ロボットマン(復刻版) タカラ
2001年発売 定価9800円
オリジナル版 1975年発売 定価2500円

 

大型ロボ、ロボットマン誕生!
変身サイボーグの世界とクロスオーバーを実現する「※ビクトリー作戦」により登場したミクロマン初の大型ロボ。
ミクロマンのコンセプト、有形ブロックシステムとモーターの動力を伝えパーツを動かす電動ギミックを内蔵。
ロボット玩具の新しい魅力を提示した伝説の1体となっています。

パッケージは初期ミクロマン特徴の男の子の写真が採用されています。

窓からロボットマンの顔が覗くようデザインされているのも秀逸ですね。
窓の下には「ミクロマン・ロボットマン・サイボーグ」と熱い表記が!
当時の空気感を感じるオリジナルに忠実な復刻パッケージ。

復刻に際して限定ブラックカラーと透明クリスタルカラーも発売されました。

※「ビクトリー作戦」の他に「ビクトリー計画」、「V計画」という呼び方もあります。

 

 

パッケージ側面
ブルドーザーセット、ドリル戦車セットを使った組み換え例が表記されています。

 

収納図

 

説明書、解説書、シール
シールは未貼です。
説明書や解説書には、「君の創造で大きく遊ぼう!!」「自分で工夫して楽しく遊んでください」と書かれ積極的に組み換えを推奨しています。

 

 

ロボットマン (Robotman)
変身サイボーグに登場するサイボーグ研究所の片貝博士とミクロマンの共同開発で製造された光子ロボット。
頭部と拳はメッキ仕様。ボディの至るところに5mmジョイント穴があります。
若干お尻が割れているところがチャームポイントですね。

 

フロントビュー
変身サイボーグの流れを受けたデザインでもあり、ブリキロボのようなプロポーションでもあり。
電動ギミックを内蔵している影響もあると思います、ヒーローとロボが混在したデザイン、1970年代を感じます。

大きさは約33㎝、当時のロボ玩具としてはかなり大きい方です。
75年発売のプラロボ玩具ではおそらく最大サイズ。(ポリプロピンのマシンダー系は除く)

 

バストアップ

 

ヘッドアップ
サイボーグ1号の培養脳とコンピューターを融合した頭脳が入っているという設定。
名前は「ヘルブレーン」という凄い名称。
他にも万能眼「ノクトアイ」、超音波の耳「メカイヤー」を搭載。

デザインは変身サイボーグ系の凛々しい顔とミクロマンらしいメッキ仕様の融合。

 

 

ロボットマン アクション!!
頭部、腕、肘、手首、腰が回転します。

 

ミクロマンと並べてみました!
めちゃくちゃ良いサイズ比です!!

 

ミクロマン搭乗!
カバーを外し、ミクロマンの背中にある5㎜ジョイントで接続します。
ちょっと窮屈ですが、締める際にカバーに軽く足をかけると綺麗に閉まります。

 

内部構造
メカニカルなモールドがびっしりと造形。
中央にはミクロマンを固定する5㎜ピンがあります。

 

ミクロマンを内部に宿す巨人のようです。
可動フィギュアを搭乗させて遊べるロボット玩具は、このロボットマンがおそらく初。

 

電池ボックス
左右の脇腹に電池ボックスがあります。
使用するのは単2乾電池2本。
胴体のレバーでオンオフできます。

 

 

ボディ電動部
動力を伝える部分は、前後・左右・クローラー部。
クローラー部以外は、5㎜ジョイントのパーツを装着すると回転します。
※ロボットマンのパーツは5㎜ジョイントの外軸を使っているので回転しません。
ただし腰はギアが内蔵されているので動力を伝えます。

 

ロボットマン電動ギミック!
1度脚部をバラし組換えます。
スイッチをオンにすると、胴体の動力がギアを通じて下半身に伝わり脚部が可動。
ワシワシと前進します。

 

 

フィンガーダンパーでアクロイヤーを捕まえろ!
ハンド(フィンガーダンパー)はスプリング内蔵でモノやフィギュアを掴むことができます。

 

 

ロボットマンパワーアップ例
レスキューマシンのパーツを使用してドレスアップしてみました、名付けてロボットマンスカイファイター!
のちに追加パーツで武装した「ロボットマン2」、さらに追加パーツで高プレイバリューに進化した「ゴッドファイター」も発売されました。

 

 

ロボットマンをバラバラに!
ここまで分解できます。

 

 

戦車形態
ロボットマンを分離させた戦車形態。
説明書やパッケージでは、変形合体ではなく変化とされています。

 

ミクロマンを乗せることができます!
電動ギミックをオンにすればレバー操作で前進・後進が可能です。
※うちのはゴム履帯が滑ってしまい上手く動きませんでした…、当時品はまた違うのかな。

 

戦車発進!

 

レッグバイク
前後に分割した脚部を互い違いにして合体させたメカ。
説明書には特に名前がないのでレッグバイクと名付けています。

 

ミクロマン搭乗!

 

乗せる際はミクロマン付属のL字ジョイントを使います。

底部にはタイヤがついているのでコロ走行が可能。
ただし、パーツが干渉しコロ走行は前進しかできません。

 

余りパーツ(ブレインウォーカー)
説明書にもどこにも書いてませんが、一応余ったパーツで組んでみました。
ブレインウォーカーと名付けてみたり。

 

ロボットマン部隊発進!

 

最後は変身サイボーグ1号と一緒に、発動「ビクトリー計画!」
サイボーグのジョイントも5㎜径なので1部パーツを交換して遊ぶことが可能。
変身サイボーグ×ミクロマンの世界!

 

分離合体、電動ギミック、ミクロマンの搭乗、パーツ追加でパワーアップ遊びが可能!
まさにプレイバリューの塊、ロボットマーン!

タカラ ミクロマン ロボットマン復刻版でした。

 

 

original post from funtotoy2012/11/11
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