連結合体 DXグランドライナー バンダイ
1999年発売 定価7980円

ゴーゴーファイブの2号ロボは、戦隊初・ビッグスケール超巨大列車ロボ!
通常2号ロボはスーパー合体ないしは、追加戦士等、単体ロボのパターンでしたが、その法則をやぶり超巨大ロボが登場。
巨大列車に99マシンを格納し、連結し、合体までこなすフルパワーのプレイバリューをもちます。
そしてさらに、戦隊初の列車モチーフであり、超合金・戦隊ロボの父、村上克司氏監修デザインでもあります。
※メインデザインは野中剛さん。

 

パッケージ裏
ビッグサイズのアピールが凄いです。

 

 

パッケージ左右

 

パッケージ 天面底面

 

収納図
サイズが大きいのでギチギチです。

 

付属品
説明書、シール、アンテナパーツ、キャリングカーゴ
ギチギチのパッケージにどうやって入っていたか覚えていません。
たぶん、ゴーライナーどれかの中に入ってたのだろうか。

 

99マシンを運搬するため、第1話から登場していたゴーライナー!
第12話、災魔獣2体の攻撃でピンチとなった、ビクトリーロボを救うため、改修され合体機能を有しました。
大きなナンバーの文字、大きい赤ラインと白のふちどり、細部までちりばめられたメカニカルなモールド。
全てが最高なデザイン。

 

 

ゴーライナー1 (GoLiner 1)
ゴーレッド専用のゴーライナー、レッドラダーを格納、運搬。
グランドライナーの右腕を構成。

 

 

アンダービュー
レッド機だけにメッキの効いたSLモチーフで最大限に列車感のあるデザイン。
イメージは〇(サークル)。

 

サイドビュー

 

底部
99マシン同様に底部もモールドがビッシリ。

 

資料によると前部に2門の高熱線銃・ヒートキャノン(説明書では放水銃と表記)を装備。

 

 

連結部分
前部:高熱線銃は収納、底部レバーを操作すると連結機が出てきます。
後部:内部に畳まれた連結機を倒します。

ゴーライナー1は先頭車両なので、基本的には後部連結機だけの操作になります。

 

 

レッドラダ―格ギミック
ゴーライナー1の側面にあるツメかけを使ってサイドに展開!
底部のスロープは伸縮可能。

 

レッドラダー発進!!

 

ゴウライナー1 発進!!

 

 

 

ゴーライナー2 (GoLiner2)
ゴーブルー専用のゴーライナー、ブルースローワーを格納、運搬。
グランドライナーの左腕を構成。

 

 

アンダービュー
ゴーライナー1がSL風モチーフだとするなら、こちらは電気機関車風の箱型デザイン。
これはこれでTHE電車!というイメージでカッコイイです。
シールで再現されたフロントライトもいい感じ。
イメージは□(スクエア)。

 

サイドビュー

 

底部

 

資料によると前部に2門のケミカルリキッドガン(説明書では放水銃と表記)を装備。

 

 

連結部分
前部:ケミカルリキッドガンを収納、底部レバーを操作して連結機を引き出します。
後部:内部に畳まれた連結機を倒します。

 

 

ブルースローワー格納ギミック

 

ブルースローワー発進!!

 

ゴーライナー2発進!!

 

 

 

ゴーライナー3 (GoLiner3)
ゴーグリーン専用のゴーライナー、グリーンホバーを格納、運搬。
グランドライナーの胴体を構成。

 

 

アンダービュー
上記2つと違い、近未来SF型の電車。
宇宙船っぽい感じがします。
起伏にとんだ先端形状とデザインが素晴らしく監修された村上克司氏の美学感じます。
イメージは…たぶん楕円(オーバル)。

 

サイドビュー
ゴーライナー3のみ両面に操縦席がある形状。

 

底部

 

資料によると前部に2門の冷凍銃・フリーズキャノン(説明書では放水銃と表記)を装備。

 

 

連結部分
前部:冷凍銃は収納、底部レバーを操作して連結機を出します。
後部:前部同様にレバー操作して連結機を出します。

 

 

グリーンホバー格納ギミック!
他のゴーライナーと違い、グリーンホバーだけは垂直離陸ができるように格納されています。
グリーンホバーの特性を活かした格納方法がグーッド!

 

 

そしてやはり内部はモールドがびっしりと入ってます!

 

グリーンホバー発進!

 

ゴーライナー3 発進!!

