DX超合金 光速合体グレートファイブ
1987年発売 定価6500円
戦隊ロボ第9弾にして初の5機合体を実現!
ついにヒーロー5人それぞれに各メカが!それに伴い戦隊ロボ1号機としては高額の6000円を突破。
ジュウレンジャーの大獣神までは歴代1位の高価格1号ロボとして君臨していました。
このあたりのラインナップから超合金の通しナンバー「GAから始まるナンバリング」が廃止。(のちにメガレンジャーにてGD-00として復活)
※1988年超獣戦隊ライブマン放送時に戦隊10周年記念として1度復刻されています。
※当時はバトルフィーバーJからスーパー戦隊としてカウントされていました。
パッケージ2 左右
片方にハンドルつき
パッケージ3 天面・底面
DX超合金グレートファイブ 内ブタ
ボックスは内ブタも含め戦隊らしい明るく力強いデザインになっています。
光速合体らしい宇宙をイメージした背景がいいですね、ゴージャスでパワーがあります。
DX超合金グレートファイブ 付属品
高電子ライザー、アタッチメント、ドリル2個、グレートガン、ファイブシールド、シール
説明書(合体計画書)
フルカラー写真の説明書です。
マスキーファイター (Masky Fighter)
レッドマスクが搭乗する小型戦闘機、グレートファイブの頭部を構成。
コンパクトで小型機らしい魅力的なデザイン。
サイズは小さいですが、ダイキャストにクリアパーツ、メッキ処理もありとても豪華です。
マスキーファイター サイドビュー
底部には車輪がついていてコロ走行可能。
着陸脚は前輪のみ収納できます。
マスキーファイター 飛行状態
マスキージェット (Masky Jet)
イエローマスクが搭乗する小型戦闘機。グレートファイブの左腕を構成。
マスキーファイター同様に、コクピットキャノピーはクリアパーツで質感がいいですね。
マスキージェット サイドビュー
底部についた着陸脚でコロ走行可能。
前輪は合体の都合もあり収納できます。
マスキージェット 飛行状態
マスキージャイロ (Masky Gyro)
ピンクマスクが搭乗する戦闘ヘリ。グレートファイブの右腕を構成。
構造はマスキージェットと共有していますが、先端と上部パーツを変更することでジェット機とヘリで見事に差別化しています。
ローターは手動で回転できます。
マスキージャイロ サイドビュー
底部についた着陸脚でコロ走行可能。前輪は合体の都合もあり収納できます。
マスキージャイロ 飛行状態
マスキージェットとマスキージャイロの比較
前述のように共通のパーツを使いながら見事にジェットとヘリで差別化されています。
マスキージャイロ グライダーモード
ヘリのローターを畳み、本体に押し込み完成する滑空機(グライダー)モード。
マスキータンク (Masky Tank)
ブルーマスクが搭乗する装甲車。グレートファイブの脚部を構成。
先端の操縦席はいかにもロボの足首になりそうですが、合体時は逆になるのが面白い点です。
タイヤは全部で12輪ついてます。
マスキータンク サイドビュー
マスキータンク ローアングル
単体ではギミックはありませんが、12輪を使ったコロ走行ができます。
マスキードリル (Masky Drill)
ブラックマスクが搭乗するドリル戦車。戦隊ロボのメカでは初のドリル戦車!
グレートファイブの胴体を構成。
底部のタイヤでコロ走行可能。
マスキードリル ローアングル
劇中では上部に装備した2連装ビーム砲からビームを発射!
マスキードリル サイドビュー
クローラー部分は塗装こそされてないものの、細かく造形されています。
ドリル発射ギミック!
黄色いボタンを押すとドリルを発射できます。
マスキードリル ギミック
合体時に先端ドリルは余剰パーツになってしまうため、底部のハッチを開け内部に収納することができます。
後述するグレートガンのアタッチメントもここに収納しておくことができます。
余剰パーツが出てもこういう配慮があると失くさないし嬉しいですよね。
「合体!ファイブクロス!!」
5体のメカが1つに合体!
劇中の合体シークエンスで全機空中で十字に並びます。
マスキータンクの変形1
半分に分離、接続ジョイントを収納します。
マスキータンクの変形2
底部のカバーを開け、コクピット部分を収納します。
コクピット部分を収納すると足首が出現。(実際には指で押し出す感じです)
マスキータンクの変形3
足首を完全に出し、ハッチを閉じます。
マスキータンクの変形4
足首を出し、曲げます。(劇中の合体シークエンスはここのみ)
マスキードリルの変形1
クローラー部を展開!
