超気伝獣DXダイムゲン バンダイ
1993年発売 定価9800円

前作のDXキングブラキオンに続く、母艦でもない基地でもない超大型アイテム登場!
前作ジュウレンジャーのキングブラキオンのギミックを継承しつつ、ロボ形態、格納、合体をこなす究極の3号ロボ。
ボックスのロゴも力強くてカッコイイですね。

 

パッケージ 側面
裏側は縦レイアウトの武人形態で掲載。
ロゴはDX超気伝獣ダイムゲンとも読めますね。

 

パッケージ側面2
こちらの面ではギミックを紹介。

 

パッケージ側面3
こちらは大合体図。

 

パッケージ側面4

 

DXダイムゲン 付属品
首や腕は別に梱包されています。
頭部の宝玉や角、キャノンの先端、甲羅横のメッキパーツ等はランナーパーツとして封入されていました。
シールも割と多いです。

 

超気伝獣 ダイムゲン (Daimugen)
最後に登場したダイレンジャー7人目の戦士は、亀夫という人間の姿になった気伝獣でした
亀夫はキバレンジャーのような戦士にはならず、そのまま本来の姿である気伝獣に変化(転身?)。
いわゆるメカ亀ですが、生物感とメカ感が絶妙にブレンドされた見事なデザイン造形だと思います。
モデルはおそらく四神の玄武(ゲンブ)。
主攻撃は側面についてる大型キャノン「大気力キャノン」による砲撃。
※体当たりをしているシーンがあったような気もしますが、たぶん走ってただけかもです…

 

ダイムゲン リアビュー
後部の巨大スラスターはすべてシールで表現。
ゴツゴツと表現された甲羅、後部には母艦を思わせるウイングの様なデザインがあります。

 

ダイムゲン サイドビュー
高さは約23cm、全長約40cm。
前年発売のキングブラキオンよりは少し小さめですが、甲羅にボリュームがあるので迫力は劣らず。
足の底にはタイヤがついておりコロ走行が可能です。
ちなみに段々についている甲羅の金メッキ装飾パーツは2段までですが、形状は劇中通り3段目まで装着できそうになってます。
おそらく何かの理由によりメッキパーツがオミットされたっぽいです。

 

 

ダイムゲン 前後

 

大きくて超迫力!
全く別の話なので前作と比較しても仕方がないのですが、キングブラキオンはあくまで守護獣であったのに対してダイムゲンは亀夫という人間形態をもっていたのがとても面白いですね。

 

ダイムゲン細部!

   

 

ダイムゲン ギミック!

 

口が開閉!
口が開閉するだけですが、表情が生まれていい感じです。
ヘルメットをかぶった様な頭部デザインもいいですね。
愛嬌があって可愛いです。

 

首の伸縮!
変形の都合、首を縮めただけですが臆病な亀夫っぽさが良く出てて楽しいギミック。

 

ミニフィギュア ギミック
大連王やウォンタイガー付属のミニダイレンジャーフィギュアをキャノン上部に6体乗せられます。

 

ミニフィギュアと並べるとスケール感が出ていい感じになります。

 

「あ~ちょっと、ちょっとだれか~起こしてぇ~」
劇中ひっくり返されジタバタした様子を再現してみました。
これだけゴツイのにひっくり返されると何もできないのも可愛いですね。
個人的には戦隊メカでも1~2位を争う可愛さかも知れません。

 

7大気伝獣が大集合!
ジュウレンジャーに続きダイレンジャーも非常に個性的なメカ(気伝獣)が勢ぞろい!!

 

「1000年の時を超え、今こそ我は立ち上がる!ダイムゲン超武人変化(ちょうぶじんへんげ)!」

 

ダイムゲンの変形1
首を収納し、亀の頭部を下げると武人の顔がでます。

 

ダイムゲンの変形2
キャノンの先端を押して指を出します。

 

ダイムゲンライズアップ!
※劇中とくにそういう表現はありません…

 

ダイムゲンの変形4
亀の後ろ足の向きを変えます。

 

 

超気伝武人 ダイムゲン (ChoKidenBujin DaiMugen)
亀形態から起こしただけのシンプルな変形ですが、ちゃんと人型になっており迫力があります。
戦隊3号ロボにして初の巨大ロボ。
超強力な装甲によりあらゆるゴーマの攻撃に耐えました。

