージ。

電動ギミック作動には単3電池2本を使用。

 

パッケージ側面
組み合わせて遊べるビルドバズーカ、ビルドクレーン、ビルドランサーの写真があります。
※残念ながら3つとも所有していません…

 

ボックス天部にハンドルがついています!

 

収納図
付属品の1部は紙製のボックス内に入っています。
お洒落だしワクワク感がアップです。

 

パーツ群A
1部ランナーから切り離すパーツがあります。

 

パーツ群B
こちらはパネルとジョイントパーツ群。
説明書ではパネルを”チップ”、ジョイントを”ヒンジ”と表記されています。
今回のビルド基地のビルド部分を担当するパーツで、チップとヒンジを組み合わせ基地をカスタイマイズ可能にするパーツ。
チップは中央が丸いタイプと四角いタイプ2種あります。
四角いタイプは角柱のフレームパーツを差し込むことができます。
これら一連の連携を”ビルド計画”と呼称されていました。

 

ビルド基地(Build Base)
ミクロマンの科学を結集して建造した、超大型の地球防衛基地。
ミクロマンに登場する基地の中でももっとも箱型の形状で、リカちゃんハウス的な雰囲気を感じます。

 

ミクロマンと並べるとこんな感じです!
サイズは高さ約30㎝、横幅約43㎝、奥約11㎝。
四角くそびえる姿はミクロマンのマンションといった感じ。
他のミクロマンの基地とは全く違う造形なのが新鮮ですね。
※発売はポリスキーパー期なのでポリスキーパーを並べたいところですが、所有していないのでレスキュー隊員を並べています

 

 

フロント・リア
明るいトリコロールカラーにオレンジの丸ウィンドウで近未来SF感抜群の外見。
赤い点は5㎜ジョイントで接続しているヒンジパーツなんですが、見た目にもとても良いアクセントになっています。
後部のディテールは厚紙シート製。

 

 

サイド

 

頂上部
レーダーとクレーンを装備。
基地としてのメカニカルな魅力はもちろんですが、建築中の高層ビル風にも見えますね。
70年代の高層ビル建築が増えた背景とかもあるのでしょうか。

 

側面のドア
しっかりと出入り口があるのがユニークですよね。

 

上部のハンドルを使えばカバンのように持ち運びもOK!
といってもハンドルの付け根に回転軸があるので、あまり無理はできない感じです。

お気に入りのミクロマンを収納してお片付け箱にしたり、友達の家に持って行ったりできそうですね!
ここでもリカちゃんハウス的なアプローチを感じます。

 

ビルド基地オープン!

 

ビルド基地 展開状態!
各種付属パーツを装着して完成。
1部パーツは基地内の空きスペースに入れておくことができます。

 

ミクロマンを配置!
小物の配置はあくまでも一例で、床にある5㎜ジョイントを使って好きな位置に配置できます。

 

ビルドベース 詳細&ギミック

 

上部ミサイル砲
ミクロマン1体を砲座に座らせ、大型の吸盤ミサイルを発射!
大きいので安全に配慮されて吸盤になったのでしょうか。
砲台は横に回転します。

 

 

上部レーダー
ミクロマンを1体座らせることができます。
操作パネルにはハンドルが造形されていてミクロマンに握らせることが可能です。

 

クレーン
基地上部の5㎜ジョイントで接続。

 

クレーンアクション!
ハンドルを回転させると糸を巻き取るウインチギミックを内蔵!
先端のクローは開閉できるので色々掴めます。

 

クレーンアレンジ1
クレーン側面の四角いジョイントを使い基地のサイドにも装着可能!

