超星獣要塞 ギガバイタス バンダイ
1998年発売 定価7980円
ギガライノス、ギガフェニックスに続き、大型母艦・鋼星獣ギガバイタスが登場!
DX超合金ロボが4体リリースされたギンガマンシリーズラストを飾る大型アイテム。
唯一超合金ブランドではありませんが、従来のビッグスケール母艦級となっています。
しかも変形するのでロボでカウントすれば実質5号ロボになります。
劇中ではギガホイール、ギガウイング10機を格納しましたが、さすがにDX超合金の格納はできず。
付属する10機のミニメカで格納・発進遊びが可能。
パッケージ裏
パッケージ側面
パッケージ 天面・底面
ギガバイタス付属品
説明書とミニメカ10機、ランナーパーツ(写真は切り取り装着済み)
シール台紙は紛失してしまいましたが、貼り付け箇所はわりと多めです。
ランナーパーツ
パーツは軟質素材で色が2種類。
とても小さく、紛失しやすいので注意が必要です。
ミニメカ分身獣 ギガホイールとギガウイング!
小さいながら造形はしっかりしています、特にギガウイングはとても細かいです。
ギガバイタスとミニメカ!
これら10機を完全格納。
格納するときはスクランブルモードにします。
鋼星獣ギガバイタス (GigaBitus)
海の惑星、バイタス星のサメ型星獣。
ギガライノス・ギガフェニックス同様、バルバンとの戦いで傷つき、ビズネラに改造され鋼星獣化。
劇中ではギガライノス・ギガフェニックス・ギガバイタスの3体がギンガマンの敵として同時に登場しました。
3体の関係性は明かされていませんが、星獣の時から仲間だったのでしょうか。
初登場時は邪悪なマスク姿の他2体と違い、造形はそのままに土をまとったような姿でした。
味方になった後は滝の中に身を潜めバルバン魔人を分析しているようです。
明確な意思はもつものの、他の星獣と同じくギンガマンと直接会話することはありませんでした。
ギガバイタス クルーザーモード
完全にメカの姿となっている分身獣とは違い、サメの意匠が入った大型母艦。
内部にはギガホイール・ギガウイングの合計10機を格納。
オーレンジャー・キングピラミッダーやカーレンジャー・ビクトレーラーなどの大型アイテムはありましたが、大型母艦はライブマン・マシンバッファロー以来。
各部にウィンドウのような装飾があるものの、他の分身獣と同じくギンガマンが搭乗することはありませんでした。
主攻撃は機体底部から発射するプラズマ光波砲。
ギガバイタス リアビュー
後部大型スラスターはシールで再現。
お気づきの方も多いと思いますが、インスパイア元となったのはサンバルカン・ジャガーバルカンです。
DX超合金ギガライノス・ギガフェニックスもサンバルカンロボとサイズが同じなど、鋼星獣はサンバルカンとの共通点が色々とあります。
ジャガーバルカンについてはこちらからどうぞ↓
サイドビュー
他にも、なんとなくですがターボビルダーやマックスマグマなど他の戦隊母艦に似た様な装飾も散見されます(思い込みかもですが)
フロントビュー
メカニカルな大型母艦かつ先頭に動物の顔というのはカッコいいですね。
フロントビュー2
母艦形態時のサイズは長さ約34㎝、幅約22㎝。
過去のビッグスケール母艦と同じくらい大きいです。
底部
大きなバー型車輪が底部に6輪装備!
コロ走行が可能です。
ギガバイタス詳細!
発進ギガバイタス!
ギンガマンのコールを受けて滝の中から発進!
ザバーンと海面を跳躍するイメージ!
一瞬の表情がインスパイア元のジャガーバルカンを彷彿とさせます。
口が開閉、バイティングアクション!
劇中でも生物的な動きで口をパカパカさせていましたね。
海底から一気に上昇し、上空のバルバンに噛みつき攻撃!なんて描写を想像しても楽しそう!
スクランブルモードへ変形!
滝から出撃したギガバイタスが地上に着陸!
変形1
グググっと半身がスイング!
サイドビュー
横からみるとこんな感じです、底部の車輪ユニットを下げ、半身を上方へスイングさせます。
変形2
肩を展開!
変形3
頭部を引き出します。
変形3-1
頭部下のパネルを押し込みます。
形状的に埋まってしまっているフェイスプレート見えるようになります。
ここは気持ちの良いところですね。
スクランブルモード 待機状態
ギガライノスのページでも書きましたが、ギガバイタスがバルバン魔人を分析。
ギガライノス・ギガフェニックスどちらが戦闘に適しているかを判断し出撃させます。
今日はどちらの星獣が活躍するんだろう?と見ているキッズ達が毎回楽しみになる優れた演出でした。
中央にあるギガライノスを示す表示板が点灯!
※光っているように画像を加工しています、実際は光りません。
左側面が展開!
側面のパネルを下げてギガホイールが出現!
ギガホイール2、3、4がスタンバイ!
