GC-30 DX超合金
超獣合身ダンクーガ バンダイ
1985年発売 定価5800円
アニメ「超獣機神ダンクーガ 1985年放送・全38話」に登場する4体の獣戦機が合体して完成する巨大ロボ。
中央の大きな「超獣合身」の文字にインパクト大、演出なのか少しブレてる感じに印刷されています。
ゴゴゴゴっと震えている感じを表現したのかも知れません。
パッケージ写真は試作品のようで製品とは細部が違います、またダンクーガは写真を模写したイラストのようです。
特に頭部は完全にイラストなのも興味深いです。(他社製品で見かけたことありますが、バンダイ製品では珍しいと思います)
ちなみにこの3年後に発売されるライブロボは「超獣合体」。
ちょっと近いですね。
パッケージ 左右
カッコいい迫力のあるリアルテイストのイラスト。
リアルロボ全盛期なのでおもちゃ感を抑えた演出なんですね。
パッケージ 天面・底面
DX超合金ダンクーガ 内ブタ
シンプルで玩具っぽさが抑えられた内ブタデザイン。
パッケージ側面と同じ重厚感漂う迫力のあるイラストと英語の表記が目を惹きます。
当時のハイコンプリートモデルなどのハイエンドな雰囲気を感じますね。
ダンクーガ 超獣合身 極秘計画書
パッケージと同じく、落ち着いた渋い感じの取説。
ダンクーガのストーリー設定に沿ったものではありますが、極秘計画書の名前が復活しました。
AGT-1 イーグルファイター (Eagle Fighter)
熱血漢の主人公 藤原 忍が操縦するイーグルの意匠が入った小型機。ダンクーガの頭部を構成。
ダイキャストを使いつつも、サイズは小さくかなり精密な造形です。
最初からビーストモードを兼ねた形状している為、独自のアニマル形態はもっていません。
イーグルファイター着陸脚
羽の下から着陸脚を出せますが、段差でまっすぐに接地できず。
「やってやるぜ!」
ビーストモードにならない替わりに、劇中では青いオーラをまとった姿で体当たり攻撃をしました。
イーグルファイター ヒューマイロイドモード
必要な局面まで隠されていたビーストモードを超えた形態。
当時の超合金でも、ここまで細いうえに整ったプロポーションは非常に珍しいと思います。
その反面、非常に小さく関節が多いので変形にはやや注意が必要です。
特に一般的な超合金が想定している対象年齢の子供では、壊さずに遊ぶのは難しかったかも知れません。
肩のパーツにはバリエーションがあり、リベット留めの前期版とネジ留めの後期版があります。(写真は後期版)
※設定ではヒューマロイド、ヒューマノイドどちらの表記も混在しています。
背中のウイングを収納した状態
劇中ではビームガンを形態していました。
イーグルファイター アクション!
ポーズを取らせることができます。
とても小さいため、さすがに目は塗装されていません。
AGT-2 ランドクーガー (Land Cougar)
紅一点 結城沙羅が操縦するタンク。ダンクーガの左足首を構成。
キャノンが可動し、底部のタイヤを使ってコロ走行可能。
※劇中では後部の合体ジョイントは地面と水平に起こしていますが、説明書では通りに寝かせた状態でした。
ランドクーガー サイドビュー
ランドクーガー アグレッシブモード (アニマロイドタイプ)
操縦者 沙羅が危機に陥ったとき戦車からアグレッシブビーストチェンジした姿。
モチーフは黒豹。
戦車の砲台を使った戦いから一転、直接噛みつき攻撃などの肉弾戦を得意とします。
各部関節が可動します。
ランドクーガー ヒューマロイドモード
「ヒューマロイドチェンジ・ゴー!」の掛け声で変形。
必要な局面まで隠されていたビーストモードを超える形態。
より高度な作戦や人命救助などで活躍。劇中ではブラスターガンを形態。
ランドクーガー アクション!
変形の都合もありますが、よく動きます。
AGT-3 ランドライガー (Land Liger)
ムードメーカーの式部雅人が操縦するタンク。ダンクーガの右足首を構成。
基本的にはランドクーガーと同じ構造です。後部のキャノンと前部の砲門が可動。
ランドライガー サイドビュー
ランドライガー アグレッシブモード
操縦者 雅人が危機に陥ったとき戦車からアグレッシブビーストチェンジした姿。
基本構造はランドクーガーと同じですがタテガミをつけることで差別化されています。
ちなみに劇中では戦車形態がライガー、ビーストモードに変形してランドライガーになると言われたこともありました。
ランドライガー ヒューマロイドモード
必要な局面まで隠されていたビーストモードを超える形態。
基本的にランドクーガーと同じです。劇中ではブラスターガンを形態。
可動範囲などもランドクーガーと同じです。
AGT-4 ビッグモス (Big Moth)
冷静沈着な司馬 亮が操縦する重戦車。ダンクーガの胴体を構成。
豊富な火器をもちマッシブでとてもカッコいいデザインです。
各部砲台が可動しコロ走行可能。劇中では「マンモス」と呼ばれることも多かったです。
ビッグモス サイドビュー
ゴツゴツと角ばっているのがたまりません。
ビッグモス アグレッシブモード
操縦者 亮が危機に陥ったとき戦車からアグレッシブビーストチェンジした姿。
シンプルな変形でカッチリガッチリの戦車から迫力のあるマンモスメカへ!
多関節構造の鼻は上下に動きます。
耳部分は回転可能ですが、非常に硬く強度に不安があるため慎重に扱う必要があります。
劇中では巨大な体躯を活かした踏みつぶし攻撃を披露しました。
ビッグモス ヒューマロイドモード
必要な局面まで隠されていたビーストモードを超える形態。
ほぼダンクーガの本体になるために非常に大きくそのままでも迫力があります。
背中の白い砲台をスライドさせるとロックが解除され腹の白いブロックがせり出ます。
劇中では大型のビームランチャーを形態。
ビッグモス ヒューマロイドモード フロントビュー
腕の赤いボタンを押すと拳が飛び出します。
DX超合金ダンクーガの中で唯一玩具らしいギミックです。
ビッグモス アクション!
変形の都合もありますが、腕はよく可動します。
ビッグモス アンダービュー
戦車モードしかり、ロボモードでもマッシブでカッコイイですね。
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