 

ダイムゲン フロントビュー
余談ですが、ダイレンジャーのDX玩具を通してやや不思議なのが「ダイムゲン」と「ウォンタイガー」のカタカナ名。
せっかくなので「大連王、大神龍」と同じく「大無限(ダイムゲン)」、「王大我(ウォンタイガー)」とかで統一してもいいですよね。
他にも「大玄武(だいげんぶ)」「大白虎(だいびゃっこ)」などでも楽しそう。
(商標の問題や子供に馴染みがないなどありそうですが…)

 

ダイムゲン サイドビュー
この分厚さがいいですね。

 

ダイムゲン バストアップ
甲羅の模様がそのままアーマーに見えます。

 

ダイムゲン 頭部アップ
ゴーグル型の顔と角のアクセント。
コミカルな面も残しつつメカっぽさをうまくまとめられたデザイン。

 

 

ダイムゲン アクション
腕が動くのみ。

 

ダイムゲン アンダービュー

 

必殺ムゲン砲!!
必殺ワザは指から放つムゲン砲。
つまり指キャノン!
個人的にこういうの大好きです。

 

ライト&サウンドギミック
お腹の中央が光ます。音声は2種類収録。
スピーカー部分が大きいので音は大きめ。単三乾電池3本使用。

 

格納ギミック
胸がパカーンと左右に開きます。

 

展開状態
内部には大きなスペース。

 

龍星王を格納!
劇中では格納して龍星王のエネルギーを回復させました。

 

ウォンタイガーも収納!
収納する際は肘は回転させ後ろに回します。

 

大連王とウォンタイガーと並べてみました!
大連王、ウォンタイガー、ダイムゲンの3体でサイズ比較。
高さもさることながら、横幅もダイムゲンはボリュームがあります。
ダイレンジャーで初めて巨大ロボが3体になりました。

 

ついにでた!母艦のように格納もできて、変形までできてしまう3号ロボ!
ダイムゲンでした。

 

 

そして衝撃の最強形態へ!!

 

 

ステップ1 ウォンタイガーを格納合体!
ウォンタイガーの尻尾と気伝宝珠は取り外します。

 

ステップ2 天空気殿を搭乗合体!
天空気殿底部の車輪とダイムゲンのスリットに天空気殿の車輪を乗せます。
完全固定はされませんが、安定はしています。

 

重甲気殿(じゅうこうきでん / JukoKiden)!
7体の気伝獣が合体した最強形態。コールは「七星合体!重厚気殿!!」
今までのパワーアップ感とは全く異なるベクトルの最強形態といえます。
あくまで積み上げただけなのでウォンタイガーの存在感が薄かったり、ガチャガチャと玩具を合体させる楽しみは減ってしまったマイナス面もあります。
しかしながらデザイン的な完成度、立体的なインパクトは非常に強く満足感もあります。
龍星王の頭までの高さは約46cm。
必殺ワザは重量を活かした落下攻撃「重甲気殿!大圧殺!」という恐ろしいフライングプレス。

 

重甲気殿 リアビュー
天空気殿、ダイムゲンもそのままです。

 

重甲気殿 サイドビュー
やはりどこからかウォンタイガーが見えてると良かったと思います。

 

重甲気殿 フロントビュー
地球と宇宙の関係を説いた地動説等で見た「地球が巨大な亀によって支えてる図」と似ていますね。
おそらくコンセプトはそこかなと思います。
それを戦隊ロボでやるアイデアが最高!

 

重甲気殿 アンダービュー
ある種ピラミッドのような形状です。
操縦はダイレンジャーの5人とキバレンジャーの6人、意思をもつダイムゲンの7人。

 

龍星王にポーズをつけると俄然カッコ良くなります!!
高さ約46センチの迫力!

 

そして最強の超必殺技 発動!!
龍星王が飛龍棍を回転させ、空高く上昇!
そこからの大落下!!

 

 

最上段からフライングプレスをする「重甲気殿・大圧殺!!」

 

 

 

全く新しい全合体が炸裂!戦隊きっての異色シリーズはロボまで大異色!!
五星戦隊ダイレンジャー バンダイ 超気伝獣DXダイムゲンでした。

 

 

original post from funtotoy 2015/02/08
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「NEXT 神へGO!!」

DX 大神龍 (Daijinryu)