 

 

ゴーライナー4 (GoLiner4)
ゴーイエロー専用のゴーライナー、イエローアーマーを格納、運搬。
グランドライナーの左足を構成。

 

 

アンダービュー
一見、ヨーロッパ系のカッコイイ列車に見えつつも、やっぱり宇宙船風のデザイン。
これも色濃く村上氏を感じるデザインだと思います。
このまま宇宙刑事の母艦になりそうだし、テクノボイジャーや宇宙母艦ビスマルクを思わせるというのは直球過ぎでしょうか。
側面のインテークにメッキが使われるなど、最高の仕上がり。
黒いボディにイエローラインも非常に映えが良く、いい感じです。
イメージはたぶん…台形(トラペゾイド)。

 

サイドビュー

 

底部

 

資料によると前部に2門のノズル(説明書では放水銃と表記)を装備。
ノズルから粘着コーキング弾を発射。

 

 

連結部分
前部:ノズルは収納、底部レバーを操作して連結機を引き出します。
後部:内部に畳まれた連結機を持ち上げます。

 

 

イエローアーマー格納ギミック!

 

イエローアーマー発進!!

 

 

ゴーライナー4発進!!

 

 

 

ゴーライナー5 (GoLiner5)
ゴーピンク専用のゴーライナー、ピンクエイダーを格納、運搬。
グランドライナーの左足を構成。

 

 

アンダービュー
ゴーライナー4に続き、非常に色濃く村上氏の美学を感じるSFデザイン。
鋭角に尖った先頭部と細長いコクピットウインドウがカッコ良過ぎます。
イメージは…たぶん△(トライアングル)、もしくはひし形(ダイアモンド)。

 

前部の放水銃を収納した状態
デザイン的にはこちらのほうが圧倒的に好み。
角ばった鋭角なデザインをより楽しく眺めることができます。

 

サイドビュー

 

底部

 

資料によると前部に2門の衝撃波銃・ショックウェーブキャノン(説明書では放水銃と表記)を装備。

 

 

連結部分
前部:衝撃波銃は収納、底部レバーを操作して連結機を引き出します。
後部:内部に畳まれた連結機を持ち上げます。

前部連結器については、すべての車両がレバー操作になっていてメカニカルな機構になっているのがいいですね。
また連結機も簡易的ではありますが、造形がされていて連結させるだけの部品じゃないところが列車メカのこだわりを感じます。

 

キャリングカーゴ装着状態
余剰にならないよう、玩具オリジナルで装着が可能。
素晴らしいギミック!これはこれでゴーライナー5固有の機能っぽくていいですよね。

 

 

ピンクエイダー格納ギミック!

 

ピンクエイダー発進!!

 

ゴーライナー5発進!

 

キャリングカーゴ ギミック!

付属のキャリングカーゴ
3つのパーツを組立て、グリーンホバーに取り付け空輸遊びができるパーツ。

直接合体変形、パワーアップに関係ないパーツが後から付属するのは戦隊ロボでは初。
というか、当時の超合金魂等、ハイエンド玩具の世界でない一般玩具史上ではこれが初かも知れません。

 

合体時のジョイントを使い底部にガッチリ固定できます。

 

99マシンを空輸アクション!!

 

劇中ではグリーンホバー1機で他4機の99マシンを1度に運ぶシーンもありました。
スゴイパワー!

 

グリーンホバー・キャリーカーゴ・シークエンス(Robotoydays妄想オリジナル)

ゴーライナー3からグリーンホバー発進!

 

 

グリーンホバーが垂直離陸!

 

 

グリーンホバーがゴーライナー4の上部に設置されたカーゴキャリーをキャッチ!

 

ゴーライナー2で輸送された、ブルースローワーをキャリーで空輸!

 

ただちに災害現場へ急行せよ!
以上、キャリーカーゴ(妄想)シークエンスでした。

 


 

ゴーライナー5両を並べてみました!
1機ずつが戦隊のビッグスケール母艦になってほしいくらいカッコいいデザイン。

 

轟雷!ゴーライナー!
もしかしてゴーライナーの響きにはこんな隠しワードがあったりして?なんて妄想してます。

 

連結モード

ゴーライナー連結モード、ファイブライナー!
放水銃を収納し、連結機で接続した状態。
連結機は緩すぎず、固すぎず絶妙。
パッケージに表記されてるとおり、約1.3メートルもあるので横から撮影できず斜めアングルのみです…

 

ベイエリア55から99マシンを乗せて発進!!
劇中ではベイエリア55の格納庫から各機発進。
発進後、レール上で連結し現場へ急行。

 

「緊急発進、現場へ急行!」
最終的に道路の上を普通に走行してました。

 

99マシンを一斉発進!!

