GD-13 DX超合金 獣陸合体ギガライノス バンダイ
1998年発売 定価4980円

5機合体する陸の鋼星獣がDX超合金となって登場!
超合金にこだわったギンガマンシリーズに、更なるDX超合金ロボがしかも2体同時に発売。
こちらはその1体、その名も陸の星獣ギガライノス(もう1体はギガフェニックス)。
姿もこれまでの生物的なフォルムとは違い、完全なメカモチーフになりました。
高価格帯のギンガイオー、ブルタウラスと違い、ギガライノスとギガフェニックスはDX超合金ながら5000円以下になっています。
ちなみに劇中ではギガライノス、ギガフェニックス、ギガバイタスの3体が1度に登場しました。

 

パッケージ裏
メカニカルな姿がワクワクしますね。

 

 

パッケージ左右
ギンガイオー、ブルタウラスと同じデザインです。

 

パッケージ 天面・底面

 

ギガライノス 収納図
他の付属品はランナー状態で封入されていて1部簡単な組み立てが必要なパーツもあります。

 

ギガライノス 付属品
シールが結構多いです。

 

発進、分身獣ギガホイール!
元はライノス星のサイ型星獣(見た目はギンガリラのような2本足の怪物風)だったところをビズネラに改造され鋼星獣化。
さらにそこから分離する分身獣にされてしまった悲運の星獣。
冷静に考えるとかなり悲しい生い立ちですが、劇中ではパーツをパカパカさせ子犬のような無邪気な様子が描写されました。

劇中個別の活躍は描かれなかった為、詳しい能力は不明。
ただし惑星探査メカのような姿がとても魅力的で、見るだけでワクワクしてしまうようなデザインになっています。
コクピットの造形はあるもののギンガマンが操縦するような場面はありませんでした。
デザインは昭和戦隊や超合金メカのような感じですよね。
これだけでメインの戦隊1号ロボレベルといっても過言ではないほどの完成度。

 

 

ギガホイール1 (GigaWheel 1)
惑星探査バギー型のメカ。ギガライノスの背部と頭部を構成。

 

サイドビュー
タイヤを使ってコロ走行できます。
後部には巨大なエンジンと思わしきものを積んでいます。
※実際はギガライノスの頭部

 

 

ギガホイール1 アンダービュー
クレーターや岩石などが多い荒地を楽々走破しそうな感じがします。
上部のマス目状の模様はソーラーパネルを思わせますね。
後部の装置はアンテナなのか、攻撃用の熱線を出す装置なのか…気になります。

 

 


 

 

ギガホイール2 (GigaWheel 2)
惑星探査タンク型のメカ、ギガライノスの胸部を構成。

 

サイドビュー
8輪でコロ走行できます。
履帯をつけてクローラーメカでもよさそうですね。

 

 

ギガホイール2 アンダービュー
後部アンテナだけだと情報収集機っぽくもありますが、中央の砲台がつくことによりSFメカ感がアップしています。
そして丸目のフロントライトが最高。
後部にもテールランプらしき模様がシールで再現されています。

 

 


 

 

ギガホイール3 (GigaWheel 3)
惑星探査オペレーション機型のメカ、ギガライノスの胴体を構成。
ボディの上部にダイキャストを使用。

 

サイドビュー
6輪でコロ走行できます。

 

 

ギガホイール3 アンダービュー
やはり一番の特徴は作業アームの存在。
可動箇所はなく付け根が左右に開くのみですが、ついてるだけでワクワク度は激上がりです。
コンバトラーVやボルテスの胴体メカらしさもありますね。

 

 


 

 

ギガホイール4 (GigaWheel 4)
惑星探査装甲車型のメカ、ギガライノスの両腕を構成。

 

サイドビュー
6輪でコロ走行できます。

 

 

ギガホイール4 アンダービュー
全機の中でもっとも平べったく大きなコクピットウィンドウもなし、そのかわりキャノン砲を2門装備。
他の4機と違い明確に戦闘メインな感じがします。
後部は拳のデザインも兼ねていてパワフルな外見。
どことなくダイラガーXVのラガーマシンっぽくもあります。

 

 

 


 

 

ギガホイール5 (GigaWheel 5)
惑星探査大型トレーラー型メカ。ギガライノスの下半身を構成。
トレーラー前半部中央にダイキャストを使用。

 

サイドビュー

 

 

ギガホイール5 アンダービュー
ダイナマン・ダイナギャリーを彷彿とさせる姿がたまりません。
運転席上部にシールで再現されたライト、後部テールランプ、上部のソーラーパネルのような模様。
そして中央の大型キャノンやアオシマメカのようなサイ型ヘルメットなどなど見所沢山!
他にも中央部のグレーのパーツはミサイルポッドなのか、何かの通信設備なのか考えると楽しくなります。

 

 


 

ギガバイタスからギガライノス発進!!
ギガバイタスはバルバン魔人を分析し、ギガライノス・ギガフェニックスどちらが戦闘に適しているかを判断し出撃させます。
今日はどちらの星獣が活躍するんだろう?と見ているキッズ達が毎回楽しみになる優れた演出でした。
そしてそのコールも若本則夫さんのナレーションでなのが楽しいです。

 

獣陸合体だ!

