「魂で甦る分身合体。衝撃のメカニズム ガービン編!!」

 

合身!!

 

 

ガービン!!

 

 

さらなる巨大ロボの中にデリンガーがイン!

 

 

ガービン(Garbin)
赤いデリンガーから青い巨大ロボへまたしても大きくイメージが変化。
劇中もっともパワーのある形態ではありますが、戦況に応じて臨機応変にガービンやプロテッサーが飛び出し戦います。
ダイキャストの使用は胴体、足首、二の腕。
※個体差もあると思いますが、耳アンテナが外れやすいのと、肘がゆるいのが気になりました。
 耳はとくに外れやすいので撮影に際して渋み調整をしてます。

 

ガービン フロントビュー
鮮やかなブルーメタリック塗装が力強く映えます。
大きさは約33cm。
前述のとおり、胴体へのダイキャスト使用はガービンのみですが、ほどよい重量感があります。
もしプロテッサー、デリンガーの胴体にダイキャストが使用されてたら重くなり過ぎてたかも知れません。

 

ガービン サイドビュー

 

ガービンのみ足底もしっかり造形されています。

 

ガービン バストアップ
瞳は塗装ではなく別成形のプラになっており、当時品のDX超合金を彷彿させます。

 

ガービン バストアップ2

プロテッサー、デリンガーがマットな質感に対してガービンのみ光沢のあるメタリックで外見の仕様が違う点について。
あくまで個人的な感想としては、並べてしまうとあまり気になりませんでした。
素人の推測としては、分身合体に際して塗装剥げの懸念からの成形色。
もしくはアニメと超合金イメージ両方のいいとこどりを狙ったのかなと思います。
特にダイキャストが使われているガービンは大きいだけにメタリック塗装が凄く合っています。
たしかに魂リメイクでバーンと出すならガービンはメタリックの方がいいですよね。

 

サポートパーツ
プロテッサー、デリンガー同様にサポートパーツが付属。
やはりポロポロ落ちるので基本的に未装着にしていました。

 

 

ガービン アクション!!

首:ロール(1段ひきあげ可動範囲拡大)
腕:前・横ヒンジ可動、肘、肘ロール、前腕ロール、手首ロール
胴体:少しだけ胸・腰が可動
足:付け根ヒンジ可動、膝、スネ、ユニバーサルジョイント(引き出し拡大アリ)、つま先

肩や足の付け根はゴーディアン合身システムの独自可動な為、軸をよく見て動かす必要があります。
さらに腕と足にはクリック関節で強化されてます。

 

ガービン アンダービュー
足が長く非常にカッコイイプロポーションです。
超合金らしさとアニメらしさを両立した2021年最新バージョンという感じ。

 

ガービン アンダービュー2

 

 

分身合体 内部機構!
見た目は複雑ですが、合身はとてもシンプルです。
各部関節の向きをしっかり確認すればカッチリとストレスなく遊べます。
とはいえ構造上プラが薄い部分もあるので丁寧な扱い推奨です。
元のDX超合金からしてそうでしたね。

 

プロテッサー内部
内部にもモールドが彫られ、背中には「1」と入っております。
おそらくこれは1とナンバリングがついていたDX超合金のリスペクトではないかと思います。

 

デリンガー 内部
同じく内部にはモールド、そしてちょっと見えづらいですが、「2」と中心部にナンバリングが入ってます。

 

ガービン 内部
同じくモールドと「3」のナンバリング。

 

 

内部機構1
腕アーマーを開くとそれぞれの腕が見えます。
分身合体機構の要、腕の関節連動システム!
DX超合金では内部が見えやすくなっていましたが、超合金魂はスキマから覗くことができます。

 

 

内部機構2
足関節の構造です。
こちらはDX超合金では実現できなかった足関節の連動を実現!
このメカニズム!!

 

胴体
光を当てると、内部のデリンガーがはっきり見えます。
この仕様はDX超合金をリスペクトしていますね。
こちらもわずかながらに胸部と腰の連動可動を実現しています!