 

「連結合体スタンバイ!!」
劇中では、地表が割れ、地中に仕込まれた巨大なカタパルトがせり上がり、その上を加速して空中へジャンプ!
めちゃくちゃ気合の入った特撮シーンは本当にカッコよかったです。

 

 

 

ゴーライナー1、2の変形!

 

 

放水銃、連結機を縮め、先頭部を取り外し、後部から合体ジョイントを取り出す。
後部ユニットを縮め、外した先頭部を後部側面に装着。

 

 

ゴーライナー3、4の変形!
放水銃を収納し、先頭部を90度曲げ、後部を縮める。

 

ゴーライナー3の変形!

 

  

放水銃、連結機を収納し、前部中央を左右に分割。
前部操縦席を外し、アームを使って後部に移動させる。

 

ゴーライナー3の変形2!
後部の車輪を反転させて、腕の合体ジョイントを出す。
ここはスプリングロック機構が入っておりガチっと固定するのが気持ち良いです。

 

玩具的合体図!!

 

ゴーライナー3の後部を展開!

 

 

頭部の変形!
最後に折り曲げられ角を展開して頭部が完成!!
後部を展開するだけでなく、最後に角を上げる「ひと手間」が合体変形における最高のスパイス!
劇中ではこの場面で踏切音が鳴っていました。

 

 

連結合体グランドライナー (Grand Liner)
「グランドライナー連結完了!」
99マシンを格納した状態で5両の巨大列車が合体した超巨大ロボ。
合体変形はシンプルながらスライド収縮や反転など、動かして楽しい工程が多数。
劇中は99マシンをなしでは合体できませんが、玩具は99マシンを格納していなくても合体できます。

カーレンジャービクトレーラー以来の巨大ロボ。

 

フロントビュー
デカく分厚い手足、そして全ての列車の先頭が前方に向いたデザイン。
全高は約38㎝、99マシンを格納した状態の重さは約2.3㎏。
劇中では、あまりにパワーが強く、操縦席に電磁波を発生させてしまう為、短時間で決着をつかないといけない縛りがありました。

 

バストアップ

 

ヘッドアップ
ツインアイタイプにマスクのフェイスパーツ。
瞳の周囲は黒くふちどりされ、目力も強し。
半円形状の角は、車輪や遮断器、パンタグラフ等の列車イメージで凄くカッコ良いです。
また別の視点からみると頭部の赤いカラーと角の形状が鬼のようなイメージでもあります。

 

拳の展開ギミック!
ビクトリーロボに続き、拳が開きます。
遊びの部分としては特に何かあるわけではありませんが、巨大ロボで拳が動くだけでも力強さを体感。

 

 

グランドライナーアクション!
主な攻撃は、打撃アクションと右肩のライナーガトリング&左肩のパネルを開けてミサイルを放つライナーホーミング。

 

必殺技その1 「グランドファイヤー!!」
右肩のライナーガトリング、左肩のライナーホーミングを一斉射撃する超火力技。
ただし操縦しているゴーゴーファイブ達にも、より激しい電磁波が流れてしまう諸刃の攻撃。

 

必殺技その2 「グランドストーム」
両肩のゴーライナー1、2の先頭部分が外れ、腕に装着。

 

右腕のライナーガトリングを放ち。

 

左腕のライナーホーミングを放つ!

 

「怒りの拳よ、灼熱の嵐を呼べ、グランドストーム!!」
両腕に肩の武器を装備して、順番に放つグランドライナーのフィニッシュ技。
※劇中、両手一斉打ちはしません

 

グランドストーム後の腕がそのまま状態なグランドライナー
劇中でも残身的な感じで好きなスタイルだったので撮影してみました。
より列車ロボ的な印象を受けます。

 

ペットボトルを置いてみました、縦にも横にもデカいド迫力サイズ!

 

アンダービュー
海外PowerRangers Lightspeed Rescue(パワーレンジャー・ライトスピードレスキュー)では、Supertrain Megazord(スーパートレイン・メガゾード)という名称でした。

 

アンダービューその2
ガチっとした佇まい、デザイナブルさ、渋さ、そしてデザイン美。
どれをとっても監修をされた村上克司さんらしさを感じます。
自分の中では好きな戦隊ロボ10体に入るお気に入りロボです。

 

ビクトリーロボと並べてみました!
格納できるだけあって圧倒的なサイズ差。
逆に考えると、ビクトリーロボがコンパクトなのはグランドライナーを想定しているからでしょうね。

 

DX超合金を格納するプレイバリューとデザイン美、戦隊初のビッグスケール列車ロボ到着!
救急戦隊ゴーゴーファイブ バンダイ 連結合体DXグランドライナーでした。

 

updare2025-05-16