星間帝王デスキング タカラ
1980年発売 定価2980円

ミクロマンの最終大ボス、星間帝王デスキング襲来!
付属のミニジェットとのマグネット合体と変形機構をもつ約30㎝の大型ロボ。
ミクロマン最終期アイテムの為、5㎜ジョイント遊びはオミットされ純粋なロボ玩具となっています。

パッケージは大迫力のイラストとウィンドウパッケージで大ボス感もバッチリ。
悪の頂点が大型ロボとなって発売するなんて、さすがミクロマンという感じですね!

 

 

パッケージ側面

 

 

パッケージ側面

 

収納図

 

付属品
各種ミサイルと剣、大型のマグネットユニット。

 

紙物

 

アンケート
普段あまりピックアップしないのですが、せっかくなので。
ダイアクロンについての質問がありますね、「いま、いちばんカッコいいおもちゃは?」というストレートな質問もあります。

 

 

星間帝王デスキング (InterstellarEmperor DeathKing)
ハレー彗星に潜み、手下のデスマルクと共に地球侵略を企む悪の帝王。
地球人を機械奴隷にせんとする野望を持つ恐ろしい敵。

ミサイルを羽にセットし、アームを使い腹部に大型マグネットをセットします。
デスキングという名前も凄いですね、直訳すると死の王になります。
インパクトのある怖い名前。

 

フロントビュー
デスキングという名前や設定を知らなければ正義側のロボでもおかしくないカッコ良さ!
全長は約29㎝。かなり大型のアーデンロボよりも若干大きいです。
マグネット以外は、オールプラなので重量はサイズなりです。

 

バストアップ
張り出した肩アーマー、背中の大型ウイング、敵ながらカッコイイ要素満載。

本当にどことなくなんですが、お腹のアームと肩アーマーを除いた上半身はクローバーのザンボット3っぽい形状をしてます。
クローバー社とタカラ社なら繋がりがあるのであり得る話なんですけど、考え過ぎな気もしてます…

 

ヘッドアップ
巨大な2本の角と、額の飾り、鉄仮面のようなマスク、まさに帝王らしい風格のあるデザイン。
顔はシルバーメッキで瞳はゴールドメッキになっています。

 

アクション!
可動は、腕部横スイング、肘、手首、足、膝。
当時にしてはやや多めの可動部、特に膝は深く曲がります。
頭部は動きそうで動かないみたいです。

 

印象的なキックポーズ!
名前をつけるならやはり「デスキック」がいいですね。

 

武器キングブレードを装備!
サイズは小さめですが名前はカッコいいですね。

 

キングブレードの一撃!!

 

腹部にアクロイヤーをセット!
マグネットを入れていた空間に下半身・手足を外したアクロイヤーがぴったり入ります。
ただの偶然だとは思いますが…。

 

アームを閉じるとこんな感じです!
アクロイヤ―が操縦しているというよりは、エネルギー源として利用されてると考えると恐ろしさ倍増。

 

アクロイヤ―、アーデンと並べてみました!

 

アンダービュー1

 

アンダービュー2

 

 

付属のミニジェット・デスマルク
デスキングの手下・デスマルクが操縦する戦闘機。
スイッチを押して先端からミサイルを発射可能。
底部にタイヤがついているのでコロ走行もできます。

 

ギミック
後部のスイッチを押すとキャノピーが展開し、内部のミニデスマルクが見えるギミック。

 

フライングビュー!

 

ミニジェットとデスキングが合体!
マグネットの力で着脱できます。
この時にミニジェットのコクピットが展開するギミックが発動。

 

 

フェイスガード、クローズ!
説明書ではフェイスガードはマスクと書かれています。

 

 

ウイングガード・クローズ!
各部わりタイトでけっこう干渉するのでしっかり動かします。
最後にアームを動かしてミニジェットをウイングに配置。

ウイングには鉄板が内蔵されマグネットの力で強力に固定されます。

 

デスキング・防衛タイプ!(DeathKing DefenceType)
80年にウイングプロテクターでガードする形態をもつのが驚異ですね。
防衛といってもミニジェットで攻撃力は増してる気がします…

 

 

デスキング・カノン攻撃タイプ(DeathKing CanonAttackType)
ウイングのガードを開いて完成。

 

アンダービュー
ウイング側面にもシールで装飾があるのでそこからもビーム光線を出すなんて想像も楽しいかもです。

 

キングカノン砲発射!