 

ギガライノスへ合体せよ!※特にコールはありませんが心の中で…
劇中はここで元の星獣ギガライノスの姿が浮かびあがります。

 

変形1
パーツを取り外します。

 

 

ギガホイール3の変形
アンテナを倒し、後部からベルトパーツを出します。

 

ギガホイール2と3が合体!
劇中でもカーレンジャーのように激走しながら流れるように合体しました。

 

 

ギガホイール4の変形
左右に分割し、内部から合体ジョイント起こします。
後部を回転させ拳にします。

 

 

ギガホイール1の変形1
左右を180度回転させ、頭部を引き出します。

 

ギガホイール1の変形2
さらに頭部パーツを倒し回転、底部からジョイントを起こします。

 

ギガホイール4が合体!

 

さらにギガホイール1が合体!
上半身が完成。

 

頭部ヘルメット装着!

 

 

ギガホイール5の変形1
中央部の黒いカバーパーツを上げ、先頭を左右に分割。

 

 

ギガホイール5の変形2
前後を折りたたむように上げます。

 

上半身と下半身が合体!
劇中では、わしゃわしゃと腕を動かし走行しながら合体。

 

玩具的合体図!

 

 

獣陸合体ギガライノス (GigaRhinos)
カチカチっと気持ち良く5機のギガホイールが合体した姿。
元は赤い2足歩行のサイ型星獣だったので、合体したこの形態が正式な鋼星獣の姿になります。
初登場時は闇の商人ビズネラに操られていましたが、ギンガマンの呼びかけで残された星獣の心が復活し仲間になりました。

 

フロントビュー
四角い箱型体型のロボ。
プロポーションもマッシブでガッチリしてるところがいいですね。
大きさは約24㎝、DX超合金サンバルカンロボと同じくらいです。

 

サイドビュー
前後左右すべての角度からタイヤの面が出ています。
またそれぞれのタイヤは一部分に丸い穴があり、回転している様が良く見えるようになっているのもユニーク。
ちなみにタイヤは全部で34輪!
劇中同様にロボ状態でもコロ走行で滑らせて遊ぶことができます。

 

バストアップ
各メカがそのまま合体していますが、しっかりとロボ胴体になっていて、目立つ部分にタイヤが配置されているなどとても秀逸なデザイン。
胴体も片側だけ大きいアンテナがある非対称なところも面白いですね。

 

ヘッドアップ!
サイのヘルメットは造形塗装ともに細かいです。
操られて悪のロボになっていた時は、悪い顔のマスクと封印されたような胸部装甲をつけていました。

 

ヘッドアップ(ヘルメットなし)
メカニカルな造形で塗分けも綺麗です。

 

 

ギガライノス アクション!
腕と拳が回転します、変形の恩恵で頭部も回転。
大きな拳どおりにパンチで殴りまくるアクションが得意でした。

 

ギガライノス アンダービュー!
箱型マッシブ体型なので見栄えがいいですね。
海外のパワーレンジャーロストギャラクシーではCentaurusMegazord(ケンタウルスメガゾード)という名称でした。

 

取り外したパーツを合体させてギガンティスバスター完成!
このアイディアも素晴らしいです。
何気に戦隊ロボではパーツを合体させた武器は初ですね。(玩具オンリーですが無敵将軍の武器がありました、ごめんなさい)
先端のキャノンを作業アームが掴むように合体しているのが最高!

 

ギガンティスバスターを装備!

 

ギガライノスの必殺武器ギガンティスバスター!!

 

超装光ギンガイオーと並べてみました!
ギンガイオーの方がだいぶ大きいです。
ですがギガライノスの方も消して小さく感じるわけではないのでギンガイオーが大きいということになります。

 

昭和戦隊の香りがする5体合体・陸の3号超合金ロボ!
星獣戦隊ギンガマン バンダイ DX超合金 獣陸合体ギガライノスでした。

 

 

 

 

update2021-12-17

 

 

「NEXT ギンガマン星獣へGO!!」

DX超合金 獣空合体 ギガフェニックス (GigaPhoenix) レビュー