「地球戦隊ファイブマン」
戦隊シリーズ14作目「地球戦隊ファイブマン」1990年~1991年放送 全48話。
銀帝軍ゾーンから地球を守る為に星川一家5人の兄弟がファイブレッド、ファイブブルー、ファイブブラック、ファイブイエロー、ファイブピンクのファイブマンに変身して地球を守る物語。
モチーフ
- 家族・兄弟がテーマなため統一モチーフはもたず、それぞれ得意分野の記号がマスクやメカに反映されました。
基地&司令官
- 基地はファイブマンの両親・星川博士のつくった大型移動基地マグマベース。
- 司令官は存在せず、ファイブマンの衣食住の面倒をみつつメカの整備や戦闘支援までしてくれる親代わりのアーサーG6がサポート。
変身アイテム&変身コール
- 変身アイテムは、男性は腕にはめた「Vチェンジャーブレス」、女性は胸に下げた「Vチェンジャーコンパクト」。
それぞれ取り出し起動させ変身。 - 変身コールは「ファイブマン」。
集団必殺技&フィニッシュブロー
- イエロー、ピンク、ブラック、ブルー、レッドの順番で個人攻撃を連続で怪人にぶつける「兄弟戦士ブラザーアタック」。
- サポートロボ・アーサーG6が巨大砲台「アースカノン」に変形、エネルギー光線を発射。
- 5人で特殊なボールをパスしあい威力を高めて怪人へ放つ「スーパーファイブボール」。
敵組織&敵総統
- 敵組織は銀帝軍ゾーン。
- 敵総統は銀河皇帝メドー。
怪人(銀河闘士/合体銀河闘士)&一般兵
- 銀河闘士は「オオカミルギン」や「コウモリギン」のように「○○○〇ギン」という名称。
(パワーアップした合体銀河闘士も同様に〇〇ギンという名称)
等身大バトルに敗れると、白い素体のような巨大化獣ゴルリンが現れ、銀河闘士のエネルギー吸収しコピー、巨大ロボバトルへ突入。
(後半に強化型の黒ゴルリンも登場する) - 一般兵は黒タイツに岩のようなスズメバチのようなマスクの「バツラー兵」。
ワンポイント
- 前作ターボレンジャーは高校生でしたが、ファイブマンは兄弟かつ全員が同じ小学校の教師という新しい設定。
- 兄弟で困難に立ち向かう話や小学校教師なので子供と接するエピソードも多く描かれました。
- 子供とより身近になるという意味では、中盤から5くん人形というミニパペットも登場し物語を支える試みも挑戦。
- ヒーロー側はもちろん、敵幹部側にも積極的なコメディリリーフをさせるなど新しい要素も投入。
- レッドが最大のピンチを迎える衝撃の時間戻しの回、敵幹部に恋してしまった異星の戦士の話などのシリアス回や、敵の地位が逆転する話などの強烈なエピソードが印象的。コメディにシリアスに全開な戦隊。
- 悪の敵戦隊「銀河戦隊ギンガマン」が登場。※のちの星獣戦隊ギンガマンとは全く関係なし
- ロボは前作に引き続き2号ロボとのスーパー合体と巨大基地ロボが登場。
- 「ファイブテクター」というスーツの強化装備も後半登場、ロボだけでなくヒーローも具体的に強化されるという試みも始まりました。
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