ミクロマンM111シリーズ(復刻版) タカラ
2000年 定価1800円
オリジナル版1975年発売 定価450円

 

ミクロマンM111シリーズ パッケージ
基本的なパッケージサイズは初代と同様、様々なロゴやキャッチが散りばめられています。
こちらも復刻版で起こされた新規のパッケージです。
オリジナルはカプセルに入った状態で販売されていたそうです。
復刻版のブリスターパッケージも魅力的ですが、カプセルで棚に並んでるのも魅力が凄そう。
当時のおもちゃ売り場、体験してみたかったです。

 

ミクロマンM111シリーズ
バーンズ(赤)&ボビー(白)他にもM111 ボブソン(青)、M114ブラッキー(黒)がいます。
M111はイニシャルBしばりですね。

 

 

付属品
5mmのL字ジョイント棒、キーホルダーアタッチメント「フライトジェット」、専用スタンド、シール。
フライトジェット、専用スタンドは復刻版で追加された付属品です。

シールは曲面の多いミクロマンにとって貼りづらい紙製のもの。
そしてなぜかスネに貼るシールは赤と黒のみカットされてませんでした。(もう1枚も同じく未カットなのでおそらく他のも)

付属の「フライトジェット」は70年代当時、別の時期に配布されたものだったそうです。
復刻に際し、あえてキーホルダーにして付属していると感じた記憶があります。(うるおぼえなのですみません…)

 

 

M111シリーズ カプセル詳細
カラー以外は基本的にM101(初代)シリーズと同じもので中央のミクロマンシールが違います。
ただしこれは復刻版のみで、オリジナルは細かいバリエーションが存在しています。
シールにそれぞれの名前が入ってるのがオリジナルとの大きな違いでしょうか。

 

5㎜のL字ジョイント
5㎜ジョイント棒を使ってカプセルの連結が可能!
もちろんこれだけでなく、ミクロマンの背中に挿してビークルと固定したり基地に固定したりと様々な仕様方法があります。
まさにタカラ的プレイバリューですね。

 

5㎜ジョイントを活かしてカプセルにウイングの装着も可能です。

 

Microman M111シリーズ
15億年前に地球飛来、水晶体の中で機械的な進化を遂げたミクロマン。
ドールよりだった初代ミクロマンから、サイボーグらしいスタイルに変化しました。

メッキ仕様の頭部はそのままにボディは通常の成形色に変更。
ブレストもなくなり胴体もシュッとしてよりスタイリッシュに、足もブーツになり起立しやすくなっています。

足裏と背中に5㎜穴が追加。
あとに続くミクロマンシリーズ素体のスタンダードが完成!

※以前のレビューではシールは胸のみでしたが、今回はスネと手首にも貼り付けました。
紙シールで経年もあるので糊も弱いうえに、手首はナイロン素材なので全く貼り付かず。
両面テープを切り出し下地にして
パーマネントバーニッシュで補強してます。
これは復刻版でのことなのでオリジナルはどうだったのか気になります。

元々はシールは少なめにして素材感が出ていた方が好きでしたが、貼り付けてみると良いアクセントになり魅力がアップしましたね。
アメリカっぽい感じでお洒落感が増しました。

 

M113 バーンズ/Barnes
ミクロ救助隊のリーダー、医学博士の肩書を持つミクロマン。

 

 

フロント・リア

 


 

 

M113 ボビー/Bobby
メカに強く武器や兵器を扱うプロフェッショナル。

 

 

フロント・リア

 


 

ミクロマンM111 アクション!

首:ボールジョイント
腕:前後ロール・横スイング、肘、拳ボールジョイント
腰:前後左右
足:付け根ボールジョイント、膝、足首ボールジョイント

足裏の5㎜ジョイントを使ってスタンドに立たせればより大きなアクションができます。

 

「フライトジェット」を装備!
スラスターの形状から考えると右が正位置のようです。

形状的にどことなくグレートマジンガーのグレートブースターっぽくもあります。
キーホルダーの金具を使えば、バッグなどにミクロマンを携帯できますが、失くしたらショックなのでできません…

頑張れば金具を外すこともできます。

 

 

頭部造形
初代とは髪型も造形も違います。
少し若くなった印象。

 

オリジナルのM113ボビーと並べてみました!
オリジナルと復刻版はほぼ同じです。
しかし並べて良く見ると、やはり復刻版の方がモールドがだるいのは仕方のない所ですね。
頭部もオリジナルのほうが精鍛な顔つきをしています。

ちなみにこのオリジナル版は、その昔公園の砂場で拾ったものだったと思います。

 

復刻M101と並べてみました!
プロポーションが全然違いますね。
やはり初代はドール、素体という感じ。
M111シリーズは、よりミクロマンとしてキャラクターが引き立ちサイボーグフィギュアという感じがします。
リアルタイム世代ではないのでミクロマンというと、個人的には今回のM111以降の印象がありますね。

 

復刻初代とカプセル並べ!
前述のとおり、ケースカラーとシール以外は違いがないようです。
これがオリジナルだと差異がある様なので、コレクターにはたまりませんね。

 

最後はやっぱりダンディーに!
タカラ ミクロマン復刻版M111シリーズでした。

 

 

original post from funtotoy2012/11/11
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