 

ガービンの武器
もっとも豊富に武器が付属します。

 

武器1 ガービンフッカー!
頭部のアンテナを外し、専用のバーに装着、オプションハンドの武器持ち手に交換して持たせます。
厳密にはアンテナは前期版造形なので顔も前期版にした方がつじつまが合います。

 

武器2 手裏剣!
頭部のアンテナを外し手のひらで合体させた武器。
投げつけるとブーメランのように返ってきました。
オプションハンドの手首を伸ばした持ち手を使用しています。

 

武器3 ガトリングアーム!!
両手打ちするときもあります。
いわゆるロケットパンチ、実際に発射はできませんが、取り外しが可能。
ボーガンアタックと呼んでいたときもありました。

 

武器4 フットミサイル
劇中使用頻度の高い内蔵武器。
スネアーマーを開きミサイルパーツを装着して再現。
発射機構はありません。

 

武器5 シャインシェルド
ダイゴの育て親ゲン爺が開発したゴーディアンの追加武器。
傘のように展開して防御に使えます。

 

武器5 シャインシェルド 展開状態
さらにシャインシェルドを展開してエネルギー弾をうちました。

 

武器6 デュークスクリュー 槍形態

 

武器7 デュークスクリュー剣形態
さらにつまを回転させ剣先をビームにして発射する「レーザースクリュー」も披露。
刃先を展開し回転させてシールドにしたことも…、さらに投げつけて投擲武器としても使用。

 

武器8 シャインシェルド ソード状態
デュークスクリューの刃をシャインシェルドの先端につけることができます。

 

武器9 マイティ―ライボー
ダイゴが叫ぶと異次元から現れる槍。

 

武器10 手裏剣 槍状態
頭部のアンテナを外し空に放り投げると発生する大型の槍。
超合金魂ではマイティ―ライボーのパーツを1部付け替えて再現。

 

武器11 白光剣(※びゃっこうけん)
ガービンが使う必殺剣。
ちなみに劇中はデリンガーでもあきらかに白光剣と思われる剣を振るっている回もあります。
DX超合金リスペクトなのか非常に長く造形されていて全長は約30㎝という長さ。
劇中では白光剣を使う前にアバランチアタックというエネルギー波をぶつけることがありましたが、イマイチどういう攻撃かわかりませんでした。
※劇中「はっこうけん」と呼んでいたときもありました。

 

白光剣&シャインシェルドでソード&シールド!!

 

デュークスクリューとシャインシェルドでもう1つのソード&シールド!

 

ガービン!!

 

ゴーディアン3体による合体攻撃技もありました!
1つは3体が円になり回転、発光しながら突撃する秘闘グレイシアクラッシュ。
もう1つは、3体が剣をもって同時に斬りつける攻撃、連動剣。
さらに竜巻をそらすために、3体バラバラになり回転しエネルギーを放出するバキュームアタックもありました。

 

ゴーディアン!!
ギミック的にはDX超合金を踏襲しているものの、デザイン的には70年代から80年代初頭の足が長くやや肉厚なロボらしさがよく表現されています。
前述しましたが、タツノコプロ的というか大河原先生らしい感じとデザイナー村上克司先生らしさ両方を感じます。
それぞれ大きさの比率はアニメに近づけて開発されてるとのことです。

 

ボーナスパーツ!
ボーナスフェイスパーツとガービンフッカーについてる耳(アンテナ)を使ってアニメ前期版の顔を再現できます。

 

ちなみに前期・後期で並べるとこんな感じ。
左がボーナスの前期版です。
右の後期版はDX超合金に寄せた頭部造形です。

 

フェイスパーツ装着!!ゴーディアン・ゴー!

 

ガービン アニメ前期版仕様
厳密にはプロテッサー、デリンガーを含め3体とも頭部以外、本体にも微妙に違いがあります。

 

ガービン アニメ前期版 バストアップ

 

ガービン 前期版 バストアップ2

 

 

頭部の違いを比べてみましょう!
印象はかなり異なりますね。

 

頭部が違うのみなので、ギミックなどは全く変わりません。

 

以下アニメ前期版で武器を持たせてみました!

 

ガービンフッカー!
もともとアニメ前期版のアンテナを使用する武器なので、こちらの方がシチュエーションに合います。

 

シャインシェルド無展開状態!
シャインシェルドの元の部分をもたせただけのなんちゃってですが、それっぽいので撮影してみました。
劇中ではこの状態からレイピアの刃のようなものを伸ばし敵を撃破。

 

シャインシェルド展開!

