五星戦隊ダイレンジャー (Dai Ranger)

「五星戦隊ダイレンジャー」

戦隊シリーズ17作目「五星戦隊ダイレンジャー」1993年～1994年放送全50話。
道士嘉翅(かく)に選ばれた５人の若者が、リュウレンジャー、シシレンジャー、テンマレンジャー、キリンレンジャー、ホウオウレンジャーに転身(変身)。ダイレンジャーとなりゴーマー族と戦う。途中から6人目の戦士キバレンジャーが登場。

モチーフ

東洋神話。アクションには中国拳法を採用。

基地&長官

基地は東京駅の地下深くにある「ダイレンジャー秘密基地」。
気力の達人、道士嘉翅(かく)がダイレンジャーを導く。

変身アイテム&コール

変身アイテムは両腕に装着しているオーラチェンジャー。
右腕に装着しているオーラギャザーから金具を引き抜き、左腕のオーラスプレッダーに差し込む。
※キバレンジャーはキバチェンジャーを使用
変身コールは「気力転身」。
ダイレンジャーでは変身ではなく「転身」と表現。

集団必殺技&フィニッシュブロー

ダイレンジャーの手から放つ、気攻弾を1つにまとめぶつける「気力ボンバー」。
龍型の巨大武器「気力バズーカ」にそれぞれの武器と天宝来来の玉をセット、強力なエネルギー弾を発射する「ス―パー気力バズーカ」等。

敵組織&敵総統

敵組織は妖力を駆使するゴーマ族。
ゴーマ15世が権力者として登場するものの、幹部「シャダム中佐」が実質的な敵のリーダーポジションに君臨。

怪人(ゴーマ怪人)&一般兵

敵の怪人はゴーマ怪人。「紐男爵」や「歌舞伎小僧」、「メディア魔術師」など、特徴を含む2つの名称を組み合わせた名前。
等身大バトルに敗れると巨大化爆弾を使いみずから巨大化。
一般兵は、黒いタイツにタキシードのような模様と口が造形されたマスクの「コットポトロ」。

ワンポイント

前作のファンタジー路線継承しつつ、シナリオ・アクション・映像・演出面でも新たな手法が大胆に取り入れられました。
他にも1話完結しない連続エピソード多数、サブタイトルも変わったものが多く採用されました。
リュウレンジャーはレッドなので中心的存在ではあるものの、リーダーではなくダイレンジャー全員の地位は対等。
(アイキャッチもそれぞれ制作）
6人目の追加戦士キバレンジャーは当時現役の小学生！さらにそのライバル阿古丸も小学生。
子供同士で戦うという、それだけで番組１つできるぐらい斬新な設定でした。
重要なキャストには過去戦隊に登場した方達が沢山登場！
例えばコウの母親役はジェットマン小田桐長官、孔雀にターボレンジャーのキリカ、ダイムゲンもジェットオウル等。
吹っ切れたコメディとシリアスで激熱な話が共存する、ふり幅の大きいストーリーもダイレンジャーを唯一無二にしている理由かも知れません。
海外版パワーレンジャーでは「Mighty Morphin Power Ranger Season2 /マイティモーフィン・パワーレンジャーシーズン2」として放映。