展開したパネルがそのままスロープになります。
凄い細かい部分を気にするとギガホイール2とギガホイール4の位置(両サイド)が映像とは逆になっています。
中央と右側面が展開!
中央はパネルがそのままスロープに、側面は底部をスライドさせスロープを出します。
ギガホール1とギガホイール5が発進スタンバイ!
ギガホイール(ギガライノス)発進!!
劇中「ギガバイタスは魔人〇〇の攻撃に対して、〇〇が得意なギガライノスを選んだ!」という若本則夫さんのナレーションが最高!
中央にあるギガフェニックスを示す表示板が点灯!
※光っているように画像を加工しています、実際は光りません。
左腕が展開!
ギガウイング5がスタンバイ!
右腕が展開、ギガウイング4がスタンバイ!
中央が大きく展開、ギガウイング1、ギガウイング2、ギガウイング3がスタンバイ!
ギガウイング(ギガフェニックス)発進!!
劇中「ギガバイタスは魔人〇〇の攻撃に対して、〇〇が得意なギガフェニックスを選んだ!」という若本則夫さんのナレーションが入ります。
ギンガマンは若本さんのナレーションがあちらこちらで聴けるのも楽しみの1つですよね。
ギガホイール、ギガウイング全機発進!!
ミニメカではありますが、10機というのは凄いと思います。
中央部分
内部カタパルトにはモールドが造形、ギガウイングをそれぞれお固定するピンがあります。
腕部分
同じくカタパルトにメカニカルなモールドが造形。
左足、格納庫
奧にはギガホイールを固定するガイドが造形されています。
右足、格納庫
こちらも奥にはギガホイールを固定するガイドが造形。
スロープや格納庫にはモールドが彫られています。
中央、下段格納庫
こちらもスロープにはモールドが造形。
全格納庫オープン!
全機スクランブル発進!
ギガバイタス スクランブルモード (GigaBitus ScrambleMode)
大型母艦からタワー型のようなロボ基地へ変形。
母艦からロボに変形するタイプは戦隊シリーズでも初。
分身獣を発進させる為に変形しているので基本的に戦闘は参加せず。(過去にカーレンジャー・ビクトレーラーが同様でしたね)
フロントビュー
変形以外の可動部は特にありません。
変形後のサイズは約26㎝。
サイドビュー
底部の車輪を使ってコロ走行が可能!
劇中でも戦車のように走行していましたね。
バストアップ!
胸にサメ頭部がきているので迫力があります。
頭部アップ
頭部はサメ型の艦橋、フェイス造形はサメの歯のようなギザギザしたバイザー。
銀メッキでキラキラしてカッコいい反面反射してしまい素敵な造形が見えづらくなってしまっています。
しかし本当にカッコいい頭部造形です。
ヘッドアップ2
ヘルメット部分はサメ型のハットをかぶったような少しお洒落な感じにも見えます。
アンダービュー!
海外PowerRanger LostGalaxyではZenithCarrierZord(ゼニスキャリアゾード)というネーミングでした。
ギガバイタス怒りの進行!
宿敵ビズネラとの決戦ではギガライノス、ギガフェニックスを同時発進させ、さらにギガバイタスも戦闘に参加!
腕のバイタスキャノンを連射しました。
DX超合金のギガホイール、ギガウイングと並べてみました!
やはりこれら10機を格納するとしたら、劇中通りの方法でなくともかなり大型じゃないと難しいですね。
もし現実にビッグスケール版が実現していたらターボビルダー並みだったかも知れません。
実際に海外では発売が見当されていたそうですが、そうなるとクルーザーモードでもとんでもない大きさになりそうです。
DX超合金ギガライノス、ギガフェニックスと並べてみました!
3体の鋼星獣がそろい踏み。
ギンガマンのDXロボ(星獣)が大集合!
やっぱりギンガイオーはかなり大きめですが、ギガバイタスも横幅では負けていませんね。
5体のDX星獣たち!
ギガバイタスのインスパイア元となったジャガーバルカンと並べてみました!
ミニメカ格納なのでギガバイタスの方が小さめと勘違いしていましたが、並べてみると大きさはあまり変わりません。
むしろ横幅はギガバイタスの方が大きいです。
リアビュー
ジャガーバルカンの側面展開用のヒンジと似た様なものがギガバイタスにも造形されていますね。
構造的には必要はありませんが、デザインをリスペクトしているのがわかります。
フロントビュー
動物の意匠が入った戦艦って本当にいい良いデザインだと思います。
2大動物型巨大母艦のそろい踏み!
最後はギンガの森の星祭りの様子を再現!
29章(話)で行われたギンガの森祭り時の様子を再現してみました。
ギンガマン達を見守る星獣が素敵でした。
星獣はメカや守護神ともまた少し違う新しい概念でしたね。
10機の分身獣を格納したサメ型超大型母艦、その名も鋼星獣ギガバイタス!
星獣戦隊ギンガマン バンダイ 超星獣要塞ギガバイタスでした。
update2021-12-31
「次回の戦隊シリーズ更新までお待ちください!/Stay tuned for the next Sentai review!」