 

 

デスキング・遠距離攻撃タイプ(DeathKing LongRangeAttackType)
ウイングとフェイスカバーを開きミニジェットを装備させた姿。

 

アンダービュー

 

照準セット、目標は地球…

 

 

ミニジェットを外した防衛タイプ
よりガードを固めた感じに見えます。
網目模様のウイングが目立ちますね。

 

 

フェイスガード(マスク)状態

 

バストアップ
ちゃんと瞳の部分だけ空いているのが細かいですね。
これはこれで別のロボの頭部にも見えます。
首のシール部分まで頭部にしてみると若干ガンダムっぽくも見えますね…

 

最初は頭部を隠して登場、なんていう演出もラスボスらしくて楽しいです。

 

デスキング・チェンジ!

 

変形1
武器を外し、防衛モードと同じく、ウイング・フェイスガードを閉じます。

 

変形2
脚部を曲げます、つま先のスイッチを押すと膝の砲身が飛び出します。
ミニジェットをマグネットに装着、砲台にミサイルをセット。

 

 

デスキング・キングジェット タイプ (DeathKing KingJetType)
シンプルな工程でデスキング変化した飛行形態。
スイッチで膝の砲身が飛び出すギミックが楽しいです。
ミサイル発射スイッチとは別なので2段階のアクションを楽しめます。

解説書には空の要塞と表記。
一時的な飛行形態というよりは、惑星間などの長距離移動に活躍しそうですね。

 

サイドビュー
背中のタイヤを使ってコロ走行ができます。
変形パターンはちょっとライディーン風です。

 

キングジェット発進!!
敵ながら飛行メカになるというアイデアは、後のトランスフォーマーや勇者シリーズにも続きました。
そしてキングジェットという名称ものちに電光超人グリッドマンのダイナドラゴンのジェットモードでも使用。
あり得そうな名前なので偶然かも知れませんが、タカラ社だけに作品をまたぎ色々考えるのも楽しいですね。

 

キングジェットスピードタイプ(KingJet SpeedType)
ウイングを開き、足を伸ばして変形完了。
解説書によるとワープ時に活躍する形態。
偶然ですが、空いた中央スペースに膝から曲げたアクロイヤーを乗せることもできます。

 

キングジェット空中攻撃タイプ(KingJet AerialAttackType)
砲身を収納しミサイルはウイングへ、ミニジェットを後部へ移動させた形態。
こちらの方がなんとなく空の要塞のように見える気もします…

解説書によるとデスマッハ5で飛行!デスマッハ!

 

デスキング・戦車タイプ(DeathKing TankType)
ミニジェットを後部に移動させ、ガードを開いた形態。
ただしこの状態だとウイングがぶつかり接地しません。
解説書でも「戦車に変化だ!」としか表記されておらず…ちょっと苦しい。

 

ちょいアレンジの戦車タイプ
ウイングを斜めにして地面と接地、ミニジェットにウイングのミサイルを装着してみました。
トリプルミサイルで攻撃だ!

 

おまけデスキング ハイパワー滑走タイプ!
実は上記の変形だと足後ろのタイヤを使うことがないんですよね。
なので余すことなく遊ぶために思いついたタイプです!
デスキングレベルのラスボスがハイパワー滑走してきたら恐怖ですね~
元ネタはクローバーのガンダムから

 

ついに星間帝王が襲来、計り知れない恐怖がミクロマン達を襲う……!!

ミクロマンストーリーでは、デスキングVSゴッドファイター(ロボットマン3)の最終決戦に突入。
1980年この決着を持って第1期ミクロマンは終了。
翌年81年から、よりロボットに特化したニューミクロマン編がはじまりました。

 

ミクロマンの敵側で並べてみました!
アーデンロボ、ジャイアントアクロイヤー、メカアクロイヤーと並べてみましたが、デスキングだけ明らかにデザインが違います。

ちなみに星間帝王という名前は、トランスフォーマーユニクロンに引き継がれましたね。
いつかデスキングもTFの世界で拾われることがあるのでしょうか?
名前が凄いので無いかもですが、ひそかに楽しみにしています。(すでにあったらごめんなさい…)

 

タカラ ミクロマン 星間帝王デスキングでした。

 

 

original post from funtotoy2012/11/11
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