 

マイティ―ライボー!

 

手裏剣
こちらもアニメ前期版のアンテナを使用している造形

 

手裏剣2
マイティ―ライボーの先端に耳のアンテナを合体させた武器

 

デュークスクリュー槍バージョン

 

ガトリングアーム!

 

デュークスクリュー&シャインシェルド

 

白光剣!

 

白光剣は長いので迫力がありますね。

 

以上 ゴーディアン本体についてでした。

 

付属のディスプレイベース
ちなみにこの中央にあるラックは劇中に出てきた3体を射出サポートするハンガーに形状が似ています。
さすが超合金魂こういう部分も楽しくしてくれますね。

 

ディスプレイベースには全ての付属品を配置できます。

 

裏側

 

台座 側面にはデリンガーの武器を配置。

 

ディスプレイベースにゴーディアンを配置しました!

 

ゴーディアン配置図2

 

最後はおまけコーナー

直近で発売されたPOSE+Metal バイカンフーと並べてみました!
バイカンフーは2020年12月発売、超合金魂は2021年3月発売。
メーカーは違いますが、同じ構造をもつそれぞれのリメイク作が近いスパンでリリースされたことになります。
ガービン、バイカンフーどちらも最終形態はだいたい同じくらいのサイズ感というのも面白いですよね。
また全体的な商品仕様は、どちらも玩具とアニメ作画のほどよい中間といった仕上がり。
また頭部サイズがそれぞれ全然違うのも面白いですね。
まさに70年代後期ロボと80年代中期ロボデザインの違いというか、アニメ作画のトレンドの違いというか。

 

次はBRAVE合金(ダイカモデル)と並べてみました!
まずサイズが全然違います。
以前、他の超合金魂と並べたらBRAVE合金はだいたいのサイズ感は同じでしたが、実際の超合金魂は他の魂系ロボよりも大きいサイズになりましたね。
BRAVE合金(ダイカモデル)は非可動のダイゴが2種付属。(他にもダイゴの姉サオリも合身モデルが付属)
#BRAVE合金は2010年発売、ダイカモデルは2015年にマルサンから発売されたBRAVE合金の再販版です。

 

次はBRAVE合金(ダイカモデル)のアニメ前期版と並べてみました!

超合金魂も前期版の頭部を装着してます。

 

さらにガービンのみBRAVE合金と超合金魂で並べてみました!
似てるか似てないかで言えば、BRAVE合金の方がアニメ作画には近い造形とプロポーションだと思います。
可動部や機構に関しては、BRAVE合金は10年前の設計でかなり厳しいです。(元々BRAVE合金はかなりピーキーな設計でしたが…)
その点、超合金魂はアニメの雰囲気を出しながらDX超合金ロボ的な魅力と両立していてさすがに最新作だなと思います。

 

もう1度BRAVE合金(ダイカモデル)、超合金魂ガービンで並べてみました!

 

BRAVE合金(ダイカモデル)、超合金魂デリンガーで並べてみました!
左がアニメ前期版になります。

 

BRAVE合金(ダイカモデル)、超合金魂プロテッサーで並べてみました!
左がアニメ前期版です。

 

当時品のDX超合金と並べたのはこちらからどうぞ↓

GB-09.10.11 世界の超合金 (DX超合金) 分身合体 ゴーディアン ポピー レビュー

 

最後は超合金魂の、世界の超合金シリーズで!
魂リメイクもここまできましたね、ゴーディアンに辿りつくまでは本当に長かったです。
あとは超合金魂サンバルカンロボのみです。たぶんこれはかなりハードルが高いと思います…。
※世界の超合金とは70-80年代の特定の時期だけついたDX超合金のサブタイトルです。

 

さらにもう1枚。
Twitterにもあげましたが、ゴーディアンをアニメ前期顔にして集合。
リニューアル版ではない初版の超合金魂はアニメ準拠に近づけるというのもあったので。
ゴーディアンはアニメと超合金のいいとこどりなのでリニューアル版が出るかはわかりませんが、もし発売するならメッキのアンテナと胸のナンバリング再現があると嬉しいですね。

 

バンダイ 超合金魂 GX-95 闘士ゴーディアンでした。

 

 

update2021-04-25