【BLOG】高速戦隊ターボレンジャー ターボロボ・ターボラガー リニューアル更新

「DX超合金 5連合体ターボロボ」

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「超空合体DXターボラガー」

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ターボレンジャーのOPテーマは「高速戦隊ターボレンジャー」。
イントロの「ターボ!ターボ!ターボ!」から、さわやかに駆け抜ける平成第1弾の戦隊ソング。
この曲のリズム隊は、おそらくデジタルで作られていて、特にドラムはダブルベースドラム(いわゆるツーバス)が随所に、しかもちょっとトリッキーに入っています。
全然ジャンルが違うんですが、昔OzzyOsbourneバンドにいたドラマー故ランディカスティロ氏が、ライブで演奏するようなフレーズというか。
とにかく一般的な歌謡曲では聴かないドラムパターン。
それらの激しいリズム隊にホーンセクションと爽やかな歌が組み合わさり、凄い相乗効果を生んでいると思います。
特に「ダダダッシュ」からは複雑なベースライン、多重のドラムがガンガンしてるのに歌が爽やかで王道という激熱展開。
今回ガッツリ聴き直して、あらためて大好きになった戦隊ソングの1つです。

エンディングテーマは「青春ジグザグロード」。
全体的な雰囲気はOPと似ていますが、しっかりとエンディング感を出している1曲。
サビの「ジグザグ青春ロード」のところでパッと拡がり晴れわたる感じが気持ちいいですね。
エンディング映像では同級生と集合写真を撮影するシーンがあったり青春を切り取ったような演出も素晴らしいです。

作詩は松本一起先生、作曲は井上ヨシマサ先生、編曲は米光亮先生。
作詞の松本先生はアイドルから歌手まで様々な曲の詩を手掛けられた方です。
アニメだと「エスパー魔美」や「きまぐれ☆オレンジロード」、ロボアニメなら「トランスフォーマー2010」、「ゲッターロボ號」。
特撮ならこの「ターボレンジャー」、「エクシードラフト」、「ウインスペクター」などなど印象に残る楽曲を非常に多く作詞されています。

作曲の井上ヨシマサ先生も数々のアイドルソングから歌謡曲など非常に沢山の楽曲を制作された方ですね。
AKB48さんがお好きな方なら井上先生の曲はお馴染みだと思います。近年では東京2020オリンピック聖火リレー公式BGMもご担当されています。
残念ながらアニメや特撮ソングはターボレンジャーのみですが、素晴らしい楽曲を制作されました。

編曲の米光亮先生も沢山の曲を手掛けている方でアニメでは「オーレンジャー」や「元気爆発ガンバルガー」の編曲も担当されています。
そして僕の中では米光先生といえば、PCエンジン版「イースⅠ・Ⅱ、Ⅲ」のアレンジ楽曲、僕はこの楽曲の大ファンでして。
意識して、このターボレンジャーの曲を聴いてみるとシンセベースとドラムはもろに米光先生節なんですね。
その他、キラキラしたシンセの音色やタイミングもモロに米光先生節。
なのでPCエンジン版イースの音楽とかお好きな方が聴けばニヤリとしてしまう部分が多々あります。

そして歌っているのはレッドターボ・炎力を演じる佐藤健太さん!
ライブマンの嶋さんもそうでしたが、2年連続主役のレッドが歌うという凄い抜擢。
突き抜けるような爽やかな声はまさにターボレンジャーのテーマの1つ「若さ」を体現していましたね。
そして歌のお兄さんのような優しく甘いトーンも印象的でした。
「ターボレンジャー」の「ジャー」の部分とかの独特な甘い響きは佐藤健太さんにしか出せない声です。