デンジタイガー&ダイデンジン
EVOLUTION・TOY
2022年10月発売 定価50380円(税抜き)
デンジタイガー編!
セットのダイデンジンはこちら↓
電子戦隊デンジマン デンジタイガー&ダイデンジン EvolutionToy レビュー (ダイデンジン/Daidenzin 編)
当時のDXデンジタイガーはこちら↓
デンジタイガー(DenziTiger)
デンジマンの基地、デンジランドが発進する超巨大母艦。
内部にはデンジファイターを格納し、陸海空の3モードに変形。
全長は約33㎝、全高はクローラー展開時約19㎝。
ポピーのDXデンジタイガーとほぼ同サイズです。
車輪や内部パーツにダイキャストが使用され重量は約780gとズシリときます。
デザイン上アンテナがとても細いので遊ばない時は外しておいた方がいいかもです。
ちょっと手で弾いても折れる場合があります、予備はないので取り付ける際も根本をもって丁寧に装着推奨です。
フロント
色分けは基本的にすべて塗装。
細かいモールドも黒く塗装され目立つようになっています。
試作では劇中どおりの蛍光イエローだった艦橋部ウインドウは、クリアパーツに変更。
こちらのほうが玩具的見栄えは向上していますね。
リア
後部もかなり忠実に再現。
リアスラスター内部はシルバーの上からクリアオレンジが塗装されていて、噴射口に火が灯っている感じです。
素晴らしい!
サイドビュー
ダイキャスト製の車輪は回転し、履帯はゴム製。
コロ走行は難しいですが、質感は非常に良いです。
正面
ポピーのDXデンジタイガーで再現されていたフロントサイド部分の若干の丸みが弱い気がするのが惜しい点。
デンジタイガー詳細
各部精密に造形され、ちょっとした撮影プロップのような感じです。
眺めているだけで劇中の活躍を思い出しテンション上がります。
デンジタイガーギミック!
クローラーを収納!
クローラーはピンでしっかり固定可能。
底部のモールドもしっかり彫られています。
ウイングの展開!
つめをひっかけ内部からウイングを展開できます。
ウイングは劇中と同じく三角の切り欠きのある造形。
デンジミサイル発射!
艦橋が回転、ミサイルランチャーは上下に動きます。
ランチャー天部のボタンを押してミサイルを発射!
ミサイルの形状は説明書と異なりますが、奥まで押し込むと発射できるのでおそらく形状変更されたようです…。
ただし、ひっかかったりするので爽快感はありません。
でも1番気になるのはミサイルランチャーがシルバーでないことですね…なんでじゃー!
ここはシルバーにして欲しかった、凄い惜しい!
ミサイル発射シーン!
なんちゃって再現です、ミサイルの形状はほぼ劇中同様なのが嬉しいですね。
クレーンギミック!
後部からクレーン台座を引き出し、クレーンを起こし先端を伸ばします。
再び台座を押し込みます。
クローハンドを装着!
基部を押し込むとクレーンが上下しないようロックがかかります。
クローハンドは装着したままでも収納可能。
クローハンドの他にもマグネット装置が付属!
このオプションはポピーのDXデンジタイガーと同様ですね。
巻き取りギミック!
ローラー部分を指で回せばチェーン(紐)を巻き取ることができます…。
と言いたいところですが、この構造だと、突っ張ってしまいしっかり巻き取ることができません。
ローラー部分で紐を固定すれば巻き取れるんですが、なので巻き取りギミックは使わず紐を巻き付けてまとめてます。
デンジタイガー 水中モード!
クローラーとウイングを収納し海の中を航行する形態。
デンジランドの海底から発進するバージョンで多く登場。
デンジタイガー 飛行モード
クローラーを収納し、ウイングを展開した形態!
空中戦を繰り広げたりもっともポピュラーな姿。
デンジタイガー陸上モード!
ウイングを収納しクローラーでバリバリ走行する戦車形態。
地上から離発着する場合に活躍する他、ベーダーの悪魔島に上陸した際はバキバキと破壊しながら侵攻。
エネルギーチャージパス!油圧計パス!兵器庫点検パス!室内空気圧パス!
デンジタイガー発進!!
そして最大のデンジファイター発進ギミック!
フロントパネルオープン!
天部のパネルを上げます!
内部から格納されているデンジファイターが出現!
天部パネルは折りたたみます。
サイドパネルオープン!
先端サイドパネルオープン!
細かい部分ですが、ちゃんと分割されています。
デンジファイターのウイングを展開!
発進!
そしてお待ちかねの空中発進モード!
フロントパネルオープン!
フロントパネルの先端ヒンジを外し、持ち上げます。
サイドパネル・サイド先端パネル、オープン!
こちらは地上発進版と同様。
カタパルト起動!
パネルを持ち上げカタパルト起動ギミックが再現できます。
デンジファイター発進!!
今回はこの形態にできるのが嬉しいですね。
デンジタイガー展開状態!
内部はガンメタ塗装になっています。
メカニカルで見栄えがとても良いです!
内部構造
サイドパネル、サイド先端パネル
サイドパネルは横へストレートに展開できず、内側に折りこむようにして開きます。
こうすることで蝶番を外側に出さず綺麗な外観を再現できています。
干渉する部分があるので確認と繊細な力加減が必要な個所!
固定用のツメもかなり薄いプラなので無理な力をかけないように注意!
サイド先端パネルはスムーズに可動します。
どちらも可動軸はダイキャスト製。
カタパルト上昇部
ダイキャストが使用された支柱がスライドし固定されます。
カタパルト形状も試作品からより劇中に近い形へ変更されているのが嬉しいところ。
デンジファイター収納図
クリアランスはけっこうタイトなので格納する際は、しっかり位置を確認した方が良いです。
最後はやっぱりポピーDXデンジタイガーと並べてみました!
サイズはほぼ同じですね。
再来月(2022/12月)にはさらに同サイズのSMP版が発売されるので一気にデンジタイガーが増えます。
リア
当然ですがポピーDXの方はボタンを押すとウイングが出たり、おもちゃらしいギミックがあります。
これはこれでとても楽しいギミックです。
クレーンギミック!
飛行形態で並べてみました!
デンジファイター格納形態!
EvoToy版はかなり映像に近づけられています。
しかし、おもちゃ然としたカラーリングやギミック発動のボタンがついているポピー版も色褪せることはありませんね。
いかがでしたでしょうか、完成品として蘇ったデンジタイガー&ダイデンジンでした。
当時のDX超合金やDX母艦と同サイズでダイキャスト仕様というのが非常に良かった点です。
ダイデンジンは理想的なプロポーションかつ、ズシリと手ごたえアリ。
変形部分のプラスα要素も良かったです。
デンジタイガーは扱いに繊細な部分がありますが、なんといっても第2の発進形態にできるのが最高。
カラーリングに若干惜しいところはありますが、重量感と精密感もありとてもカッコ良いです。
安いものではありませんが、このセットを完成品で遊べるなら満足のいくものでした。
EVOLUTION・TOY デンジタイガー&ダイデンジン(デンジタイガー編)でした。
update2022-10-30