DX超合金  超獣合体ライブロボ バンダイ
1988年発売 定価4980円

戦隊ロボ第10弾、戦隊のモチーフとリンクしたロボ!
グレートファイブで達成した5機合体から3機合体へ戻りましたが、今度はヒーローとメカのモチーフを明確にリンクしました。
3人戦隊なので1人1機という意味では前作を継承。
ボックス写真も明確に赤、黄色、青を強調していてとてもキャッチー。
フラッシュマンぐらいまで追求していた高級感と視覚的なワクワク感を両立した素敵なデザインだと思います。
戦隊10周年のとても気合の入った1号ロボであり、今にして思えば昭和最後の戦隊ロボでもあります。
※当時はロボが登場したバトルフィーバーJからスーパー戦隊1作目としてカウントされていました。

 

 

パッケージ左右
DX超合金ロボの証、ハンドルつきです。

 

パッケージ 天面・底面
パッケージ正面にも入っていましたが、バンダイのレインボーラインのような、超獣戦隊の赤、黄、青のラインが素晴らしいです。
ドルフィンは目が黒い点なのも可愛らしいですね。

 

ライブロボ 内ブタ
3機のメカは何故か劇中と名前が異なります。
シンプルながら黄色い枠線の強調線が入っていてわかりやすく明るい内箱。

 

DX超合金ライブロボ 付属品
超獣剣、ライオンカノン、ライオンのしっぽ、ライブシールド
ドルフィンミサイル、ライオンカノンミサイル
※ドルフィンミサイルは4個、ライオンカノンミサイルは6個が正式な数だと思われます…。
※紙製の頭脳獣の的も付属していましたが写真は欠品しています。

 

ライブロボ ライブディメンジョン合体計画書
すべてフルカラー写真の説明書。

 

 

ジェットファルコン / スカイマシン (Jet Falcon / Sky Machine)
レッドファルコンが操縦する鳥型戦闘機。ライブロボの頭部と胴体の1部を構成。
劇中名称はジェットファルコンですが、玩具ではスカイマシンという名前になっています。
主な武装はファルコンビームとファルコンクロー。

 

 

ジェットファルコン飛行形態
先端が鳥の頭部のジェット機ですが違和感なくデザインに溶け込んでいますね。
動物的なモチーフが入るのはジャッカー電撃隊のスカイエース以来。
とはいえ、スカイエースやその前年の「ゴレンジャー」に登場するバリブルーン、バリドリーンなどは動物型メカでしたが操縦するヒーローとはリンクしていませんでした。

 

ジェットファルコン サイドビュー
底部にタイヤがついているのでコロ走行できます。

 

 

ギミック1 ウイングの可変
大型母艦マシンバッファローから発進時は翼は収納しています。

 

ギミック2 ファルコンクロー
脚部を出し、先端を回転させクローを出すことができます。
ボルト戦闘機に直接ダメージを与える体当たりの攻撃方法。
特にクローを展開する部分はロボの変形合体に関係ない箇所ですが、再現するためにパーツが造形されているのがこだわりですね。

 

 

ファルコンクロー着陸状態
そのまま着陸形態にもなります。鳥型戦闘機らしい面白いギミック。

 

ファルコンクロー 劇中再現
劇中のファルコンクローはこれぐらい、キツイ角度でした。
※脚部パーツが機体と干渉するので腰を伸ばしています。

 

 


 

 

ランドライオン / ランドマシン ( Land Lion / Land Machine)
イエローライオンが操縦するライオン型メカ。ライブロボの腕と上半身を構成。
劇中名称はランドライオンですが、玩具ではランドマシンという名前になっています。
今回のヒーローとメカが明確なリンクをさせたことで誕生したデザイン。
劇中もプロップが素晴らしい動きを見せていましたが、その再現に迫る勢いで玩具も各関節が可動します。
ライオン頭部造形もソリッドでとてもカッコイイものに仕上がっています。

 

 

ランドライオン ローアングル

 

ランドライオン サイドビュー
メカらしくゴツゴツはしていますが、頭部から尻尾までライオンらしいしなやかさも表現されています。

 

 

ギミック1
ギミックというほどではありませんが、口が開閉します。
ライオンメカなら重要な可動ですね。

 

 

ギミック2
全部ではありませんが、4つ足に関節が多くついてます。
うまく動かせば劇中のように躍動感のある動きを再現できます。

 

ギミック3
背中のライオンカノンからミサイルを発射できます!

 

 


 

 

アクアドルフィン / アクアマシン ( Aqua Dolphin / Aqua Machine)
ブルードルフィンが搭乗する水陸両用型潜水艦。ライブロボの脚部を構成。
モチーフのイルカを取り込んだ魅力的な造形のメカ。イルカを2体合わせたデザインなのも秀逸です。

 

 

アクアドルフィン ローアングル
劇中のドルフィンは丸い目が発光していて、ちょっと新幹線の先頭車両のような魅力がありました。
メッキ仕様の後部スラスターと尻尾というのもアニマルメカらしくて素敵です。

 

アクアドルフィン サイドビュー
底部のタイヤを使ってコロ走行できます。
タイヤはプラ製で肉厚なしっかりした造形なのも特徴。
陸上でも勇ましく走行するドルフィンらしさを玩具でもしっかりと再現しています。

 

ギミック
機体から「ドルフィンミサイル」を発射可能。

 

 

合体ライブディメンション!