マスキードリルの変形2
胴体を中心から折り曲げます、変形後の姿でもメカとして通用しそうなのが面白いですね。
マスキードリルとマスキータンクが合体!!
マスキードリルの2連装ビーム砲がそのまま、腰に下げたグレートガンになるのがとても面白い部分です。
玩具のマスキードリルの変形
玩具ではドリルとグレートガン(2連装ビーム砲)は取り外します。
玩具的な合体画像
マスキータンク側のロックでガッチリと胴体と足が接続されます。
完成した胴体に残りの3機が合体!
胴体の変形
マスキードリル側面のハッチを開けます。
やはり合体のためにハッチを開けるという、ひと手間が燃えますね。
3機が合体!!
それぞれのジョイントに合体します。
マスキージェットの変形
マスキージェットの後輪を胴体に差し込み、主翼を畳み、機体後部を折りたたみ頭部が出現!
マスキージャイロの変形
胴体を伸ばし、尾翼を収納、黄色いボタンを押すと拳が展開!
拳はスプリングで飛び出します。これも熱いところです。
マスキージェットの変形
マスキージャイロと同じく胴体を伸ばす、拳を出します。
最後はグルっと1回転!
腕を降ろします。
DX超合金 光速合体 グレートファイブ (Great Five)
5人それぞれのパーソナリティを反映させたメカがついに1つに合体!
歴代1号ロボのエッセンスすべて吸収し完成した驚異の合体システム。
1つ1つの変形合体もしっかりと5機分、重厚感をもって味わえます。
大きさは約26.5センチ。やや大きめで、プロポーションも程よくマッシブですね。
グレートファイブ フロントビュー
フラッシュキングもそうですが、5機あるメカが合体しても、ほぼ左右対称に綺麗なロボが完成するのが凄いと思います。
さらにマスキーファイター1機がまるまるボディの装飾になってる点もユニーク。
拳の中はフラッシュキングと同じく仕切りがついています。
グレートファイブ 頭部造形
マスキージェットの折りたたんだ主翼が綺麗に胸の飾りになっているところが秀逸ですね。
頭部造形もマスキージェットの意匠が入りつつ、鉢巻をしたヒゲの武人のようにも見える造形もインパクトがあり見栄え良し。
目は塗装ではなく別パーツで綺麗に色分けされています。
スーツや額、そのほかに散見される「5」のマークはマスクマンが元々「ファイブマン」として準備されていた名残りだそうです。
グレートファイブ 頭部造形2
グレートファイブをパッと一目見て気に入ったのは、やはりこの頭部造形です。
四角い頭部にマスキーファイターの尾翼とインテークのようなものがついているのに惹かれました。
頭部に小さい飛行機の意匠を感じます。
グレートファイブ頭部造形3
残念ながらグレートファイブはロケットパンチギミックがオミット。
拳をつけかえて回転させることもできません、その変わりボタンで拳が飛び出す変形ギミックがあるのでイーブンでしょうか。
DX超合金グレートファイブ ややローアングルから
玩具では右腕にローターをつけたままなのがデフォルト状態のようです。
ノーマル状態のグレートファイブ
ローター、シールド、グレートガンなしの状態。
グレートガンのみ腰に下げているグレートファイブ
劇中の基本スタイルはこちらになります。ただし玩具だと腰のグレートガンが腕に干渉してしまうのが難です。
フル装備状態のグレートファイブ
ローターとシールド、グレートガンを装着した状態。
グレートファイブ アクション
腕が動きます。
武器1 グレートガン!
アタッチメントを装着してグレートファイブに持たせます。
戦隊ロボ初の銃タイプの武器。
アタッチメント装着状態のグレートガン
グリップ部分は拳の仕切りに合うように細長くなっています。
武器2 ジャイロカッター!
マスキージャイロのローターを取り外し持たせることができます。
武器3 ファイブシールド
マスキージェットについていたシールド。
武器4 光電子ライザー
ファイブシールドから引き抜く剣。
必殺斬りは「光子斬り&ファイナルオーラバースト」
光電子ライザー&ファイブシールド!!
前年のフラッシュキングと比較!
3体合体から5体合体へ進化してもプロポーションは変わらず、グレートファイブの方が全体的に大きめです。
フラッシュキング、グレートファイブどちらも〇〇ロボとは違う名前なのも面白いですね。
3機合体から5機合体へ、ヒーローと同じ数のメカが合体!戦隊ロボの新スタンダードが完成!
光戦隊マスクマン バンダイ DX超合金 光速合体グレートファイブでした。
original post from funtotoy 2013/05/03
update2018-12-07
update2019-10-02
update2021-02-02
「NEXT マスキーメカへGO!」