 

クレーンアレンジ2
ミサイル砲台の先端にとりつけることも可能。
さらに自由度が広がりクレーンアクションの幅が広がります。

 

2階・左側面
床に5㎜ピンがあるのでミクロマンを立たせることができます。
備え付けの椅子には2体のミクロマンを着座可能。

 

2階・左部屋
2階左奥には背中合わせの備え付けシート。
壁には大型のパネルが配置。
情報分析室のような感じですね。

 

2階・右部屋
天井の5㎜ジョイントを使い釣っている背中合わせシート。
5㎜ピンでミクロマンを固定できます。
背面の紙製パネルには計器類が沢山描かれています。

 

1階・左側面
2階・左側面同様にソファのような備え付けシートを完備。
基地というよりはラウンジといった雰囲気ですね。
コーヒーを飲んでリラックスするミクロマンの姿を想像してしまいます。

 

1階・左部屋
特にここには何もありませんが、玄関といった感じでしょうか。
床に5㎜ジョイントが沢山あるのでアレンジは可能です。

 

1階・右部屋
椅子2台を設置。
カタパルトと組み合わせればメカのメンテナンスゾーンと見ることができます。

 

すべり台
表記はすべり台ですが、スロープやシューターと呼びたいところです。
ミクロマンを2階から1階へ素早く移動させる装置。
素早くマシンに乗り込む装置にもなりそう。

 

ゴムベルト乗降ギミック
ミクロマンの背中にジョイントパーツを装着し、ゴムベルトと接続します。
パッケージには”訓練装置”と表記されています。
1階から2階へ素早く移動する装置にも見えますね。

 

 

ミクロマンにマグネットスイッチを装備、基地のスイッチをオン!
ミクロマンの背中にマグネット入りのマグネットスイッチ(バックパック)を装着。
基地のスイッチをオンにします。

 

マグネットをつけたミクロマンが基地上部に座ると電動ギミック発動!
電池ボックスはミクロマンが座ってる場所の下にあります。

 

電動ギミックでレーダーと椅子が回転、ローターが回転しゴムベルトが回転!
スイッチ操作で左右回転を切り替えることができます。

 

内壁

 

ビルド基地始動!

 

チップ&ヒンジでビルドカスタマイズ遊び!

ヒンジパーツは折れ曲がりやすいように、中央にくぼみがあります。
接続する際はこの向きを上手く使いチップにつけていきます。

基地遊びだけでなく、ブロック玩具のようにカスタイマイズパーツで拡張できるのが斬新過ぎ!
ビルド基地付属のものだけでなく、同時期に発売されたアイテムも組み込めます。

 

チップとヒンジを組み合わせ説明書やパッケージ写真等に出ていた形状を再現してみました!

ビルド例1
レーダー装置と組み合わせ、フレームで基地と接続。
大型の強化型レーダーといった感じですね。

 

ビルド例2
カタパルトに増設。
兵器格納庫風に見えます。

 

ビルド例3
カタパルトを2階につけて大型スロープにした形態。

 

ビルド例4
チップと基地の壁パーツを使い新しいスペースを建造。

 

ビルド例5
基地の中央をカスタイマイズ。
ビルド基地の中央に6角形の立体物をつけることで、新しい基地形状を楽しむ事ができます。
これ本当に凄い遊びだと思うんですよね。

 

ビルド例6
チップとドアでアクロイヤー捕獲装置、上部には超大型レーダーに見立てた装置を建造。
こちらはRoboToyDaysオリジナルカスタイマイズです。

このようにパーツの組み合わせと、見立て設定を組み合わせれば無限のイマジネーションで遊べちゃいます。

 

最後はマシンも配置してビルド基地の日常風景!

ビルドベースの慌ただしい日常Ⅰ

 

ビルドベースの慌ただしい日常Ⅱ

 

ビルドベースの慌ただしい日常Ⅲ

 

ビルドベースの慌ただしい日常Ⅳ

 

ビルドベースの慌ただしい日常Ⅴ

 

基地系アイテムとロボットマンを並べてみました!

 

最後はSF近未来マンション完成予想図なイメージで!
タカラ ミクロマン ビルドベースでした。

 

 

original post from funtotoy2012/11/12
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