 

 

ランドライオンの変形

 

 

変形1
4つ足を後方へ曲げます。

 

 

変形2
前足を収納。
クリアランスギリギリですがストレスなくすっぽりと収まります。

 

 

 

変形3
後ろ足全体を伸ばし、カバーを開け、足先端を後部へ回転。パンチが出てきます。

 

変形4-1
ランドライオンの胴体を開き、尻尾を取り外します。(尻尾は残念ながら余剰パーツ)
胴体は内部にレールがあり両側が連動して開きます。

 

 

変形4-2
ライオンの顔がついているフロントパーツは角度を維持しながら胴体後部が見事に展開します。
ロボの体になるのが秀逸ですね。

 

 

変形5
ライオンカノンを付け替えます。

 

ランドライオン変形完了

 

ジェットファルコンの変形

 

 

変形1
ジェットファルコンの足を一度外に伸ばし回転させ、ライブロボの腰にします。
腰にしたときはガッチリ噛み合いグラグラしないようにロックがかかる構造。

 

変形2
ジェットファルコン背中にある黄色いボタンを押してロックを解除しつつ腰を下げます。

 

変形3
ジェットファルコン底部のライブシールドを取り外します。
ライブシールドはランドライオンの腕に装着します。

 

 

変形4
主翼と尾翼を畳みます。
劇中の合体シークエンスでは最後の工程ですが、玩具では翼と腕が干渉してしまうので合体前に畳みます。

 

この状態でランドライオンへ合体ディメンション!

 

 

変形5 ランドライオンと合体
ジェットファルコン、ランドライオンが合体!
腰パーツを上げロックします。

 

 

変形6
ジェットファルコンの機首を下げてライブロボの頭部が出現。

 

アクアドルフィンの変形

 

 

変形1
側面と後部のヒレを畳みます。
劇中のシークエンスには描写のない部分です。

 

 

変形2
頭部と胴体を折り曲げます。

 

 

 

変形3
裏側のカバーを開き尻尾を収納。

 

 

変形4
ライブロボ胴体とアクアドルフィンが合体!

 

超合金的合体図!

 

 

DX超合金 超獣合体 ライブロボ (Live Robo)
各部ロック機構が働きシステマチックにガッシリと合体。手足のバランスが良く正統派なプロポーション。
ライオンの後足はそのままなので腕も良く可動します。
そして最大のインパクトは胸のランドライオン。他作品ですが超合金のダルタニアス以来の胸ライオンロボです。
ライオンの頭部造形も非常に凝っているので見た目のインパクトも半端ないです。

 

DX超合金ライブロボ フロントビュー
ファルコン、ライオン、ドルフィンのバランスもいい感じです。
大きさは24.5cm。

 

ライブロボ 頭部造形
どうしても胸のライオンにインパクトをもっていかれますが、頭部の造形も凝っています。
特にシンプルな形状ながらV字の大きなアンテナは「スーパー戦隊シリーズ」のロゴを象徴しているかのよう。

 

ライブロボ 頭部造形2
前作グレートファイブと同じくパンチ発射のギミックはオミットされています。

 

DX超合金ライブロボ ややローアングル

 

 

ライブロボアクション!
ランドライオンの可動部がそのまま生きているので腕は良く動きます。
当時の戦隊ロボでは一番です。

 

ライブロボ 飛行ポーズ
短時間ながら飛行するシーンではジェットファルコンの翼を展開していました。

 

武器1 ダブルカノン/ライオンカノン
背中のカノンを取り外してライブロボに持たせることができます。
劇中では小型でシルバーでした。劇中ではダブルカノンという名称。

 

武器2 ライオンウィップ※嘘です
余剰パーツのライオンの尻尾は径が合うので手に持たせることができます。
開発された方のサービス精神が嬉しいです。
「ライオンウィップ」と勝手に命名してます。

 

ライブロボビーム!
胸ライオンから発生するビーム攻撃。
武器というわけではありませんが、ライオンの顔から放つビームはテンションあがりますね。

 

武器3 ライブシールド

 

武器3 ライブシールド 腕装着パターン
劇中の合体シークエンスはこの取り付け方でした。

 

武器4 超獣剣
ライオンの頭部付近に腕をかざし発生させる必殺剣。

 

必殺斬りは「スーパーライブクラッシュ!」
途中から「ストロングクラッシュダウン!」に強化されました。

 

 

腕の可動関節が広いため、超獣剣を出現させるポーズやかまえることもできます。

 

超獣剣&ライブシールド

 

前年のグレートファイブと並べてみました!
大きさはほぼ同じですが、ライブロボの方が手足がマッシブになっています。

 

スーパーミニプラで発売されたライブロボと並べてみました!
ライブロボがリメイクされて甦るなんて想像もしていませんでした。(2018年発売)

 

ジェットファルコン、ランドライオン、アクアドルフィンで並べてみました!
色分けはより劇中に近くなっています。

 

最後はポーズをつけて!
スーパーミニプラ化することで可動が増えたのが嬉しいですね。
さらに肩の取り付け位置とカノンの取り付け位置を変更すれば、より劇中に近いスタイルにすることもできます。
本当に最高!

 

ヒーローとリンクするメカが1つに合体!モチーフ=ロボでアップデートし続ける戦隊ロボのさらなる新スタンダード。
超獣戦隊ライブマン バンダイ DX超合金 超獣合体ライブロボでした。

 

 

original post from funtotoy 2013/05/11
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