「超人戦隊ジェットマン」
戦隊シリーズ15作目「鳥人戦隊ジェットマン」1991年~1992年放送 全51話。
地球防衛軍スカイフォースに所属するレッドホークこと竜と、偶然力を得てしまった凱、雷太、香、アコがブラックコンドル、イエローオウル、ホワイトスワン、ブルースワローのジェットマンとなって次元船団バイラムと戦う物語。
モチーフ
- モチーフは鳥類
基地&長官
- ジェットマンの基地はスカイキャンプ。
- 長官は小田切長官。
変身アイテム&変身コール
- 変身アイテムは両腕に装着したクロスチェンジャー。(右腕はエンブレムフォーメーション、左腕はコレスポンダー)
- 変身コールは「クロスチェンジャー」。
集団必殺技&フィニッシュブロー
- 5人全員でジェットハンドカノンを一斉掃射する「バードボンバー」。
- 中盤はレッドホークのマシン「ジェットストライカー」が変形、必殺武器「ファイヤーバズーカ」へ変形し強力なブラズマ弾を発射。
敵組織&敵総統
- 敵の組織は次元戦団バイラム。
- 首領に女帝ジューザがいたが、失踪していた為、幹部のラディゲ、トラン、グレイ、マリアがそれぞれ作戦指揮し実行。
怪人(次元獣/バイオ次元獣)&一般兵
- 次元獣は「バスジゲン」、「ハウスジゲン」のように「〇〇ジゲン」という名称。
等身大バトルに負けると巨大化する。
後半はバイオ次元虫が寄生したバイオ次元獣が登場。
「ジクウスネーク」や「スナイパーキャット」のように組み合わせたモチーフを使った名称。 - 一般兵は、黒いタイツ、胴体に炎のような模様が入り、無機質なマスクをつけた「グリナム兵」。
腰や膝にも目玉のようなアーマーを装着しています。かなり洗練されたデザイン。
ワンポイント
- 当時流行だったトレンディドラマの戦隊版と評されるほど、様々なエピソードをふり幅大きく描いた異色の戦隊。
- 前作ファイブマンは兄弟であり家族という設定でしたが、今回はヒーローである前に生身の人間であるという点にフォーカス。
性格も違う他人同士が戦隊ヒーローとしてまとまることの難しさはもちろん、戦隊内での恋愛を描いた意欲作でした。 - とにかく5人のキャラが徹底して濃いのが特徴。
- ブラックコンドルこと凱はアウトローなキャラクターで、タバコをくわえていたり女性をはべらせたりしていたのも強烈。
- 司令官がヒーローに近い年齢の女性だったり、敵側も首領的なキャラクターを置かず幹部同士が競い合うスタイルも斬新。
- ロボは前年と同じく1号2号ロボでスーパー合体を実現。
- 残念ながら母艦や基地ロボはなくなり格納できるメカは登場しませんでしたが、新たに3号ロボが登場。
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